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**ニッコン e-建設経営通信 【第152号】**
■ Question
ある元請会社から「CI-NETで見積を提出してもらえるとありがたい」といわれて検討しておきますと答えておきましたが、CI-NETに関してほとんど知りません。CI-NETとはどのようなことを指すのでしょうか。
■ Answer
建設業界でコンピュータネットワークを利用した電子データ交換を実施している仕組みをCI-NET(Construction Industry Network)といいます。
標準化された方法でコンピュータネットワークを利用し、建設業の生産に関わる様々な企業間の情報交換を実現し、建設産業全体の生産性の向上を図ろうとするものです。財団法人建設業振興基金の建設産業情報化推進センターが中心となり大手ゼネコンとサブコンが実証実験と実務を通じて、企業間における商談や取引に必要な見積書、注文書、請求書などの情報を、CI-NETの定める規定による標準的な方法により、データ交換を行っています。最近、簡単に使用することができる「CI-NET Lites」という仕組みを開発しアプリケーション化などにより中堅、中小建設企業に推進を行っています。
例えば、総合工事業者が専門工事業者、商社などへ購買見積の依頼を行ったり、その回答に利用します。また、総合工事業者が設備見積を行う際に、専門業者から見積を受領するために利用します。このとき、取扱う資材品目が多いために、設備見積データの交換には標準化した建設資材コードが重要になってきます。
CI-NETを導入すると、CI-NETを導入している取引先からの見積書や請求書等の電子データで受け取り、そのまま人手を介することなく、自社システムへ取り込むことができます。しかもこのデータは全てCI-NET標準形式ですので各社対応が不要です。このように電子データを処理することでデータ入力作業が大幅に削減され、同時に転記ミスなども削減されます。
CI-NETを利用する会社は平成16年2月で約3600社あり、まだまだ伸びていく勢いです。是非とも導入の検討をしてみては如何でしょうか。
詳細については、財団法人建設業振興基金のホームページを参考にしてください。
http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/
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