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「そこに山があるから」
エベレストに消えたジョージ・マロリーの言葉として有名ですね。 私はこの言葉を 「そこに人類未踏の地があるから」 と訳したい。 なぜなら、彼の探検家、冒険家としての気持ちから出た言葉だと思うから。 「命を懸けて危険で過酷な山に苦しい思いをしてまでなぜ登りたいのか?」とたずねた女性記者にはマロリーの「そこにあるから」という答えはまったく理解できなかったでしょう。 フロンティア精神がない人には理解できない言葉だと思います。 未踏の地に進出していく事こそ、生き物(植物も細菌も生きとし生きるもの全部)にとって進化そのものだし、自分達の生存を確かなものにしていくために必要不可欠なものですね。 種としての生存範囲を広げようとしない生き物など存在しないと言っても良いかもしれません。 人類は宇宙、海中、海底、地中へと進出していくでしょう。 二年ぶりのアップだあ |
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ネパールのエベレスト街道トレッキングに参加することを決めてから、インターネットでネパールに関するいろんな情報を見ていました。 その中の一つに、ネパールとバンコクに定期的に滞在し、アジアの手織りの布を扱っている方のブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/hikaruno_seasonがありました。 ネパールの歴史や政治などからカトマンズ今の様子まで、写真と共に飾らない文体で読みやすく書かれていたので、時々読ませて頂いていました。
この方(hikarunoさん)のブログの記事の中に、童話の「白鳥の王子」に出てくるイラクサで編んだ布のことが載っていました。 ネパールでイラクサで編んだショールなどが作られているということで、興味をひかれました。 もし、カトマンズ観光中にイラクサショールを見かけたらお土産に買ってもいいな、と思っていました。 しかし、土産物として売られるものではないので観光地を巡っただけでは目にすることも出来ませんでした。
私がネパールトレッキングにに出かける頃、その方は肺癌を患い日本に帰国し入院したところでした。 そのようなこともあって気にかかり、帰国してからも毎日のように更新されるその方のブログを読ませていただいていました。
病状が少し回復してバンコクに滞在していらっしゃるのhokarunoさんにイラクサショールを注文しました。 帰国されるとすぐにイラクサショールを送ってくださいました。
下の写真はhikarunoさんが4月上旬に送ってくださったイラクサショールとアジアの布のポーチです。
hikarunoさんは、その後また入院し、治療に専念なさってい たようで病院からもブログを綴られていらっしゃいましたが、
5月9日を最後にブログは更新されなくなりました。
hikarunoさんのブログの友達がお見舞いに行かれて、二度目に行った時には、もうその病院にはいらっしゃらなかった、と書き込んでおられました。 胸騒ぎを覚えていたところ、
hikarunoさんのブログに「御礼」という新しい記事が載りまし た。 hikarunoさんのご友人の方の書き込みでした。
パシュパティナートで見たパグマティ河畔を思い出しました。
ネパール、タイ、ブータンを愛したhikarunoさんは今そちらの
空の下にいらっしゃるような気がします。
私の冗長なネパールトレッキング紀行文をお読みいただきありがとうございました。
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20時過ぎに宮廷料理店を後にし、21時前には空港に到着。
空港で搭乗手続きをして、順番にトランクも預けますが、荷物の計量をしている係りの方に添乗員さんが時々何か通訳しているようでした。 添乗員さんがちょっとその場を離れた時にトランクを預けた方が、なかなかトランクを受け取って貰えず困っているようでした。
後でその方に何だったのか聞いたら、重量オーバーだったので50ルピー(約60円)を賄賂として渡したのだが、係りの人が、周りからは見えないように体の脇に腕をぴったりつけて手のひらを上にして指をカモンカモンという感じに動かして「もっと」と賄賂を要求していたのだとか。 でも、ルピーはもう持っていなかったので困っていたら、後ろに並んでいた方が「早くしろ」と係りの人に言ってくれたので、その金額であきらめてくれた、ということでした。
添乗員さんが通訳していると思ったのは、実は係員に賄賂を渡して重量オーバーのトランクを受け入れてもらっていたのでした。 あらら。
そういえば、ガイドのバイラジャさんが、ネパールでは賄賂が当たり前という話をしてくださっていました。 バイラジャさん自身、運転免許を賄賂でとったとか。 筆記試験は点数さえ取れれば合格なのだけど、路上試験は試験官に賄賂をわたさないと合格にしてくれないとか。 国にお金がないので、公務員は給料だけでは生活できず、特権を活かして何とかしなさい、ということになっているんだとか。 なんともはや。
運転免許の話で思い出しましたが、ネパールの道路事情もあるのでしょうが、車の運転方法が、前方に割りこめる隙間が少しでもあると入っていって進む、という感じです。 後ろの車がぴったりくっ付いてくるのでバックはしたくても出来ません。 進めないとクラクション、割り込めないとクラクション、無理やり割り込んできた車にクラクション。 これではクラクションがうるさいばかりで、その音に麻痺してしまい、危ないという気がしなくなってしまいます。
それから車ですが、ほとんどの乗用車のフロントガラスの上部には「SUZUKI」か「TOYOTA」と大きく書いてあります。 違うメーカーでもそう書いてあるとか。 もうデザインの一つになっているようでした。(写真撮って来るんだったなー。)
下の写真はトリブヴァン国際空港内。 薄暗い感じです。 お店も1、2軒あるだけ。
残っていたルピーで絵葉書を買いました。
待合室で待ちますが、多くの乗客で、それほど広くない待合室はいっぱいです。 でもよく見ると奥のほうに ところどころ空いている椅子があったので、なんとか座ることが出来ました。 椅子はパイプ椅子です。
ここで一時間ほど待ったでしょうか。 23時過ぎ、ようやく搭乗のためバスに乗り飛行機の近くまで行き、タラップを上って機内へ。
24時55分 ダッカ着。 26時00分 ダッカ発。
ラードを使った宮廷料理が効いたのか、便秘気味だったのですが解消、ちょっとゆるめ。
ネパールでは紙は流さなかったので、流すことに抵抗を感じました。
3月4日 5時05分(ネパール時間)8時20分(日本時間) 香港着
右は香港の空港。 床はピカピカ。 お店は数え切れない程。
自由に使えるパソコンまで置いてあります。
10時半(日本時間) 香港発 一路、成田へ。
飛行機に乗り込むとき、新聞があったので、一部いただきました。
9日ぶりの新聞です。 地震と津波のことが一面に大きく載っていました。 2月27日にチリで地震があり、日本にも津波がくるというので大騒ぎになったようです。 浦島太郎になった思いがしました。
添乗員さんとは成田でお別れです。
高山病になった私が添乗員さんに一番ご心配をおかけしたのではないか?と思っていたので、最後に一言お礼を言いたいと思っていました。 成田に到着してからでは、お話できる時間はないだろうと添乗員さんを探すと、映画を見ながらくつろいでいらっしゃいました。 私が話しかけようとすると、すぐにヘッドホンを外し、見ていた映画も消して「どうかなさいましたか?」とサッと対応してくれます。 ヘッドホンを外すだけで十分だと思うのですが、すばらしいサービス精神だと感心しました。
シェルパの方達、宿のご主人達にも共通しますが、自分がしている事・仕事を止めてサッと客の私達の要求に応えてくれ、自分に出来ることなら何でもして差し上げますという態度で接してくれます。 これは見習わなければいけない点だと感じてきました。
14時頃 成田着。
迎えのバスに乗り、添乗員さんに見送られて、14時40分、成田を後にしました。
バスに乗ると、運転手さんが日本食が懐かしいでしょうと、なんと漬物を持ってきてくれていました。 この気の利いたサービスにみんな大喜び。 バスの中でお茶と漬物をご馳走になりました。
高速のサービスエリアで、やはり日本食が一番と、夕食に各々そばやラーメンを食べ、21時半に地元に到着。
迎えに来てくれた夫の車に乗り、22時に自宅に着きました。
グレイス(ペットの犬)が大喜びで出迎えてくれるかと期待していたのに、私にではなくトランクの方に駆け寄り、しきりに臭いをかぎます。ちょっとがっかり。 トランクに入れた登山靴にゾッキョの糞の臭いがついていたので、それが気になったのでしょう。
早速、荷物を開けて旅の話をしながら、お土産のお披露目。
夫も義母もお土産を気に入ってくれました。 よかった。
今までにないほど楽しく思い出深い9日間の旅が終わりました。
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夕食は宮廷料理店でです。 そして、その後まっすぐトリブヴァン空港に向かうことになっているので、荷物を全部持って18時にフロントに集合。
ラッパさんが見送りに来てくれいて、全員に旅の安全を祈る「カタ」(絹布)を掛けてくれました。
10分程でお店に到着。 店の入り口で華やかな衣装を身に着けた奇麗な女性から額に赤い印(ティカ)をつけてもらって入店します。
テーブルに着いてテーブルクロスがちょっと湿っぽいのに驚きました。 生乾き? 予備がないのでしょうか??
チャンというお酒は、女性スタッフが高い位置から平たい小さな杯に上手に注いでいってくれます。
庶民のダルバート・タルカリ(ネパール定食)と変わりない感じです。 食材に鶏肉が使われていたりするところが高級なのかもしれません。
お皿に食べ物がなくなった頃、新たに一回り大きな金属のお皿が運ばれてきて、今度はご飯(ネパール米)と、やはりカレー味の野菜や鶏肉の煮物、カレー味の漬物等
がサービスされました。
最後に紅茶と香辛料の入ったヨーグルトが付きました。
食事を頂いている間、壇上ではショーが繰り広げられています。
左は上から見た客席。 壇に直角に三列、長いテーブル席が並んでます。
私達は一番先に店に入ったからか、中央の一番良い席でした。 私は前から二列目の席につきました。 特等席といった感じでしょうか。
お客さんは外国人の団体客ばかりのようです。
左端のグループの中に、ルクラ飛行場で見かけたインド人の紳士がいる事に気がつきました。 凄い偶然に驚き、機会があったら声を掛けたいと思いました。
その後、あちこち客席を回って歩き、最後にはSさんを壇上に引っ張りあげて(Sさんが追いかけて上がっていって?)二人で楽しいひと時を演出していました。
私達はこれから空港に向かわなければいけないので、最後までショーを見ている時間がありません。 そろそろ出なければ行けない時間ですが、ここで
ぞろぞろと抜け出すとこの場がしらけるし、なんか物足りない感じになるなー、などと思っていると、添乗員さんがシェルパが何度も歌い踊ってくれたリッソン・フィリリをリクエストしてくれ、みんなで壇上に上がって踊ることになりました。
これで、みんなも満足し、場もしらけさせることなく店を後にすることが出来ます。 添乗員の I さんの配慮は流石だなーと思いました。
でも、それだけで通じるものですねー。 「oh!」とすぐに気づいてくれ、一緒の人達に「my friend」と紹介してくれました。
時間がないので、写真を一枚撮ってもらってすぐさよならでしたけど、楽しい一瞬でした。
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バスでお土産屋さんに向かいます。
添乗員さんは、今から行くショッピングセンターより、紅茶や胡椒、岩塩などは市場の方がずっと安いので、ここはあまりお勧めではないようなことを言っていました。 でもショッピングセンターに行けばネパールのお土産は何でもあるので一箇所で買い物が済むし、質の良い高級品も安心して買えるし、トイレも数があって、ゆったりのんびり買い物をするには良いということのようでした。
何の変哲もないアパートのような建物の前でバスが止まり、添乗員さんから「ショッピングセンターはこの上ですから、階段を登って行ってください。」と言われコンクリートの階段を登り二階に行きますが、看板も何も出ていません。 二階の部屋のドアが開いていて、中で若い女性数人が暇そうに壁際の椅子に座って談笑しているのがみえましたが、お土産屋さんには見えません。 三階なのかな?と思い、階段を登ろうとしたら、若い女性達が立ち上がり日本語で「こちらです。どうぞ。」と中に案内してくれました。
外国人専用のお土産屋さんのようです。 ビルの外には看板も何もないし、部屋の前にも何もないのです。
これでは知っている人しか来れないでしょう。 でも現地の人は来ないでしょうから、防犯の面からはこの方がいいのでしょうね。
入り口は狭いのですが、奥に長〜いお店で、二階のフロア全部を占めているようでした。
右の写真はカレンダーです。 250ルピー(約350円)でした。
ここでも値段の交渉はでき
手持ちのネパールルピーが足りなかったので、円で清算してもらいましたが、なんだか高いような気がして後で計算してみたら、レートが(ルピー)1:(円)1、2なのに1:1、4になっていました。
抜け目がないというか・・・。
自分で計算機を持っていって、こちらで値段を提示してみせるのが一番良い方法でしょうね。
ここにはパウダー状の胡椒がなかったし、やはり街中でお土産を買いたいという方達がいらっしゃったので、一時間弱でここを引き上げ、3時半には一旦ホテルに戻り、希望者だけ4時にフロントに集まり添乗員さんと一緒に買い物に出かけることになりました。
私はもちろんですが、ほとんど全員が出かけました。
添乗員さんお勧めの紅茶屋さんは、店の間口が2mもなく奥行きも4m程の狭い店でした。 同じような狭い店が通りを挟んでたくさん立ち並んでいます。
皆さんが紅茶やお香を買っている間に、私はキャップを買いたいというMさんと一緒に今来た道沿いにあった帽子屋さんに向かいました。
Mさんがキャップを選んでいるうちに、私は今自分が被っているネックウオーマーにもなるスエットの帽子と、毛糸の帽子を取り替えてくれないかと、交渉してみました。 店主は私の帽子に興味を持ってくれましたが、さすがにしっかりしていて、毛糸の帽子にはスエットの裏地がついているので150ルピー足してくれたらOKといことで交渉が成立しました。
ホテルに戻る途中にスーパーマーケットがありました。 入ってみると、お客さんはほとんど外国人のようで、警備員も店内を巡回しています。 ここでお土産にインド製のチョコレート(ネパール製はありません)を買いました。
Mさんとホテルに向かいますが、同じような店がごちゃごちゃと立ち並んでいて、曲がり角で一瞬どちらに行けばいいのかわからなくなってしまいました。 こっちでいいんだよね〜?などと おそるおそる歩いていくとホテルが見えてきてホットしました。 いや〜街中が迷路のようです。
5時半ごろにはホテルに戻り、買ってきたお土産をトランクに詰め込みました。
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