徒然なるままに… モンペリエ通信

ずっと更新しないで放置してしまっていたけれど、近々再開予定?

全体表示

[ リスト ]

女王メディア

イメージ 1

蜷川幸雄演出、大竹しのぶ主演『メディア』観てきました。

この舞台の原作は『女王メディア』というギリシャ悲劇作品で、その生みの親は、彼のアイスキュロス、ソポクレスと並ぶギリシャ三大悲劇詩人のエウリピデス。(このエウリピデスは『トロイアの女たち』『バッコスの信女たち』『エレクトラ』『ヘラクレス』などの有名なギリシャ悲劇を多く生み出している。)

この悲劇は、コルキスの女王であり魔法使いのメディアが、ギリシャ神話の英雄の1人イアソンと恋に落ち、故郷を捨て、数々の困難を乗り越えながら、コリントスへと逃れる。
メディアイアソンの2人は子どもと共に仲睦まじくコリントスで暮らしていたが、コリントスの王クレオンは冒険家イアソンの評判を聞きつけ、自分の娘にと彼を望む。
そして、イアソンは「王」という座に目が眩み、それを承諾し、メディアと子どもを裏切り、コリントスの王クレオンの娘の元へ。
最愛の人に裏切られ、絶望し、激しく嫉妬し、怒り狂うメディア
さらに不幸は重なり、クレオンは自分の娘の幸福のためにメディアとその子どもたちを国から追放しようとする。
だが、メディアは、クレオンに追放に1日の猶予をくれるようにと嘆願し、その猶予をもらう。
そして、賢女メディアは、その1日で、いかにすれば心変わりした最愛のイアソンを苦しめ、自分からイアソンを奪ったクレオンとその娘に復讐ができるのかを思案し、ある恐ろしい計画を思いつき、それを遂行する………。

この蜷川幸雄の『メディア』の舞台は、舞台の半分以上に水が張り巡らされ、そこにいくつもの蓮の花が咲いていて、とても神秘的な雰囲気が漂っている。
そして、その舞台に張り巡らされた水のおかげで、照明が水に反射し、何とも言えず綺麗だ。

さらに、何といっても凄いのは、大竹しのぶ!!

普段、ポヤァ〜とした小柄な彼女のどこから、あのような雰囲気、声が出るのだろうか?
狂女をやらせたらこの人の右に出るものはいないというくらい迫力があり、「凄い!」という一言に尽きる。
他の役者がみんな大根に見えてしまったくらいだ。笑。

それとイアソン役の生瀬勝久についてだが、彼はどちらかといえば、仲間由紀恵主演のドラマ『TRICK』のヅラの刑事役などの喜劇的イメージが強かったが、以外にも『メディア』のようなシリアスな作品でも、違和感はない。
生瀬勝久という役者はこういう役も出来る幅の広い役者なのだと感心したが、だが、今回は完全に大竹しのぶに喰われていたといっても過言ではない。
それくらい大竹しのぶは凄かった!

つまり、この舞台は、乗りに乗った大竹しのぶの凄さを思い知らされた作品だった。
だが、作品のストーリー上、少し重かったかな。苦笑。

(掲載写真は[theatre COCOON]の蜷川幸雄『メディア』より)

閉じる コメント(5)

顔アイコン

大竹しのぶ.....凄そうです。

2005/5/31(火) 午後 11:06 [ nan*oka**rudesh*w ]

ええ、とても凄いです。笑 コメントありがとうございます。脂の乗った大竹しのぶは一見の価値あり!ですよ♪

2005/5/31(火) 午後 11:15 ひろみ

顔アイコン

え!!観たい!!重い内容とかなら週末かなぁ〜。いろいろ考えちゃって眠れないから…笑。

2005/6/8(水) 午後 6:08 wat*sh*_ib*r*01

イバラさん、コメントありがとうございます。機会があるなら、是非見に行ってみて下さい。ギリシャ悲劇はやはり重たいですよ。

2005/6/8(水) 午後 9:42 ひろみ

初めまして 天といいます。
トラバさせて頂きました^^
傑作(  ̄∇ ̄)σ”凸ポチッ

2009/7/11(土) 午前 2:05 ☆天☆

開く トラックバック(1)


.
ひろみ
ひろみ
女性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

海外・語学

ALL GENRE

お役立ちブログ

料理・レシピ

音楽

PHOTO

映画

ブログバナー

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事