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岩ちゃんのガラクタ倉庫
ジャンク品もう買いません。← 嘘つけw

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先週の事ですが、いつものH/OでジャンクなCDプレーヤーに出会ってしまいました。
今回のブツはKENWOODの中堅機、DP-1100Dです。
年式は1986年のモデルになります。もう今年で30歳ということになるのですね〜
(笑)

お値段は非常にお手頃な540円。
すかさずゲットです(爆)
持った時のズシっとした重さから安物ではない事を伺わせます。
確認症状「トレーが出ない」そうです。
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持ち帰って確認しますと、表記通りモーターが一生懸命唸っていますがトレイが開く様子がありません。

これはベルトですね、って事で裏のカバーを外します。
驚いたことにメカのマウントはアルミダイキャスト製で非常にがっしりとした構造になっていました。
開けて第一声は「凄いな」の一言(笑)
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しかも素晴らしいメンテナンス性です。
裏板を外せばすぐにベルトに御対面できます。
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伸びきったベルトを掛け直して修理完了です(爆)
その前にプーリーも汚れが付いていますのでアルコールで清掃しましょう。
ものの3分もあれば作業出来てしまいます(^^;
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これだけで再生はOKとなってしまいました。
実に手の掛からないジャンク品で、こりゃ大当たりだと調子に乗ってCDを掛けっぱなしにしていました。
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そうしていると・・・

バリバリバリバリ、ブツ、ブツ・・・・・

急に音が割れ出して途切れ途切れになってしまいました。
さらに、CDが24倍速のCD-ROM並みに超高速回転して暴走しています(笑)
まずいので慌てて電源を切りました。

はてはピックアップが逝ってしまったのかと諦めかけました。
たった数時間の命、最後の力を振り絞って音を聞かせてくれたのかい(爆)

でも、私は諦めないよ。
だってさっきまで元気だったじゃないか!

基板を触診しているとこの部品(レギュレータ)を手前に動かすと再生が正常になりました。
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しかし、先程ベルト交換した際に、発熱でハンダ割れが予想されるレギュレータは再ハンダしました。
そのため手前に倒した際に基板が反る事で、症状が変化するのではないかと考えました。

ひっくり返して基板をじっくり点検すると、ありましたハンダクラック。
かなり派手に割れています。
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表側から見るとSTA341Mというトランジスタアレイが付いています。
これでモーターをドライブしているためハンダ不良により異常動作を起こしていました。
ハンダを修正したところスピンドルの暴走は完全に治りました。
動作中に触ると結構発熱しています。これだとハンダ割れは十分考えられますね。
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オシロでアイパターンを確認してみます。
RF信号の取り出しポイントはメカ側の基板にあります。
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少しボケ気味といった感じでしょうか。
多少ピックアップはヘタっているようです。こればかりは古いモデルなので仕方無いですね。
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そのピックアップですがメーカーがわかりません。
このタイプは見たことが無いので・・・。
ケンウッドなので東芝製でしょうか?
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音質についても、非常にキレの良い透明感のある音を出していて悪くないなと思いました。
シングルDACであるにも関わらず音場や定位感も良好です。
1986年となると、競合他社で積分型DACを採用しているモデルは少なくなってきていました。
(抵抗ラダー型のPCM53/54、PCM56がその多くを占めていた)
枯れたチップと言える積分型DACを使ったプレーヤーとしては最後の世代であり、完成の域にあるのではないかと思います。
高調波歪率0.0015%というスペックは現代のCDプレーヤにも勝るとも劣らない値です。

〜内部について〜
DACはお馴染のSONY製CX20152、シングルDACです。
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デジタルフィルタはNPC製 SM5802B
2倍オーバーサンプリングです。
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CD用のDSPも旧式の第2世代チップCX23035が使われています。
その為SPDIF出力を実現するためにバイフェーズトランスミッタIC CXD1075を外付けしています。
当時最新の第3世代 CXD1125を使えばワンチップで済んだのになぜ旧式チップを使ったのでしょうかね?
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たった540円でこの音なら文句なしに満足な買い物でした。
2倍オーバーサンプリング辺りまでの音質は素直で私は特に好きですね。
これだから古いCDプレーヤー集めはやめられません(^^;
先週末、秋葉原にリモコンを注文しに行きました。
いつものようにジャンク通りをふらふらしていると、ポータブルDVDプレーヤーが
500円のかごに放り込まれて売られてました。
もしや?っ閃き、全て蓋を開けてピックアップをチェックしました(^^;

ビンゴ!三洋製ピックアップ搭載機がありました。
当然ジャンクなので問題は生きているかどうかですが(爆)
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かごの中には全部で20台位あったと思います、その中で三洋製ピック搭載機は1台しかありませんでした。
日立のHOP-120Vが多かったのは最近の主流なのでしょうか?

もちろん500円で購入してきました。
ヒンジが壊れていて誰がどう見てもゴミにしか見えません(笑)
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ピックアップを外す前に一応動くか確認してみます。
充電後DVDを再生させたらまともに動きやがります。CDもOKでした。
ピックアップが生きていますので目的は果たせそうです。
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一応型番です。
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早速ピックアップをモギ取るため分解していきます。
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必ず静電破壊防止のショートランドにハンダを盛ってからフレキケーブルを外してください。
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摘出したメカをみてみますと、
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何と、三洋製ではないぞ!!
型番もSF-HD850 ではなく EP-HD850と書いてあります。
三洋のHD850の同等品というのは予想できますが、EBG?GEB?ってどこのメーカー製でしょうか?

もしや三洋のライセンス品?見た目やシールの印刷は本物そっくりです。
それとも、やっぱり中国製プレーヤーから抜いたものなのでパクリ品なのでしょうか。。
SONYのCD用ピックアップは中国製のパクリ品が多数出回っているのを知っていましたが、DVD用ピックでも同じなんですね。
SONYのパクリ品は明らかに印刷や基板が異なりすぐに判別出来ましたが・・・。

正直、こんな訳のわからん部品使いたくないという気持ちもあるのですが、一応生きている事だし、まずは動くか確かめたいので(爆)載せてみる事にしました。

その前に油っぽいメカを脱脂しておきます。
そこかしこにオイルを吹いたようで、トレイの前飾りの裏までべたべたしていました。
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EP-HD850をメカに組み込みました。
表から見ただけでは全く三洋製と見分けがつきません。外して裏を見なければOK(爆
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RF信号の取り出しポイント

光ピックから読み取った信号をオシロで確認するためにリード線をハンダして引き出します。
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メカを本体に戻した後、最後にショートランドのハンダを取り除きます。
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組み立てて、さて、動くでしょうか。
OKです!!
CD、SACD共に一発で読み込んで再生も問題ありません。
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レーザー電流値の確認
交換した光ピックアップが劣化していないか確認します。
そのためにテストモードに入ります。
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CD側 42.72mA
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DVD側 40.15mA
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電流値は大体40mA前後となるようです。
この値を初期電流値としてEEPROMに記録し、現在の電流値が1.5倍になった時をピックアップの寿命と判断し交換するようにサービスマニュアルで指示されています。
元々付いていた故障ピックアップの初期電流値はCD 38.34mA、DVD 36.41mAでした。

RF信号を確認してみます。
この波形を見れば正常にディスクを読めているかどうかをアナログ的に判断できます。
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各ディスクのアイパターン波形
DVD
CDに比べるとボケているように見えますがDVDはこんなものです。
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SACD ハイブリッド盤
反射率が低いためなのか振幅が小さいですね。
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CD とてもきれいなアイパターンです。
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波形が綺麗に出ない場合はスキュー調整を行います。
ロックされた六角ネジを再生しながら回してベストポイントを探ります。
カセットデッキのアジマス調整と同様に非常にシビアな作業となります。
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このようにカバーを開けたまま動作させますのでレーザー光を直視しないようにくれぐれも注意をしてください。
(真上から決して覘かない、レンズから30cm以上の距離を取る事)
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結果的に500円で復活できました。
諸費用は、
本体10,800円+ピックアップ500円+リモコン4,320円=合計15,620円
1.5万でSACDプレーヤーの動作品なら上々でしょうかねぇ?
どのみち予備のピックアップは確保しておきたいと思います。
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実はSACD機はマランツのSA8260を既に持っています。
もう5年以上使っていますが、これもジャンク品を自分でピックアップ交換して修理したやつだったりします(笑)
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2台で聴き比べしてみようと思います。
如何せん手持ちソフトが少ないので図書館で借りてきます(爆)
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先日H/Oで見つけてしまいました。

「CD読み込みません」10,800円

外観は少しヤニっぽくて黄色味がかっています。
おまけに前オーナーがトレーを無理に引き出そうとしたのかトレー前面カバーに
細い傷が無数についています。
本体だけでリモコンはありません。
通電しテストしてみますと申告通りの症状でした。

正直、高いですよね。
はっきり言ってジャンク品に万札を出すのは逝かれていると思います。
(いまだに10年以上前のH/Oの感覚が頭に染みついている私なのです・・・)
最近は随分と値段が上がりましたので、そんなこと言ってたら何も買えなくなりました(^^;
それにしてもホント最近は高いですよねぇ。
修理出来なかったら1万円のゴミです。

で結局、悩んだ末に買ってしまいました(爆)
こういう輩がいるからどんどん値段をあげていくんだよなぁ。
自分も偉そうなこと言っていられませんね...(汗)

買ってきたら早速開けてしまいました。
うわっ、、
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ギョエェー!
ビスがないじゃないか!(怒
これは中身をいじくり回された最悪のジャンクかもしれません。
本当に1万円のゴミを掴んでしまったかー(怖)
見た時、一瞬寒気がしました(マジで)
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ネジ山は潰れているし、ドライバーを滑らせたのか?傷だらけになっています。
開けた人の技量がわかります(^^;
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ちなみに欠品のM2ビスは本体を逆さにしたら転がり出てきました。
ショートしなくて本当に良かったです。

メカの取り外し方
フロントパネルを外すにはトレイを下記画像の位置にして隠れているビスを外します。
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電源SW周りのコネクタ3つとケーブルクランプを解放します。
また、反対側の表示部からのフレキケーブルも外しておきます。
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フロントパネル上部と下部のビス計6本を外すと分離できます。
トレイの上をまたいでいるビーム(梁)を外します。
メカデッキの固定ビス2本を外し、右側のフレキケーブルを解放します。
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メカをゆっくりと持ち上げます。
大変作りのしっかりしたユニットで、思ったより重量があるので気を付けます。
底の基板にケーブルが繋がっているので外します。
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メカが外れました。
メカシャーシは亜鉛ダイキャスト製でしょうか?かなり剛性の高そうな作りになっています。
小型な割には7Kgと重量があるのもこのメカのせいですね。
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M2のビス6本を外しカバーを開けてみます。
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なかなか凝った構造になっています。
トレーを動かすためにタイミングベルトや断面積4mmもある極太のゴムベルトが使われています。
ただ、この機種トレー関連の不具合が頻発しているようです。
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ここでも嫌なものを見てしまいます。
やたらと油っぽいです、このメカ。
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前オーナーがメカにオイルをスプレーしたようです。
ディスクを読まないからオイルをふり掛ける??その発想は私には理解できません。
自転車のブレーキがキーキー五月蠅いからとオイルを注油するのと同じでしょうか
(核爆)

笑い話みたいですが、本当にそういう事する人が世の中にはいるのです(笑)


トラバースメカの全体像
高回転を要求されるDVD(SACD)メカですから、スピンドルはブラシレスモーターで耐久性も考慮されています。
ちなみに、この部分のメカはDENONのオリジナルではなく、東英 TDT-2000S/T
がOEM採用されています。
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ピックアップの取り外し
一応、静電破壊防止のショートランド処理をしてから外します。
既に死んでいる事を確認済みなら不要ですね(笑)
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ビス2本を外しエンド部の金具を外します。
イモネジはピックアップの傾きを調整するためのもので、レールを押し込む方向で
調整でき、ねじロックされています。
触る必要はありません。金具を元に戻せば調整もそのまま元通りです。
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レールを押さえる金具を外します。
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フレキを解放し、レールごとピックアップを取り外します。
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付いていたピックアップは三洋のDVD用ピックアップ SF-HD65でした。
これは汎用部品でいくらでも手に入ります。
ホームセンターやドン・キホーテで売っているような安物のDVDプレーヤーと同じ部品なのです。

何だよ!安物かよ!と思われるかもしれませんが、ピックアップは消耗品、
簡単に入手できる汎用部品はかえってメリットです。
部品が特殊すぎて入手できず、修理を諦めざるをえない名機はたくさんあります。
それらと違い、汎用部品ならすぐには枯渇しません。
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また、Webで調べますとSF-HD65は、HD60、HD62、HD850と互換性があるようです。
国内でSF-HD60が2700円程、eBayでSF-HD65は$7ほどで売られています。
それからリモコンが付属してこなかったので注文しようと思います。
こちらもWebで調べると定価は4,000円(税別)のようです。
明日にでも秋葉に行って注文してきます。

弄られていますが、何とか復活出来そうな感じがしました。
ピックアップ入手後、続編といたします。

CDP-701ESのDAC化改造

ついに実現しました。

かねてから実現したいと思っていたCDP-701ESのDAC化。
WEB上で高速化事業部様が情報公開しておりますので私も参考にさせていただき、
改造に成功しました。
イメージ 3

実はソニーのCDPってあまり好みの音ではないんですね。
(私個人的な意見であり、決して悪い音だとは思いませんよ)
CDP-701ESはそんなソニー製CDPの中でも特にお気に入りの機種の一つでもあります。
そのため3台入手して手元に置いてあります(爆)
しかし、稼働機の2台もピックアップのヘタリを感じたり、LPFの故障を経験しており
ベストコンディションを維持する事は困難になってきています。
近い内に寿命が来るであろうメカがダメになっても大丈夫なように1台はDAC化しておきたいなと以前から考えていました。
そこでジャンク品(3号機)を入手して改造に踏み切る事にしました。

稼働機の2台はDACがCX20017の後期タイプで、今回改造のベースに使用した機体は
CX890の初期タイプです。
前期と後期で音が違うみたいですので、後期型しか聴いたことが無い自分には初めての音になりそうです。

まだ製作途中なので中が雑然としております(^^;
要らないメカ部やシスコンの基板は取っ払っています。
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ちなみにこの機体は入手時、既にピックアップがもぎ取られていました。
他にもディスプレイのロケーションインジケータ用サブマイコンが逝かれており表示が出来ない、
トレイの破損、電源コードが途中で切断されているなどかなりのジャンクでした。
そのかわり部品取り用としてとてもお安く入手出来ました。

ピックアップが無いのでCDPとしては復活できませんがDAC化には関係ありません。
こういったジャンクの方が気兼ねなく改造できるので私にとってはかえって好都合です(笑)


製作したDAI回路
イメージ 2

オリジナルではTC9245Nを使用しておりますが、だいぶ前に秋月で入手出来なくなりましたので代わりにパイオニアのPD0052を使用しました。
っと、思ったら秋月で在庫が復活していました。
早速秋葉にて確保してきました。。
PD0052だと同軸入力の際にレベル変換が必要になるのでバッファを入れないといけませんが、TC9245Nはそのまま接続できます。
ミューティング出力も負論理のため701ESと組み合わす場合、PD0052のように反転させる必要もありません。

*DAIの製作にあたっては高速化事業部様のHPを参考にさせていただきました。
有益な情報を公開頂き、この場を借りてお礼申し上げます。
製作者様の意向を尊重し回路図等は掲載致しません。

背面はこんな感じです。
イメージ 4

ケース加工が面倒なので、元々の取り付け穴を利用し無加工で固定できるように工夫してみました。
入力ソースのスルー出力は多分使わないので不要かなと思い付けていません。
同軸ジャックはビデオ用しか手持ちに無く黄色なのがちょっとダサいですね(笑)

こんな組み合わせもアリでしょう?
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33年前のCDP(DAC)と今時のシリコンオーディオプレーヤのコラボ(笑)
もちろんハイレゾには対応しておりません(爆)
再生側は今風にPCでUSB‐DDCなどでも良いでしょう。
この方が音質的にさらに良くなる気がします。

その音質ですが、聴いてびっくりしました。
これ、本当に音が良いのです!!
一聴してわかる、包み込むような音場感とリアリティ。
物凄い情報量で立体感が際立っています。
この音が30年以上も前の製品から出ている事が信じられません。
ノーマルのCDP-701ESでCDを再生した時と比べても、明らかにDAC化した701ESの方が高音質です。後期型なので正確な比較対象にならないかもしれませんが。

CDに記録されたデータを一切加工しない、701ESの16ビットノンオーバーサンプリングDACの音質は、CDの本当の音質を再現してくれるように思います。
CDだって捨てたものじゃないなと思いました。
ハイレゾ・ハイレゾと騒いでいますが世の中に出回っている音源の殆どは44.1KHz
ですよね。
ハイレゾに行く前にCDの本当の姿を聞いておきたいものです。
DAC化した701ESはまさに、ありのままを再現してくれます。

この音を聞くと、その後のオーバーサンプリング競争に意味があったのか考えてしまいます。
前回メカの修理を完了して再生が出来るようになったPD-9010X。
当初より歪みっぽい音がして、そのまま鳴らしていたら片チャンネルからプッツリ音が出なくなってしまいました。
その原因を突き止めると画像の部品「LPFモジュール」の故障でした。
金属製の立派なシールドケースに入っております。
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しかも、タチが悪い事に内部が樹脂で埋没されているのです。
コイツが修理を拒んでいます。。
もちろん修理する事など考えられていないユニット部品なのですが。
さて、どうやって基板を取り出すか考えねばなりません。
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そして過去の失敗が頭を過ります。
以前ソニーのCDP-701ESで同じようなタイプのLPFモジュールの故障に遭遇し、
分解修理のため殻割りを試みたところ見事に破壊してしまいました。
この埋没されている樹脂が非常に硬く、削り取ろうにも硬過ぎて全く歯が立ちません。

そこで作戦変更です。
秘密兵器を出してきました。
ヒートガンです。
言うなればドライヤーの怪物みたいなものです。500℃以上の熱風が出ます。
コイツで樹脂を溶かしてやれば良いのでは?っと考えたのです。
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早速LPFモジュールをヒートガンで炙っていきます。
もちろん素手で触れようものなら大火傷をしますので軍手着用が必須です。
しかし、予想は外れ、樹脂は全く溶けません。
依然としてカチカチのままですが、それでも多少柔らかくなっておりこのように表層を
掘り起こす事に成功しました。(樹脂は2層構造になっているようです)

続けて基板に注意しながら除去作業を進めます。
イメージ 4
まるで古代遺跡で発掘をしている気分です(笑)

基板を覆い尽くすものがなくなりました。
今回の故障原因であるオペアンプが3個見えてきました。
イメージ 5

掘り起こした樹脂のかけらは本当に石のように硬いです。
キラキラしているのは何か樹脂に粒子状のものが加えられているようです。
イメージ 6

清掃してみますと基板に結構傷をつけてしまっているのがわかります。
レジスト塗料は樹脂と一緒に剥げてしまったりするので仕方ありません。
写真ではハンダを一部吸い取っています。
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病巣のオペアンプを取り外します。
ICが接着剤で基板と固定されているのでなかなか剥がれません。
手間取ってパターンを1か所剥がしてしまいました。
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オペアンプは秋葉原で入手するより安いのでヤフオクで調達しました。
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オペアンプを交換して基板のハンダも全てやり直しました。
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フラックスを洗浄して、足を取り付けます。
LPFモジュール リビルド完了!!
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本体に取り付けてテストしてみます。ちゃんと動くでしょうか?
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テストCDを掛けて波形を見てみます。
おおっ直ってますね。
修理成功、やりました!
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左右の位相を確認してみます。
大丈夫そうです。
ぴったりと一本線になっていないのは本機がシングルDACな為だと思います。
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そのため10kHzではこれくらいズレます。大体40度くらいでしょうか。
位相特性だけ見ればカセットデッキとどっこいどっこいですね。
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周波数が上がるにつれて顕著になります。
イメージ 15

波形を見ると、やっぱり左右独立DACが良いと言われれる理由がわかります。
左右の位相ズレにより楽器の定位などがシングルDACでは少し曖昧になるのかもしれません。
でもでも駄耳な自分には十分良い音に聞こえます(笑)

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