愚有多楽亭

愚かさの中にこそ ぎょうさんの楽しみが有るもんですなぁ

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柔らかく弱きもの

猛暑日が続き、、、、
家の中でも ちょっと動くと
眩暈がくる!、、、、

西表島からの帰りに
石垣島の民家の一画の
隠れ家的な喫茶店を教えてもらった!

看板もなく
普通の赤瓦の沖縄の民家で
玄関をガラガラと開けて座敷に上がる

部屋が三つほど続いて在り
奥の板の間のカウンターの奥に
この茶房の老亭主は居た!、、、、

手前の二つの部屋は畳敷きで
床の間がある部屋には水盤に
もう一つの部屋には柱に掛けて

然り気無く生け花が活けてあり
手前の部屋の隅に置かれた
座卓の座布団に座ると

微かなピアノを奏でる音楽が
流れているのに気付いた!
微笑みながら亭主が奥から

小さなメニューを持って
伺いに来てくれた、、、、
メニューにはブレンドコーヒーと

レモンかミルクの紅茶と
確か何かのハーブティーしかなく
少し小腹が空いていたので

何か食べるものは?と訊くと
フレンチトーストと何とかクッキーしかなく、、、、

仕方なくフレンチトーストと
ブレンドコーヒーを頼んで
同席の二人の若者から

西表島を回ってきた経路や
経緯などを聞き、、、、、
序でに石垣島のサバニ職人の

近況を聞いたり
今年のサバニレースのことを
教えてもらった、、、、

次の間にも小さな座卓が一つだけ置かれてあり
一つの間に一組の客しか座れない、、、

奥のカウンターには常連客なのか
書き物をしている男が一人居るだけで、、、、他に客はなく

我々の会話が途切れると
微かなピアノの旋律が流れ、、、、
観るともなく床の間の活け花を眺める

やがて亭主がコーヒーを運んでき
サイフォンの球形のガラス容器と
三つのコーヒーカップ、、、、

「二杯分づつは取れませんが、、、、」
と丁寧に老亭主は言い
客は各々にコーヒーカップを選び

各々に球形のガラス容器から
作られたばかりの薫り立つコーヒーを
それぞれ自分の分を淹れ、、、、

程なくして亭主が持って来た
フレンチトーストを見て
驚いた!、、、、、

どこから見てもアップルパイとしか思えないような、、、、
焼き色といい切り口といい、、、、

おまけに木を梳って造った楊枝で
一切れ刺して頬張ると、、、
思わず旨い!、、と口をつく!、

独りではとても食べきれないが
トースト一つだけなのに若者二人の小腹を満たすにも十分だった!、、、、

旅から帰って来てからも、、、、
あの茶房と老亭主、、、、
それにあの部屋の活け花が

何故か矢鱈と思い浮かび、、、、
気がつけば頻りにその清謐な空間を
求めている!、、、、

そうそうあの頃 そう言えば
選挙戦の未だ最中で、、、、
モノ造りに携わる島の芸術家達の間では

頻りと新しく立ち上げられた党に
共鳴が集まり 古く澱んだ
慣習を覆すのだと!、、、、

弱き者に優しき社会の実現に向けて
熱く 結束して拡張の波を
流れにまで推し進めようと

声を挙げていた
純粋な島の人たちの熱をも
同時に思い出す!、、、、

又、同時に彼等から
過去の自分自身の変遷を、、、、、
振り返らされ、、、、

幼少時は全く逆だったのに、、、、
何時からか私も、、、、
社会の反体制派側に居る!と気づかされている、、

いきなり、、、、、
変な方向の話になるが、、、、
それは何故だったんだろうと思い

思い出して 個人的なことを曝すことになるが、、、、
私の場合、、、、それはちょっとしたつまずきから始まる、、

とある何でもないことで
自分は誰にもできることが 出来ない
と気が付き、、、、、

自分は「落ちこぼれ」だと思い、、、、
自分だけが社会のレールに乗れない
虚弱児だと思ったことから始まった!、

だからそれから、、、、
自分とよく似た同類のモノに敏感になり
そうした仲間を探したりもした!、

社会の裏の世界、、、、
表通りから外れた
真の世界じゃない化の世界、、、、、

そして この闇の世界から
抜け出せる光の道をも
すがるようにして探した!、、、、、

偶々 我が家が浄土真宗の檀家だったもんで、、、、
親鸞は割りと身近な人だった!、、、、

親鸞はこんなボクにも優しくて、、、、
弱くてもいいんだよ‼、、、、
あるがままでいいんだよ!と言ってくれた!

あらゆるものが
無限に無に近い元素から成り立ち、、
あらゆるものはやがて、、、、

跡形もなく、、、、
無くなってしまう!、、、、
宇宙というのはそんなものに過ぎない!

今 有るものに感謝して
あるがままに
生きていいんだよ!、、、、と

だけど親鸞にすがって、、、、
親鸞を追えば、、、、
親鸞は遠くへ逃げて行く!、、、、

何処までも距離があった!、、、、
一瞬縮まったかと思っても
尚も何時までも遥かな距離があった!、、、、

自分が成長していない分だけの距離があった、、、、
自分が近付けるだけの限界だった!、、

そして老子の存在を知り、、、、
なんだかとても
惹かれた!、、、、

得体の知れない
架空の竜に出会ったみたいに
ひきづりこまれた,,.!、、

老子の著書である「道徳経」を読むと
世間でいう道徳とは
全く逆のことを言うので驚いた!

反道徳的、、、、過ぎる!
孔子や孟子を根こそぎ引っくり返す!
そこが魅力だった!、、、、

「あなたは弱くありなさい!」と言う
強くあろうとすることは
死を早めることになる!と、、、、

老子は繰返し「柔らかく弱くありなさい」という
一番弱い水のように!、、、、と

「真っ直ぐ生きてはいけません」
「曲がりくねって生きなさい!」
「社会の役立たずでいなさい!」と

最初 こいつは社会の敵だ!と思い、、
ヤバイぞ!危険だ!と思い
呑み込まれないようにせねば!と思い

然しやがてやっぱり
こいつは本当のことを言っている!
と結論して!、、、、

、、、、今はますます真面目に
老子の言うことを実践してみたいと
思うようになった!

最近は 「弱い道」を選択することにしている!、、、、
「より柔らかく より弱い道」!、、

自分勝手な「都合」が入ってしまうので 勢い怠慢でぐうたらな方向だが!、、、、

それがどうも
生きている実感に繋がり
楽しく面白い!、、、、

社会ではみんな努力してガンバって
強く正しく美しく!
生きようとしてるのに,,.!、、、、

ボクだけがそんな流れに背を向けて
出来るだけ柔らかく!
出来るだけ弱く!を目指してる、、、、

とてもヘンな生き方、、、、
何かヘンです!、、、、
でもとっても自由で快適です!、、、、

友人の工芸の個展があるので
徳島まで連れてって!、、、、
と家内が言うもんで朝から走ってきました!、、、、、

鳴門海峡を渡って
直ぐのところに小さな画廊喫茶店があり
焼き物と木工作品が並び、、、、

作家はボクトツと
何時もの優しい笑顔で
説明しながら案内してくれ

とてもユニークな焼き物で
アフリカの何とか族の使う
不思議な模様が描かれて、、、、

コーヒーカップをふたつと
小さな木のスプーンを二つ、、、、
包んでもらって

又、ゆっくり
淡路島を縦断して
帰りました、、、、、

柔らかいもののなかでも
一番柔らかい水が
固い石を貫くように、、、、

柔らかく
弱い道が、、、、
静かに世界を変えて行きます!、、、、

閉じる コメント(4)

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僕はよく分からないけれど、老子が言う「柔らかく弱くありなさい」一番弱い水のように!「真っ直ぐ生きてはいけません」「曲がりくねって生きなさい!」「社会の役立たずでいなさい!」
と言うのは、「自然に生きなさい」と言うことなのではと思いました。
間違っているかもしれませんが「理屈を言わず全てを受け入れそのまま自然体で進みなさい」と言ってるのかなと思いました。
でも僕の頭ではよく分かりません。

2019/8/1(木) 午前 9:31 [ mka*ot*194* ]

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> mka*ot*194*さん
普通は逆のことを言いますよね⁉〰固い意志を持ち自分の目標に向かって一直線に頑張りなさい!強くなりなさい!何者にも負けないで勝利を掴みなさい!〰が幸福に向かう世間一般論ですよね、、、、ところが老子は「強剛は死の徒」「柔弱は生の徒」と断言します!〰つまり、強さや剛さに向かう人は死に急ぐ人達に属し、柔らかく弱い道を選ぶ生き方は長生きをする人達に属する!と示唆しています。仰有る通り、自然に生きなさい!と同じ意味だと思います。ただその「自然に」の意味が、「自分のありのままに」ということで、社会通念とか他人の価値観とかに惑わされず、力を入れずに無理をせずに世間を気にせず本当の自分らしく居ましょう!〰ということで案外柔らかく弱い道もムズカシイですね⁉〰🌈

2019/8/2(金) 午前 0:31 [ guutaratei ]

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そうですね。最近振り返っていろいろ思うのは、僕は自分のありのままに生きて来た様な気がします。だからその時点ではきっと周囲にいろいろ迷惑をかけたと思ってます。でもその時は迷惑をかけてるなんて思いもせず、逆に周りに迷惑をかけないような気持ちで行動してたんですが違ってたんでしょうね。物事に夢中になると周囲が見えなくなってしまって悪気は無いのに迷惑をかけてしまうんですよね。歳を取ってきてからその事が分かってきました。反省の気持ちでいっぱいですが、まだまだ周囲には迷惑をかけてしまいます。困ったものです。やはりウダラで修行しなければいけませんね。

2019/8/2(金) 午前 9:48 [ mkadota1948 ]

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> mkadota1948さん
周りに迷惑をかけてしまうことがないと、自分らしく生きてることにならないですよね🎵これは、御免なさい,,.!と言いつつ、自分の道を行く方が結局は自分にも周りにも健康で解り合える道になりますね!〰一回しかない自分の生だから世間を気にせず自分の感動で自分の時間を生きなければ何のための生なのかわかりません、、、、無から生まれてきて無に帰るだけの存在だと納得して、今また今を感謝して御祝いしながら生を噛み締める道が「柔らかく弱い道」なんだろうと思います。ウダラで独りで居ると必要なことはちょびっとだけでいいんですよね!それで、ああもう死んでもエエわ!〰というほどの感動を覚えるから不思議なもんです,,.!🌈

2019/8/2(金) 午後 0:34 [ guutaratei ]


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