気まぐれ音楽紹介 from 横浜♪

さよならソング特集 + ヒューマン・リーグ + メラニーB + ヴィクトリア・ベッカム + エマ・バントン♪ (o^-’)b

全体表示

[ リスト ]

 ペパーミント・サウンドだって。ムフフ。

#2113 「Lost In Love」 Air Supply (1980 - 全米22位 ★★200万枚、全豪21位)

イメージ 1

イメージ 2

  ※過去記事  「ロスト・イン・ラヴ」、 「オール・アウト・オブ・ラヴ」、 「ときめきの愛を」
            「渚の誓い」

 日本では夏向きのサウンドだと見なされているエア・サプライ。それはレコード会社の戦略としてそういったイメージ付けをした結果の産物だと思いますが、それが分かっていても実際に刷り込まれてしまっているイメージには逆らいがたく、暑くなってくると聴きたくなってしまうのですね(^^)

 で、私としても夏になるとよく聴くわけですが、アーティストとして考えると、アルバムを売るというよりもシングルを売る印象が強く、当ブログでも今までに記事にしたのはシングル曲ばかりでした。

 今回初めてアルバム記事に挑みますが、1枚通して聴いてみるとすべての曲がシングル・カットに値するようなクォリティであることを再認識させられました。悪く言うと金太郎アメ的な類似が見られるということですな。だからこれまでアルバムが記事にならなかったのかな!?

 エア・サプライの中心はイギリス出身の Graham Russell とオーストラリア出身の Russell Hitchcock の2人のヴォーカリスト。ラッセル・ヒッチコックは元銀行マンだそうで、気がつけばグレアム・ラッセルの作った曲を歌っていたのだとか。

 76年にオーストラリアでデビューしてから芽が出ない日々が続きましたが、通算5枚目の 『ロスト・イン・ラヴ』 からついに全米ヒットが飛び出して、日本を含めた世界的なビッグ・ネームになりました。私が彼らを知ったのもこのアルバムからになります。

 この日本盤LPは擦り切れるほどよく聴きましたね〜。ジャケットにはオリジナルのものとは全く違う日本独自のアートワークが施され、この段階で既に “海” とか “夏” とか “ペパーミント・サウンド” な〜んていうタグがつけられていたんですね(^^)

Side-A
  1 Lost In Love (1980 - 全米3位) ※全豪13位
  2 All Out Of Love (1980 - 全米2位、全英11位、全豪9位)
  3 Every Woman In The World/この世のすべての女性へ(ときめきの愛を) (1980 - 全米5位、全豪8位)
  4 Just Another Woman
  5 Having You Near Me

Side-B
  1 American Hearts
  2 Chances
  3 Old Habits Die Hard
  4 I Can't Get Excited/燃えない心
  5 My Best Friend

 A面トップは全米でのデビュー・ヒットとなった 「ロスト・イン・ラヴ」。79年にオーストラリアでヒットしているんですが、全米チャートに入り日本でも有名になった演奏は、再録音されたヴァージョンになります。アコースティック・ギターのイントロからラッセル&グレアムのコーラスが入ると、そこはもうエア・サプライの世界!
 この曲は構成がとてもシンプルで、Aメロ(ソロ) → Aメロ(ハーモニー) → Bメロ(ソロ) → Aメロ(ハーモニー)×2 → Bメロ(ソロ) → Aメロ(ハーモニー) → 間奏部 → Bメロ(ハーモニー) → Aメロ(ソロ:1オクターヴ上)〜リピート&フェイドアウトとなっています。このシンプルさがリスナーにうまく受け入れられて、ラジオのエアプレイもセールスも順調に伸びたものと考えられますね。
 構成だけでなくアレンジもとてもシンプルです。けっこう大仰なアレンジを施された曲も多いエア・サプライですが、こういうシンプルさが原点なのかもしれませんね。
イメージ 3


 A−2 「オール・アウト・オブ・ラヴ」 は出だしこそ 「ロスト・イン・ラヴ」 と似ていますが、曲が進むにつれて尋常ならぬ盛り上がりを見せる曲です。セカンド・シングルとしてカットされたこの曲は、「ロスト・イン・ラヴ」 の全米第3位を超えて、最高第2位を記録しました。日本では 【ペパーミント・サウンド第2弾!】 と銘打ってリリースされたんですよ(^^)
 この曲はストリングス・セクションを起用して大いにドラマティックに仕上げられています。そして何よりもツイン・ヴォーカル制がうまく活かされた作りなんですよね〜。グレアムのAメロ、ラッセルのサビメロという役割分担がよく機能しています。
イメージ 4


 A−3 「ときめきの愛を」 は第3弾シングルとしてカットされ、全米第5位を記録した曲。ここでアップしている日本盤LPでは 「この世のすべての女性へ」 という邦題がつけられていましたが、気が利いていないのと、何よりも “誤訳” っぽいので、シングル化に際して差し替えられた模様です(笑)
 今度はエレクトリック・ギターのイントロです。Aメロに入るとアコースティック・ギターやピアノも加わっていっそう爽やかになります。2人のヴォーカルはとても暖かみがあって、“夏だけじゃないぜ” って感じですよ。実際この曲がヒットしたのは80〜81年にかけての冬でありました!
イメージ 5


 A−4 「ジャスト・アナザー・ウーマン」 は一気にアップテンポになって緊張感が高まるナンバー。これもオーストラリアでリリースされていた曲を再レコーディングしているようです。A面の中では最もハードな曲になります。

 A面のラストを締める 「ハヴィング・ユー・ニア・ミー」 は落ち着いたバラードで、ストリングスが印象的なのと、サビメロでヴォーカルと掛け合いになるエレクトリック・ギターが良い働きをしてますね〜。これも十分シングル・カット候補になりますが、後に似たような曲が再生産されているのはご愛敬か。

 レコードをひっくり返すと軽やかなテンポの 「アメリカン・ハーツ」 が始まります。60年代ポップスのようなのどかなバックコーラスが微笑ましい。ソフト・ロックという言葉はこういう曲のためにあるんだよなぁ。

 B−2 「チャンセズ」 はちょっと切なげなバラード。いや、アルバム中で最も切ないかな。間奏部のギターとストリングスのパートなど、けっこう聴き入ってしまいます、私。ストリングスの出過ぎず、控え過ぎずの塩梅が良いアレンジだと思いますよ。

 B−3 「オールド・ハビッツ・ダイ・ハード」 はカントリーな雰囲気を漂わせるイントロから入るミドル・ナンバー。エレクトリック・ギターが終始カントリーっぽい音を出していて、エア・サプライにしては珍しいタイプの曲です。

 B−4 「燃えない心」 はB面で最もロック色が強い曲。イントロやサビメロのギターが元気いっぱいで、邦題から受けるイメージとは違うな〜。私が担当者だったら、こういう曲もシングル・カットしてみたかったな、というのはよくある “たられば” です(^^)

 ラストを飾るのは最もシンプルな小品 「マイ・ベスト・フレンド」。ギター1本の弾き語り風で始まって、控えめなストリングスが後ろを固めます。間奏部のアコースティック・ギターのソロがマンドリンみたいに聞こえるところが好きです。





 アルバム・チャートでは最高22位だったのに対し、トップ5入りしたシングルが3曲も出たことを考えると、やはりアルバム・アーティストではなくシングル・セラーなのだと思います。ただ、先にも書いた通り、それだけ粒選りの曲が揃っているということなので、アルバムのクォリティが低いわけではありません。

 今回の私のように夏になると聴き出す “季節リスナー” が多いのかもしれませんが、本当は季節を問わず1年中聴けるアーティストなんでしょうね〜。ちょいと反省!

閉じる コメント(14)

アバター

エアー・サプライって1980年に常にNO.1Songを連発していたイメージがありますわ〜!!
よーラジオでかかって流行ってた記憶があります、洋楽全盛期ですね〜♪

2012/8/15(水) 午後 7:18 気ままに

このアルバムから3枚も大ヒットが出ていたんですね。自分はエア・サプライのアルバムは、ベスト以外はほとんど聴いていないので、知りませんでした。

2012/8/15(水) 午後 9:49 [ わっちー ]

アバター

こんばんは・宝島から〜〜ぞくぞくと

ねた・は・つきませんね^^楽しいですわ〜♪

2012/8/15(水) 午後 10:18 [ vacation ]

顔アイコン

>気ままにさん
80年代前半に7曲連続トップ5入り、11曲連続トップ40入りがありました。日本のラジオではよくかかってましたね〜!

2012/8/15(水) 午後 10:24 gutch15

顔アイコン

>わっちーさん
ベスト盤でも十分楽しめると思いますが、実はシングルになっていない曲も粒ぞろいで良いんですよね。これと次の 『シーサイド・ラヴ』 はアルバムとしてもたいへん高クォリティです!

2012/8/15(水) 午後 10:25 gutch15

顔アイコン

>vacationさん
食べ物ネタは尽きても、音楽ネタは尽きることがないと思います。
ただ、やる気がポッキリと折れる可能性はあります(^^;)
まだまだ行きますよ♪

2012/8/15(水) 午後 10:26 gutch15

おぉ〜これまた懐かしい!大好きなアルバムです。活き活きとしたロック・チューン「燃えない心」が嬉しいです。こういうハード・ポップな曲は後に出てこなくなりましたから。エアサプライは「渚の誓い」後にハマり、本作を夢中になって聴いたのは83年冬でした(^^。

2012/8/15(水) 午後 11:24 ニコニコしょーじ

顔アイコン

「燃えない心」、イイですよね〜! 私ならシングル・カットしたな〜(^^)
彼らはだんだんとアダルト・コンテンポラリーに寄せていったので、こういう元気溌剌な曲はなくなってしまいましたね。

2012/8/15(水) 午後 11:41 gutch15

私もレコード持っていますけど、この時期に聴きたくなりますね。(^^

2012/8/16(木) 午前 7:41 SGT

エア・サプライの曲を聴くと、雑誌「FM STATION」の表紙や山下達郎のアルバム「FOR YOU」のジャケットを手がけた、鈴木英人のイラストをなぜか思い出してしまうパケットです!

2012/8/16(木) 午後 0:03 パケット

顔アイコン

>SGTさん
SGTさんのも同じジャケットの国内盤ですか? 当時はレコード店に必ず置いてありましたよね〜! やっぱりこの時期に聴きたくなっちゃいますね(^^)

2012/8/16(木) 午後 6:08 gutch15

顔アイコン

>パケットさん
鈴木英人は我が地元神奈川県のイラストレーターですね〜。80年代はカセット・レーベルのイラストなんかも描いていたのかな。
エア・サプライを思い出すのは海岸のイメージがあるからでしょうか!?

2012/8/16(木) 午後 6:12 gutch15

ジャケットのウインド・サーフィンを見ると、当時を思い出します。
流行ってましたね。
もちろん、このアルバムも聞いてました。今でも、時々、聞いてます。

2012/8/16(木) 午後 7:56 稜線漫歩

顔アイコン

ウィンド・サーフィンが日本で流行り始めたのもこの頃だったのでしょうか。夏だ、海だ、エア・サプライだ! になってましたね(^^)
今でも聴いているということは、30年以上にわたって聴いているということになりますよね〜! すごいことだな!

2012/8/16(木) 午後 8:09 gutch15

開く トラックバック(1)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事