環ぐねり庵

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カラスの椿姫は7種類あるが、どれがサイコーなのだろうか?
名作オペラブックスのアッティラ・チャンバイ氏によれば、
1952年のメキシコ公演と、1958年のリスボン公演が必聴ということである。
一方、カラスのライヴの本を出している蒲田氏によれば、
リスボン公演は不調で1955年のスカラ座公演が
演出・コンセプト・指揮・共演者にも恵まれ、
カラス絶頂期の記録だということである。


5/28/55: La traviata: Milano, Teatro alla Scala,
m. direttore Carlo Maria Giulini
FOYER 2-CF 2001 1986
Violetta Valéry Maria Callas
Alfredo Germont Giuseppe di Stefano
Giorgio Germont Ettore Bastianini
Flora Bervoix Silvana Zanolli
Il barone Douphol Arturo la Porta
Il dottor Grenvil Silvio Maionica
Annina Luisa Mandelli


7種類全部を聴いたわけではないのだが、
幕が上がって指揮のジュリーニが目を見はったという
ヴィスコンティの豪華な演出によるこの『椿姫』はとても素晴らしい。
第2幕の劇的転換点=愛を断念する「美しく清らかなお嬢さんに」の
カラスならではの緊張感も強烈だ。

カラスばかりが喝采を浴びることに不満でこの初日のみで去った
ディ・スティファノのアルフレードと
朗々たるベルカント唱法のバスティアニーニのジェルモンの熱い歌もとてもよい。

せっかくの名舞台、もうちょっといい音で聴きたい。
発売されたCDは・・・
HUNT 2HUNTCD 501
FOYER 2-CF 2001 (写真)
AMPLITUDE HRCDO-2-8501
EMI CMS 7 63628 2
EMI CDM 7 64423 2
ARKADIA 2 CDHP 501
EMI CMS 5 66450 2
正規EMIのCDは酷い音だというし、
LPを探すことになりそうだ。


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