環ぐねり庵

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黒々とした深いピアニッシモ。
息の長い満ち引きと安らぎの頂点。
クナッパーツブッシュの指揮する「未完成」交響曲は、
シューベルトとブルックナーの近さを実感させる。

残っている記録は4種類。
1949年3月7日 ウィーンフィル(放送録音)
1950年1月28日 ベルリンフィル(放送録音)
1950年1月30日 ベルリンフィル(ライヴ)
1958年2月10日 バイエルン国立管(ライヴ)

△髻▲瓮蹈疋薀犲劼LPで初めて聴いたときは大変な衝撃だった。
最も古い,鯆阿。


米URANIA
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
(12:34/12:59)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ウィーンフィル
1949年
+ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73(1944年ベルリンフィル)


ウィーンフィルなので第1ヴァイオリンの艶かしさを期待したが、
それ程でもなかった。
それでも、異様なクナの「未完成」は十分楽しめた。
第2楽章は、ベルリン盤より約1分遅く、いっそう異常度が高まっている。

併録のブラ2は、これまでのソフトは低音がスカスカだったが、
大幅に改善されている。

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「ラピュタ阿佐ヶ谷」で今日まで上映するというので行ってきた。
1階でチケットを買うと、半券に志保さんが載っていてびっくり。
ラピュタ型の建物を2階に上がり客席へ。
全48席のちいさなシアターだ。
ちなみに3階はレストランで、その名も「山猫軒」!
クリーム塗られてたべられちゃいそう・・・


古都憂愁 姉いもうと 1967年(S42)/大映京都/カラー/90分

■監督:三隅研次/脚本:依田義賢/原作:川口松太郎/撮影:武田千吉郎/音楽:小杉太一郎 
■出演:藤村志保、若柳菊、長谷川明男、八千草薫、伊藤栄子、船越英二、河内桃子、藤岡琢也

京の老舗料亭“とと喜”の暖簾を守る姉娘。妹には幸せな結婚を望んでいたが、彼女の婚約者から愛を告白され…。三隅研次が抒情豊かに描きあげた秀作メロドラマ。初主演の藤村志保が男に傾斜していく女の性を好演。


京の町並み、自然、ちょっとした小物類、それになにより京料理の数々!
ほんのりいい気分にさせてくれる。
一方、志保さんをめぐっては心配させられる状況が続く。
凛とした料理人としての包丁さばきと看板を背負う姉としての威厳、
変な男に告られてクラっときたり、酒が大好きで酔ったら自制が効かなくなったり、
する危なさ。
男性陣にいまひとつ魅力がないが、志保さんの魅力が満喫できる作品だ。
口三味線で自ら伴奏しつつ歌うシーンは時間が止まったかのようだ。
共演者では、やはり八千草薫さんがお茶目で大人の可愛さでとても良かった。
DVDでの発売を心待ちにしたい。

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樋口一葉原作の、「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」をDVDで観賞する。
(1953年新日本映画社)

姿・所作の美しさと、逆境でも明るさと活きを失わない久我美子主演の
「大つごもり」が素晴らしい!
弐円をくすねたことがまさに発覚しようとするその瞬間、
鳥肌が立つようなラストシーンが・・・

丹阿弥谷津子の演技が光る「十三夜」も、はかないラストシーンだ。
このあとは読者のご想像にお任せします、という一葉の声が聞こえてくるようだ。

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マリア・カラス・コンプリート・ライヴ・オペラ・コレクション
第6巻はオムニバス。

聴いたことのなかったものもあるので楽しみである。


○ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より第3幕断片 1950年10月2日ローマ
○プッチーニ:歌劇「トスカ」より第2幕 1958年12月19日パリ
○1951年トリノRAIラジオコンサート
 プロッホ:「愛しい人よ戻ってきて」、「ミニヨン」、「仮面舞踏会」
○1952年ローマRAIラジオコンサート
 「ナブッコ」、「ラクメ」、「ルチア」、「マクベス」


1951年のコンサートを初めて聴いたが、前評判通りの酷い音。
おまけに頭や終わりがチョン切れている。
1952年の音が必要以上に良く聞こえる。
「ラクメ」〜「黒髪のインド娘はどこへ」が絶品の歌唱で、
「ルチア」狂乱の場もなかなか良い。

ローマでの「アイーダ」は、3幕にしては演奏全体のテンションが高く、
騒々しく落ち着かない。
ゴッビとの「トスカ」2幕は、DVD版と比べて特に音がいいわけでもなく
存在価値が薄い。

この巻は、ジャケット写真がないので、
何のLPを使ったのかが分からない。
ドリームライフに聞いたら教えてくれるだろうか。

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マリア・カラス・コンプリート・ライヴ・オペラ・コレクション
第5巻は、「トロヴァトーレ」。
「トスカ」同様、ヒロインが権力者に言い寄られ、
身体を許すことを条件に恋人を救おうとする話。

このオペラの魅力は、何といっても、
5声部(ソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス)それぞれに
魅力的なベルカント・アリアがあって、出番のバランスもいいというところ。
加えて、適当に2重唱・3重唱も配されている。
また、管弦楽も良く歌い、激しく盛り上がる。
ということで、まずは5人の歌手が揃うことが重要で、
次に指揮の生命力が欠かせない。

これまでの愛聴盤は、
まずスタジオ録音、1956年カラヤン指揮のEMI盤。
カラス-バルビエリ-ディ・スティファノ-パネライ-ザッカリア
とキャストも強力で、カラスをはじめ皆吸引力のある歌を聴かせている。
ライヴでは、1941年カルージオ指揮のメト・ライヴ盤。
グレコ-カスターニャ-ビョルリンク-ヴァレンティーノ-モスコーナ
で、何といっても力と抒情を兼ね備えたビョルリンクが素晴らしい。
一気に聴かせる生々しい上演記録だ。

さあ、メキシコでのライヴはどうだろう。


ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」全曲
Leonora : Maria Callas
Manrico : Kurt Baum
Azucena : Giulietta Simionato
Il conte di Luna : Leonard Warren
Ferrando : Nicola Moscona
Ruiz : Carlos Sagarmínaga
Ines : Ana María Feuss
1950年6月20日
メキシコ、パラシオ・デ・ベラス・アルテス
グィド・ピッコ指揮


レオノーラを歌うカラスは強烈である。
若い時分にしか歌わなかった役だが、彼女に合った役柄だ。
1幕2場の出番から気合い充分、役が輝いている。
次第に速度が上がる中、装飾を小気味よく決めながら
テンションが上がっていき、聴いていてのけぞってしまう。

テナーとバリトンが、ノー天気に声を張り上げるタイプの歌手で、
カラスと釣り合わないが、その結果、重唱場面でもカラスの方が
引き立つことになっている。
3幕2場、カラスとバウムの2重唱が濃厚に進み、
テナー最大の聞かせどころ、「燃えさかるあの炎」がやってくる!
なかなかのハイテンションで興奮するが、
このアリアだけ34種集めたとんでもないCDがあって、
そんな歴代の猛者たちと比べると分が悪い。

バスのモスコーナは、ピンツァと比べてしまうとちょっと鈍いが、
なかなか良く、シミオナートのアズチェーナは異様なまでの迫力だ。

使用したLPはまたもや米HRE盤。
音は相変わらずダンゴになっているが、声は比較的キチンと聞こえる。

CDの発売状況は、
MELODRAM MEL26017 1988
MELODRAM GM2.0015-10 CD 1997
OPERA D’ORO OPD-1229 1999
MYTO 2 CD 002.H041 2000
FONO ENTERPRISE 1020.21 2001
ARKADIA 2CD GA2048 2001

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