古寺巡礼

古寺巡礼(仏像観て歩きの記録)と花と新緑巡り

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 今日から現在三井記念美術館で開催中の展覧会「仏像の姿」に出展の仏像の紹介をいたします。
東京国立博物館所蔵
東方天眷属立像 像高31cm、木造、玉眼、彩色、鎌倉時代、文永四年(1267)、重文、康円作。
「解説」

 四天王眷属の彫像としては現存唯一の作例で、東方天眷属・南方天眷属(東京国立博物館)のほか、当初一具をなしていた西方天眷属(静嘉堂文庫美術館)、北方天眷属(MOA美術館)の二像が残る、各像に残された台座底面の墨書銘により、文永四年(1267)に康円によって造像されたことが判明する。

 構造は頭体を一材より彫出して前後に割矧いでおり、内刳りを施して割首とする。表面には当初のものとみられる彩色が残り、肉身を東方天眷属は赤色、南方天眷属は黒褐色とするほか、次には金泥で動物文様などが描かれている。各像とも両手を上下にして戟を執る体勢を示すが東方天眷属は眉を釣り上げ、口をへしめて怒りの表情を表わすのに対し、南方天眷属は視線を上方に向け、口笛を吹くように唇をすぼめてユニークな表情を見せており、個性が際立つ作例となっている。
「仏像の姿」〜微笑み・飾る・踊る〜 三井記念美術館 2018年9月図録より

「私の想い」

 右手は下で左腰の高さで握り、左手は肩の高さで1本の戟を杖のようにして握る。頭には鉢巻を巻き、髪を止める。肩を怒らせて、威勢を付ける。あくまでも大将の持国天の代理である。

 いずれにしても、守護神が31cmの身の丈ですから、どれだけの大きさのご本尊をお守りするのでしょうか。と考えると、この物語は詰まらなくなってしまう。
 祖父の時代に東大寺南大門で、大きなものへの挑戦が終り、親父の康運の時代で、宋風の写実と気品を遺し、小さくても、美しい表現が出来ることへの挑戦が、康円が遺したものなのだろう。
 そうした考えで、康円の作品を観直して見ると、つまり、ミニチュア感覚で作品を観ると小さくとも美しい。個人の愛玩の世界である。
 伯父さんの湛慶は、京都・高山寺僧の明恵上人に善妙神像と白光神像の二躯を造っている。この二躯も身近に置いて、朝晩拝むような仏像である。この守護神は、どんな時に、誰を守護するのかを考えなくてはならない。
 あれ、守護神も代役ならば、ご本尊も代役を考えなくてはなるまい。誰にする。如来か、菩薩か、折角だから愛染明王像にしようよ。なぜなら、後日、登場するからです。この後日とは、京都・神護寺の愛染明王坐像である。


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                          全身像

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             南方天像              東方天像


南方天眷属立像 像高32cm、 木造、玉眼、彩色、鎌倉時代、文永四年(1267)、重文、康円作。
「私の想い」

 右手は肩の高さに、左手は腰の高さに右腰に1本の戟を握って構える。戟を杖代わりに握っているかも知れない。

 この像は増長天の眷属とかである。外側に当たる右側で戟を握る姿勢をしている。それは、大将である増長天に代わって、代理人として務める役割であり、もう一方の代理人と左右対称形に構えなければならない。
 ご本尊の代役が愛染明王像に決まったそうだ。愛染様は、喰い意地が張って居るそうで、喰い散かしをするらしい。
「どんなに喰い散かしても好いように、戟の換わりに高箒を用意しました。」
と、準備万端の様子である。頭にも頭巾を被って用意周到である。


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                       全身像






















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