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さて、年末の格闘技イベントの特集も本日が最後。最終回は気が早いですが今年の年末の格闘技イベントに思いを馳せます。
「紅白歌合戦をぶっ潰せ」を合言葉に始まった年末の格闘技イベントも2000年の猪木祭から数えて既に5年が経過し、すっかり定着した感がある。今年はPRIDE、Dynamite共に日本人が絡むタイトルマッチを用意し、悲願の視聴率紅白越えを果たすかと思われたが、紅白歌合戦は40%を越える視聴率を復活させ、その裏の時間帯のPRIDEは17.0%、Dynamiteは14.8%であった。
この結果には様々な理由は挙げられそうだが、
いずれにしても視聴率においては、片方はおろか両方のイベントの視聴率を合算しても紅白歌合戦には届かなかったのだから、今回は紅白歌合戦に軍配が上がったと見るべきだろう。
さらに言えば、それぞれの最高視聴率はなんとPRIDEでは俳優の金子賢VSトニー”クレージーホース”ベネットの27.7%であり、Dynamiteでは曙VSボビーオロゴン(タレント)が25.8%という結果になったことも主催者側とっては考えさせられるところだろう。来年以降も総合格闘技の浸透を進めていくためには、TV放送の視聴率は不可欠な要素であり、今年の結果を踏まえれば、ギミックなマッチメイクを継続する必要があることは言うまでもない。
そこで、今回の最高視聴率男、金子賢の試合を視聴者がどのような気分で見ていたのかを考えるのだが、無論、男前の金子クン、彼の活躍を期待した女子諸君らもいるだろうが、半分、いやそれ以上の視聴者は「ジッサイ金子はどれくらい出来るや?」という穿った見方で彼の試合をTV観戦していたのではなかろうか。その意味ではいい所なく敗れ去った金子クンは、そんな視聴者の気分を大満足させることに成功したものと思う。
たしかに私、行者のような不発の青春を人格にしたような恨み深い人間にとっては、男前がブサイクに敗北するシーンは失禁ものの感動である。このような視聴者の嗜虐心を煽るマッチメイク、これをU系ならぬサド系=S系と呼ぶこととし、来年のS系のマッチメイクを高田、谷川の両ブッカー(マッチメークを決定する人物)に以下のご提案させてもらう。
〈ふかわりょう VS 天才空手少女〉
我らダメ30代のSEXシンボル、ふかわりょうと、現役女子中学生の空手少女の対決。なんとか組み付こうとするエロふかわに対して「キモいんだYO!」と前蹴りをお見舞いする美少女空手家。これがローブローになればお茶の間は爆笑の渦、勝とうが負けようがダメっぷりを披露するば、そこはふかわワールドだ。間違いなくふかわはやってくれるだろうから、【期待感はない】が手堅いマッチメイクだ。
〈高田伸彦 VS 金持ちの番犬〉
引退した高田総括本部長に一夜だけの復活をお願いし、例の白ふんどしでリングに上がってもらう。むろんこれもS系マッチメイク。臀部がりりしい高田本部長は金持ちの番犬に追い回されて、お茶の間の失笑を買うことになるだろう。本部長の白ふんがワンちゃんの毒牙に!?本部長危うし!!まさに真”犬”勝負の大一番だ。
〈片山さつき VS X〉
小泉チルドレンの筆頭、片山衆議院議員の時代ががったヘアースタイルは、往年の女子プロレスラーを思い出させるものがある。是非とも片山議員の参戦も実現したいところだ。幸いなことに現在自民党には、かの〈涙のカリスマ〉大仁田厚議員が所属しているから、彼を窓口として交渉を進めれば実現の可能性も高くなる。ただし対戦相手が問題である。
なんせS系のバーリトゥードマッチである。キャリア官僚から国会議員となった美貌の才女を徹底的にコケに出来るヤツを用意しなれば、国民、視聴者の満足は得られまい。林葉直子、マリアン、里谷多英など彼女のキャラクターと噛む相手を対戦相手を各界から色々と探してみたが、これはという人物が思いつかない。読者諸兄によいアイディアがあれば参考にさせていただくので、是非ともご提案いただきたい。
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