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輸入再開から1カ月/米国産牛肉 業者も慎重
米国産牛肉の輸入が再開して12日でちょうど1カ月となった。予想では、船による輸入が本格化する時期だが、実際には低調だ。価格が高すぎることに加え、消費者の反応を見極めようという考えから、手当てに慎重になっている業者が多い。
再開直後、業界では安価な船による輸入が今月中旬から本格化するという見方が強かった。しかし、実際には輸入の主力とみられた外食の動きが鈍い。牛丼最大手の吉野家ディー・アンド・シーが2月中のメニュー再開を目指し、準備を進めているほかは、年末に期間限定の焼き肉メニューを提供した程度だ。
小売り業界では、北海道と四国のスーパーが年末に、期間限定で販売したのに続き、全国の食品スーパーなどが加盟する共同仕入れしているシジシージャパンが取り扱いを再開。今月下旬から25社の店舗で販売が始まる予定だ。同社は今後も週1回、13トン前後を輸入する計画だ。しかし、多くは、大手スーパーのイトーヨーカ堂のように、「消費者の反応をもうしばらくみたい」と消極的だ。
(2006年01月13日付日本農業新聞)
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