暮らしのバンコク

雨季で空が曇りがちです。でもタイ的には夏到来らしい。

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アートと気持ち

 話は三日前に遡ります。突然、大学の先生のUNESCOのバンコク事務所?会議場??に行くように言われ、チュラのミニバンに5人ほどと供に乗っけられて、連れてかれました。なんで、ここで「連れてかれた」って表現を用いてしまったのかってのは、ちょっとした理由があって、まったくもって勝手に何の説明もないまま、予定を組まれ、朝の6時前に家を出なくちゃいけない状況に持ってかれたからなんですね。けど、まあいいや。この事自体は本筋と関係ないから。

 サナームルアン(エメラルド寺院)らへんにあるユネスコのビルは中々立派なものでしたよ。アソークの日本領事館なんか、ブーブー金属探知機の音が鳴ってても素通りOK。クーデターの時にも在留邦人の人数が多すぎるっていう、理由でメール一本よこさなかったが故に、無能か怠惰か堕落か、、そこら辺の言葉がチラついちゃうっていうのに、ユネスコビルはセキュリティもしっかりしてましたしね。中では、文化と平和の式典みたいなもんが執り行われていて、在バンコクの大学の芸術学部に通う生徒の、平和に関する作品のプレゼンみたいなものが行われてました。会場に居るのは90パーセントタイ人だっていうのに、何故だかみんな、必死に英語を喋ってます。なんで?って聞いたら、ここは英語しかダメなの。。って。残り10パー弱の西洋人に対するサービスですか(苦笑)?っていうのもあったんだけど、まあいいや。これも本筋と関係ないから。

 二段落も使ってしまった前置きというか、プロローグはこの辺りまでにして、本題に行きましょう。えっと、そこでタイ人の芸術家さんに会ったのですね。ニパンさんという版画家の方です。日本に6年留学経験があったので、日本語ペラペラ。色々と話をさせてもらって、ついでだから作品も見てもらって、「まぁ、自分も日本に行った時そうだったからよく分かるんだけど、ちょっとモノ珍しげにタイを見てませんか?(アクリルで描いた)トゥクトゥクの絵 http://blogs.yahoo.co.jp/gyunyukyappu/3650629.html よりも(ベランダに居た)ヤモリの彫刻 http://blogs.yahoo.co.jp/gyunyukyappu/4560834.html に、自然な視点を感じますね。タイ人としてはそれのほうが自然に見えます」なんて、一人の意見とは言えかなり鋭いというか。チクリという感じの事も言われたりなんかもしましたが、一般論じゃなくて、結構自分の感じた本音を語ってくれる方だったので、そういう意味でかなり心の底から感謝しちゃって、愛想抜きの本気のありがとうございます。を言いました。(背景を語ればトゥクトゥクの絵とヤモリとでは全然違っていて、それは説明したし、説明しても良いのですが、あまりにも脱線しちゃうのでまた今度)

 で、今日は「気持ち」の話なのです。このニパンさん。バンコク大学の芸術科の教授をしてるとかで、ちょうど今、学生達の展覧会やってるから見に行ってください。とDMをくれました。場所はナショナルスタジアムの近くの倉庫。それで、昨日(金曜日)の夕方に早速行ってきたのです。なんか、ニパンさんの「ぜひ来てください」て言葉に非常に強い気持ちを感じたんでね。割かし急いで。あ、ちょっと脱線するけど、ギャラリーとか美術館に一人で行くか。それとも誰かと行くか。ってのは中々難しい問題ですねぇ。誰かと行くと、自分の気付かない視点から作品を見ることが出来たりする一方で、相手に気を使っちゃったりする。相手がわがまま度95パーセントの人ならなお更。こっちがゆっくり鑑賞なんて出来やしない。一人で行くと、その辺は全く気にせず、自分の見たいように見たいだけ。また、ギャラリーなんかだったら、作者に話聞いたり色々出来るんだけど、上と相反して視点は偏ってしまったりする。と、そんな訳で、今回は後者を選択。というか、僕はいつも80パーセントの確率で後者を選びますけどね。なんだかんだ気ままで良いから。

 そんなこんなでやってきた展示スペースになっている倉庫の入り口には、手書きの看板が立ってて、すぐにそれと分かりました。んで、入場。。。机があって、名前を書く紙があって、ペンがあって、感想を書く紙があって、あれ??人は居ないの?と思って奥を見るとソファーがあって何人かたむろしてます。てか全く無視。客が来てるってのに、タバコ吸って、雑誌よんで、ワーとかキャーとかちっちゃい声で言ってる。まあ、日本の常識を持ち込んで、その通りにしろ。って何処でも英語が通じると思ってるようなアホ西洋人みたいな事を言うつもりは無いですけどね。けどさ、日本だったら普通。最低、来てくれたお客さんに挨拶して、グループ展やってるなら案内の紙の一枚渡して、てくらいするでしょう。それが、礼儀ってもんであり、その一言で展示している作家の気持ちがそこに現れても居ると思うんですよ。こっちは製本された図版を見てるんじゃなくて、作家の居る会場に足運んでるんだからさあ。大通りに面してたので、僕が作品を見てる間も数名来場者がありましたが、全くの無視でしたね(苦笑)まぁ、彼らは、いっぱしの「アーティスト様」で、その辺の人間が見に来とる。っていうくらい、立派な地位とプライドをお持ちなのかも知れませんけどね。なんかニパンさんは、恐らくこの展覧会を企画するにあたって、色々身を尽くしたから、物凄く気持ちのこもった「来てください」に聞こえたんだと思うし、それに僕も反応しちゃったんですが…。でもこの状態を見る限りは、言葉悪いけど「不良」じゃない?気持ち通じてなかったんじゃない?

 彼らは作品を展示することの意味ってものをちっとも理解してる、あるいは考えてるような気がしなかった。。。見て貰う為に作品を作る。というのではないけど、作品を見て貰うからには、見て貰わなきゃて思いましたね。見せてやるじゃなくて。そんな周囲の事はどうでも良いよ。作品が良けりゃ。なんていう方も居るかもしれませんけど、作家がその場に居る展覧会ってのは、最低そこの気持ちを持って接するべきだって思うんですよね。

 もう、ついで勢いづいて言っちゃうけど、これって、作品を作るときの態度にも表れることだと思います。何か世の中には、最近というか、もうだいぶ前からなのかも知れない。んーその辺の時代の事はワカンナイんだけど、「アート」っていう言葉の持つ曖昧さというか、多義性を使って、「アートしてます」って言葉で「アート」を極めて適当に考える。アートってこんなんでしょ?俺のカッコいいでしょ?みたいな感じで捉える、輩が存在します。まぁ、そりゃ人好き好きですよ。その「アートする」って事に関する距離感の保ち方なんて。でもそこで言いたいのは、作るものとして、その「アート」なり「美術」なり、そこに使われてる言葉は知らんけど、本心のところで本当の気持ちを持って向き合い、接してるかって事です。「てかアートだから」とかいう軽い言葉で「アートしちゃう」のに、自分はプロフェッショナルだなんて言っちゃう輩は、悪い意味のアマチュアである。って激しく言いたくなりました。そんなヤツに限って、とんでも無く偉そうな口調でモノ言ってきたり(苦笑)そんなん、いくら芸大行ってようが、そりゃタダのアマチュアですよ。気持ちがアマチュアだ。ってね。って最後はわかった口をきいてみましたが(・―・)/

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