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タイ絵画(チッタカムタイ)っていう授業を取ってます。まぁ、いままでここで出してきたような線描のみのタイ模様をあれこれ組み合わせて色を施していくという感じなのですが、その授業つながりで描いてみた絵です。
タイの伝統技法とされるものが、日本画の描き方と共通点が多くあって、絵の具なんかは水干絵の具と同じようなものです。ツナギに入れるのが日本画が膠であるのに対して、タイは樹液から取ったガムっていうくらい。後は、お寺の壁画に描くとことが多かった為か、漆喰の上に描くことも多いらしいです。
ただ、今も日本では盛んな日本画と比べて、古典的な顔料を使うタイの古典技法は、現在は結構廃れちゃってるとか…。顔料が高いのとか色々と理由はあるらしいですが…。かつてはタイで多く使われていたような顔料も今は国内で売られていないらしく、教授が持ってきたのは中国かどっかで買ってきたものらしいです。
そんな訳で、お寺の壁画なんかは、今なお伝統的な絵の具で描かれているらしいのですが、タイ絵画を描くということは、どうも原料如何の話じゃなくて、表面的なスタイルが大事とされているよう。授業でも、水彩でもアクリルでも何でもいいよ。とのことでした。実際、国内の作家なんかもアクリルやら油なんかで作品作ってるみたいですしね〜
なんか、描く材料で「日本画」とかされているような日本の雰囲気からすると、何か不思議な感じがしなくもないですが、代わって伝統的な図柄の形やスタイルといったものはちゃんと受け継がれているという訳で、そういう意味ではやっぱりちゃんとした伝統絵画なんでしょうね。
上の絵は「マットチャーヌ」っていう猿と魚のハイブリッドの架空の生物です。ラーマキエンにもご登場なさってるらしい…。キャンバスにアクリルで。20×25cmくらいのちいさなサイズです。
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