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北海道で行方不明になっていた大和君見つかって本当によかった。
想い出したのはうちの次男のこと。
この子も小学校一年か二年生のころだった。
なにが原因だったかはすっかり忘れてしまったけれど、夕方、「そんなことするんだったら、お外に放り出すよ!」と叱って、玄関の外に出して鍵を掛けた。
お兄ちゃんだったらたちまち泣きだして、「ごめんなさい! おうちにいれて!」で一件落着するのだけれど、この子は泣く様子もなく、ドアも叩かず、どこかへ行ってしまったようだった。
ちょっとびっくりしてすぐ外に探しに出たが、暮れなずむ団地の中ではなかなか見つからない。暫く探し回ると、公園のブランコでふくれっ面をしてこいでいるのを見つけた。
「なにをしてるのよ! 心配したじゃないの!早く帰っていらっしゃい!」というと、
「だって、お母さん、放り出すって言ったじゃないの!」という
確かにそのとおり。
閉口してしまった私は、そうか、わかった、わかったとぎゅっと抱きしめて連れて帰った。
子どもの性格は兄弟でも違う。なにをするのか、親の想像では追いつかない。
大和君も親に放り出されたのなら、さっさと自分で歩いて帰ろうと思ったのかもしれない。
お父さんはわが子にとてもそんな行動力があるなどとは思えなかったのだろう。
お父さんを責めることはできない。
大丈夫。
うちの子だって立派に大人になって自分の道を一生懸命歩いている。
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