とらねこおばさんの雑記帖

田舎暮らしのいろいろを思いつくままに……。

俳句

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7月30日は竹野浜の花火大会。
この辺り、あちこちで川下祭り(かわすそまつり)が行われる。かわすそさんは女の神様だそうで、女はみなお参りしなければならないという。竹野は竹野神社、豊岡では小田井神社に川下祭りののぼりが立つ。

夫の通う絵画教室の女友達、といっても80歳過ぎのおばさまだが、竹野の花火が見たいと言うことで、お誘いすることになった。

できるだけ歩く距離を短くしようと、竹野浜の一番はしに行った。ここは駐車場が近く、あまり歩かなくてもすむ。しかもあまり混んでいないのでのんびり砂浜で花火が眺められる。

7時前に浜に行くと夕焼けの残りが空を彩っていた。

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猫崎半島の方を見ると花火の打ち上げ船がクレーンをのばしている。レーザー光線と花火の饗宴もあるとのことだが、このクレーンの先にレーザーが取り付けてあるらしい。レーザーは北前館の会場からしか見えない。ここからは無理だろうと思ったが、まあ、花火が見られればそれでいい。

コンクリートの階段に腰掛けて日暮れを待つ。猫崎半島のつけ根のシーサイドホテルに灯が灯った。

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くらくなってきたが、なかなか花火が始まらない。待つこと一時間、8時頃太鼓の音が聞こえてきた。司会のアナウンスが遠くに聞こえる。

そして花火が上がる。どーん、と海に迫った山に反響して身体に響く大きな音だ。
はじめは低くいくつも上がり、やがてひとつずつ高く上がり大きく開く。

最近の花火はいろいろな種類がある。

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高く上がる花火もあれば、低く海面すれすれに斜めに上がる花火もあって、低い花火は海面に映って、それも美しい。

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やがてフィナーレ、一度にいくつもの花火が上がり、ため息をつく。

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暗い海上に降り注ぐ花火を眺めての一時間、海風が涼しさを通り越して寒いほどだった。ストールを持ってくればよかった、と思ったが、なにもない。
「寒くありませんか? 大丈夫ですか?」
「だいじょうぶですよ。寒くなんかありませんよ」
そういえば私以上にたっぷりとお肉をまとっていらっしゃる。これなら、まあ、大丈夫だろうと車に戻った。

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花野という言葉が秋の季語だと知ったのはかなり最近といっても10年ほど前のことである。それまで、花野とはれんげ畑やタンポポの一杯咲いている野原のことかと思っていた。

村田喜代子さんの「花野」という小説を読んで、知ったのだと思う。60歳になるより少し前だった。この小説も50歳過ぎの女性がパートタイムで働きはじめるはなしだった。村田さん独特のどこかのんびりと不思議な語り口がすきで、同年代の共感を持って読んだことを憶えている。

そのころは都会に住んでいたので「花野」という言葉にさほどの感慨を持たなかった。但馬に来て最初の秋、二階から稲刈りのすんだ田圃が薄赤く染まっているのを見つけ、なんだろうと見に行った。

それは田圃を覆う蓼の花だった。川原は薄紫の野菊が一面に咲き、ミゾソバのカーペットもあった。春のレンゲ畑の初々しい華やかさに比べ、花野は色も落ちついていかにも秋である。

今年、一面紅色のタデ原を写しそびれてしまった。もうタデの花は色を失いかけてわびしくなっている。

イメージ 1おまけに少しピンぼけ

川原の野菊の群れも一昨年の水害で川が荒れ、一面の野菊(ヨメナ)の原は見られなくなってしまった。これは山際のノジギク(だとおもう)。写し方が悪くてわかりにくいけれど、庭の小菊のような葉っぱをしている。

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こんなセイタカアワダチソウも花野の仲間に入るだろうか。都会のセイタカアワダチソウは猛々しく文字通り背高く茂っているが、田舎のは害虫の被害が田圃や畑に及ばないようにいつも短く刈られていて、背の低いままで花をつけ、どこかいじらしい。

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しかし、今も花野といえば私はこのミゾソバの群落を思う。一つ一つの花を見ると白や薄いピンク、濃いピンクなどいろいろで、金平糖のようだ。

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子育ても仕事も終わって、こんなブログの写真を撮ったり、ボランティアをしたり、私も人生の花野をたのしんでいるのかもしれない。

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市民検診の結果は予想通りひどいものだった。

食べるものももっと気をつけなければならないし、何より運動。
だけど、こんなに暑くてはとても歩いていられない。

今日は雨が降ってずいぶん涼しいが明日はどうだろうか。でも、少しづつでもあるく。ほんとは一万歩歩かなければ。一万歩あるくには1時間20分ほどかかる。

このあたり、歩くコースには恵まれている。川沿いの道を歩き、そこから山の方に入る。一人で歩く時は淋しい道はやはり避ける。

季節季節の花が目を楽しませてくれる。今はヤブカンゾウ、それに合歓の花。合歓の花は山道の何処にでもある。種が飛んで増えるのだろうか。年々多くなるようだ。紅刷毛のような柔らかい花がやさしい。

一万歩まであともう少し合歓の花

合歓の坂越えればここも合歓の坂

合歓の坂越えて広がる日本海
大阪城の桐の花はもう終わったでしょうか。

この写真は但馬空港の近く。但馬の花の季節は大阪よりいつも少し遅れています。

大阪城の大きな桐の木の花が泡立つように咲いているのを見て、去年作った句です。この桐の花は泡立つようにとは行かないけれど、でも、天に向かって咲いています。

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車を走らせると、山の斜面のあちこちにピンク色の花が咲いています。タニウツギです。

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近くで見るともっとかわいい。

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とにかく、どこにでも咲いています。余り高いところや、遠くの方にはあまりありません。咲いているのかもしれないけれど、みえない。手近な山の手の届きそうな斜面に咲く花です。

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