とらねこおばさんの雑記帖

田舎暮らしのいろいろを思いつくままに……。

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追悼 アオちゃん

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昨夜、アオの様子の記事をupしてからお風呂に入り、アオのところに行くと、力なく横になっていました。脱水がまたすすんだのかと思い、水をそばに持っていくと体を持ち上げて飲もうとしますが飲めないようです。スプーンで口の横から入れてやると、がちっとスプーンに噛みついてごくりと飲みました。3匙ほど飲んだでしょうか。私の顔を見てまた横になりました。噛みつく力が結構強かったので、この分なら朝までは大丈夫かと、保温に毛糸のひざ掛けをかけてやり、寝ることにしました。

アオが気になって眠りが浅く、6時前には起きだしました。アオを見ると様子がおかしい。呼吸をしていません。触ると、冷たく、体がこわばりかけていました。

二階に上がって夫に告げると、「そうか、この年まで生きていたのだから、大往生やで」と言いながら下りてきました。

昨夜、あのままそばのソファで寝て見守ってやればよかったと強い後悔がおそってきます。シーツを変えて、箱の中に入れなおし、上に白いタオルをかけてやりました。

花をいれてやりたかったけれど、庭には今は花がありません。この前獣医さんに行ったとき、この地域で動物が死んだときの処置を伺いました。地面に埋めるのはよほど深くしないと野生動物に掘り起こされるそうです。それは困る。豊岡市は動物の火葬施設がなく、保険所に頼むとゴミ扱いになるそうです。それもかわいそう。養父市には人間の火葬場に動物用の火葬施設が併設されており、他市のペットも利用料が高くなるものの受け入れてくれるということでした。

民間の動物霊園もあるそうですが、かなり高額になりそうです。それで養父市に依頼することにしました。

今日は夫が所要で神戸に行く日です。9時に八鹿駅で待ち合わせだそうです。養父市役所は八鹿にあります。アオを後ろの座席に乗せて、夫と八鹿駅まで車で行きました。

今の家を建てたころ、大阪と竹野間をアオをかごに入れて後部座席に乗せ、行ったり来たりしたものです。夫と一緒のときはアオをかごから出してやると、助手席の窓に手をかけて外を見るていました。並走する車の人が、窓から外を見ている猫にびっくりしていました。トンネルが嫌いで、トンネルを抜けるまでワーオ、ワーオと大声で鳴き続けたことなどを思い出します。今日は箱の中でしんと黙ったままです。

養父市役所電話をすると、お骨を引き取りますか? それとも火葬場で埋葬されますかと聞かれました。倍の利用料を支払うとお骨を引き取ることができるそうです。一瞬、スティーブン・キングの「ペット・セメタリー」が思い浮かび、火葬場でほかの犬や猫たちと一緒に共同で埋葬してもらうことにしました。寂しくなくていいでしょう。

ハンコを持ってきてくださいと言われましたが,ハンコは持って出ていません。100円ショップで探しましたが、うちの名前のハンコは品切れでした。
隣の町まで行って探しましたがやはり品切れ。ハンコ探しですっかり疲れ、ダメですと言われたら取りに帰ろうと思ってそのまま養父市役所に行きました。係の女性に、「ハンコがないのですけれど」というと、「ああ、かまいません。だいじょうぶですよ」とあっさり引き受けてくれました。何のために一時間半ハンコを探して走り回ったのでしょう。100円ショップの入っているショッピングセンターで百合と菊の花を買い、アオの周りに入れてやりました。最後の写真を撮ろうかと思いましたが、朝、大急ぎで支度をしたためカメラを忘れていました。

火葬場は思ったよりも小さい建物でした。市役所から連絡してもらっていたので、雨の中、係の人が外で待っていてくださいました。人間用の炉の後ろに三分の一ほどの大きさの動物用炉があります。窯の中へ入れる棺桶の台も人間用のと同じものが小さなサイズで作られていました。人間の火葬があるときに一緒に焼くシステムだそうです。それまで保存するためでしょう。食品用の大きめの冷凍庫がありました。冷凍庫の横の台にペットのおもちゃのらしいものと一緒にろうそくや線香が用意してあり、焼香の香炉もありました。

係の人がお線香をあげてくださいと、ろうそくをともしました。お線香をあげてアオと最後のお別れをしました。ずっと一緒だったね、アオちゃん。大震災の時も、そのあとの引っ越し続きの頃もずっと一緒だったアオちゃん。苺が大好きなアオちゃん、人間好きで猫嫌いのアオちゃん。男の人が大好きなアオちゃん。いつも私の体の上に乗って寝たがったアオちゃん。重くて、腕が痛くなったよ。この10月、なぜか何年かぶりに二階に上がり、私の上に乗って寝ていました。とうとう私は腕を痛めて整形外科通いをしてたんだよ、アオちゃん。11月になって、急に二階に上がれなくなってしまったアオちゃん。

21歳だったんですよ。と係の人に話すと、犬や猫でそんな年のを受け入れるのは初めてです。この火葬場の記録ですよと係の人は言いました。

今晩はアオがいないのが寂しい。ミドちゃんもさびしそうにしています。

アオが家に来た頃、私の書く小説には猫がいつも出てきていました。アオをモデルにした小説もあります。記念に次回はその小説をブログにのせましょう。
11月に入って我が家の老猫アオが急に痩せてきた。
毛づくろいをしなくなり、毛並みが乱れてきたのは去年からだっただろうか。
あまりに毛並みが汚いので、獣医さんに相談したら、年を取ると人間でも不精になって、お風呂に入りたがらないでしょう、と言われた。

毛並みが乱れ、痩せただけではなかった。急に気温が下がり寒くなった日、、どこを探してもアオがいない。心配になって夜中だったが、家の周りも庭も懐中電灯で照らして探し回った。猫は人の目につかないところへ行って死ぬといわれているからだ。

アオは暗いお風呂場の隅っこにじっと座っていた。抱くと体が冷めたかった。アオはきれいな水より、お風呂場にこぼれた水を飲みたがる癖があるので、また水を飲みたがっているのかもしれないと思い、洗面器に水を汲んでみたが、顔を近づけるものの、飲まない。水に顔を近づけてじっとうずくまっている。

こんなに体が冷えて、と、暖かい部屋に連れて行き、座布団を敷いた箱の中に入れてやったが、よっこらしょと箱から出て、また風呂場へ行く。このまま風呂場で死んでしまうのではないかと心配で、ケージに入れホットカーペットの上において温めた。

翌朝、アオはほんの少しペースト状のフードを食べた。獣医さんに連れて行くと、極端に脱水しています、とのことだった。血液検査で腎臓がかなり悪くなっているらしい。最近、おしっこにほとんど色がなく、においもないので高齢のせいだろうとおもっていたが腎臓病が原因だったのだ。

なんといっても22歳だ。(実は息子から連絡があり、21歳が本当の歳だったのだが)21歳も、22歳も猫にしては思いっきり高齢には違いない。人間の年齢にすると百歳をとっくに越して、110歳から120歳くらいだそうだ。

獣医さんの話では高齢猫はほとんどの場合腎臓が悪くなっているという。おしっこが水のようになって、摂取する以上にどんどん排泄され、脱水が進んでいくのだそうだ。「ミルク飲み人形状態ですよ」といわれた。

「犬や人間ならとうに死んでいます。猫は生命力が強いのですよ。もともと砂漠の動物でしたから、少しの水で生きられるようにできているのです。生命力が強いから、化け猫伝説がうまれるのですね」

なるほど、猫には9つの命がある、と英国の小説(クリスティだったかな?)にでていたからなあ。と妙に感心した。

点滴をしてもらって帰ると、少し元気になってトイレに行き、帰ってきて水を飲み、パウチのやわらかいえさを三分の一ほど食べた。

それから三回連続で一日おきに点滴に連れて行き、そのあとは様子を見ながらえさを食べなくなると点滴に連れて行った。

12月に入って、アオの動きがかなり悪くなってきた。トイレの五センチほどの高さの縁が越えられない。だんだんトイレまで行くのがしんどくなったらしく、途中に水たまりをこしらえてしまう。一昨日いつものお気に入りの寝場所のそばのフロアにペットシーツを敷いてやった。今のところそこでおしっこをしている。水も飲みたそうだが、口を水に近づけて、飲むまでに時間がかかる。

今日は立てなくなって心配したが、私が少し外に出ている間に前足をたてて座り、フードを10グラムほど食べたらしい。「ぴちゃぴちゃ音をたてて食べてたで」と夫が報告してくれて、ホッとした。

20年以上も一緒に暮らすと、猫も立派な家族だ。でも、猫には健康保険がない。税金の医療控除もないから獣医さん通いはしんどいけれど、仕方がない。延命措置しなくてもいいんじゃない?という人もいるけれど、ぐったりしているのを見ると、どうにも放っておけなくなって、獣医さんに連れて行く。「治療をして少しでも回復する間は大丈夫です。治療が効かなくなったら、その時が寿命ですね」との獣医さんの言葉に、まあ、そうですねえ。とため息をつきながら答えている。

理想はネズミ ケータイ投稿記事

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21歳の老猫アオのお薬と慢性腎不全療養食(餌)を貰いに動物病院に行った。

「缶詰かやパウチのえさに混ぜてるんですけど、なかなかお薬を全部食べてくれなくて、困るんです。どうすればいいでしょうか」

「それが猫です」

「缶詰めも開けたてでないと食べないし、買った餌の3分の2はすててるみたいで、わがままで困るんです」

「それが猫です」

「うーん」

「猫科の動物の特徴なんです。ライオンなんかもお腹が一杯だと目の前に餌がいても知らん顔してます」

「へーえ」

「ペットフードができて猫の寿命は驚異的に伸びたんできすよ。昔のように味噌汁をかけたごはんだとか、竹輪のような塩分の多いものを主食にしてたら、10年位も生きられません。猫はグルメだから美味しいものをよく知ってるんです。

猫にとって理想の食事はネズミなんです。キャットフードはできるだけネズミに近づけて作っているんですよ」

「え、ネズミ、入ってるの?」

「まさかハムスターを焼いて入れるわけにもいかないし」

「きゃーっ」


外にでてから考えた。ネズミは簡単に養殖出来そうだ。ネズミ算式に増えるっていうし。
そのうちに『猫大好き!本ネズミ入りカリカリ!』なんて。

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アオはシャム系の雑種。21歳。
二枚目の写真はかなりピンボケだけれど、人間で言えば100歳を越えていると動物病院の先生が言った。

去年の暮ごろから食が細くなり、やせてきて、毛並みが悪くなった。モップみたいやと一晩泊まっていった次男が言う。

動物病院に連れて行くと、歯周病ということで、一本で一週間効く抗生剤を注射してもらい、全身麻酔で歯石を取ってもらった。わたしも、夫も歯周病で歯科がよい。猫も歯周病。みんな高齢化。しかたないわね。

全身麻酔を利用して腎臓の検査もしてもらったところ、やはり腎不全もあるらしい。特別食や餌に混ぜて食べさせる薬も貰った。

毛並みのモップ化も相談したが、「猫も年をとると不精になりましてね。余り毛づくろいしなくなるんですよ。人間も年をとると不精になるでしょう。まあ、ブラッシングしてやってください」とのこと。なるほど、うちのヤドロクどのもめんどくさがってお風呂をパスしたがるのだから……。「アオといっしょやね」というと仕方なくお風呂に入った。これからお風呂を嫌がったらこの手でいこう。

猫の介護も大変です。健康保険もないし、医療費の税金の控除もありません。税金の申告に行ったとき、一応猫の医療費は駄目なんでしょうね、と領収書出してみたけれど。

テレビを見る猫

息子のうちのアカタロウはよくテレビを見ている。

特に鳥や動物のテレビが好きだ。以前にいた、白茶の日本猫のモモやタロウもよく動物のテレビを見ていたから、日本猫はテレビがすきなのだろうか。今うちにいるシャム系のアオやミドリはテレビにまったく興味がない。

写っているのが動物だとは認識しているようだ。小さい鳥が画面を飛ぶと、チョイ、と手を出す。タロウはテレビの後ろに回って、何もいないので不思議そうな顔をしていたっけ。

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猫たちは何を考えているのかしら?

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