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周南市 東郭の世界
11/11日本時間 6:00 周南9℃東京13℃ 奈良8℃台湾21℃上海16℃ “ゆうぜんしてほろ酔へば雑草そよぐ”

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石油化学工業プラントの特徴の一つに、フレアースタックがあります。

下の写真のような炎の出ている塔のことや手法を指しますが、これがプラントを安全に保つ為

の重要な設備であります。石油を精製する製油所などの生産・処理プラントでは原油を熱分解

してガソリンや軽油を作る際にメタンなどの炭化水素ガスが発生する。しかし、これらのよ

うな余剰ガスは、そのまま大気中に放散すると、臭いも強く環境汚染につながり、特に硫化

水素のような有毒ガスを含むこともあり危険なので、生産・処理施設から十分安全な距離に

設置したフレアスタックに導き、煙突の先で燃やすことである程度無害化しています。

石油化学製造プラントのスタート・停止時、運転調整時などには、多くの余剰ガスが発生し

ます。この出光徳山事業所でも8月全装置の定期点検補修時のフレアスタックの増炎について

予め、”近隣の皆様へ” と称して知らせています。なにしろ、急にこのフレアスタックから

火炎が10m以上も立ち上り、夜中などにあっては工場全体が真っ赤になる程ですから、吃驚

します。当然、消防署や工場に問い合わせも殺到して関係者は対応に追われることになりま

す。いや、これも市民として当然のことですが、爆発などの心配は、まず、ありません。

寧ろ、それを防ぐための操作なのです。

ところで、地震などでも、地震感応システムにより、プラント緊急シャットダウンシステムが

働くことがあります。この場合は、誰でもびっくりします。地震で家などが揺れたと吃驚して

外を見ると、このフレアスタックから巨大な炎が噴き出しているので、更にびっくりしま

す。特に夜など遠くからだと徳山の町が燃えているように勘違いしてしまう程なのです。

近年では、私を含めた市民の方々も周知されていると思いますが、知らない人はびっくり

します。なにしろ、プラントは、内と云わず外も「火気厳禁」の標示ばかりですし、一番

 火気に気を付けねばならないところで、火が燃えているのですから・・・

                            《2018.11.9 周南市 東郭》

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周南コンビナートのフレアスタック


フレアスタック (flare stack) は原油採掘施設、ガス処理施設、製油所などで出る余剰ガスを無害化するために焼却した際に出る炎、また、その手法である。

概要
石油を精製する製油所などの生産・処理プラントでは原油を熱分解してガソリンや軽油を作る際にメタンなどの炭化水素ガスが発生する。しかし、これらのような余剰ガスは、そのまま大気中に放散すると、臭いも強く環境汚染につながり、特に硫化水素のような有毒ガスを含むこともあり危険なので、生産・処理施設から十分安全な距離に設置したフレアスタックに導き、煙突の先で燃やすことである程度無害化している。
余剰ガスの処理は、ガスを回収してリユースする方が良いという見方もあるが、技術的に高度で莫大なコストがかかるため、製品の値段を上げざるを得なくなる。また、本来排出するガスを溜めておけば、引火による爆発の可能性もある。高い塔の先で燃やすことで、工場内での引火の危険を減らし、コストを抑えることができるフレアスタックが主流となっていると考えられる。
フレアスタックには通常、黒煙防止の為頂部にスチーム(蒸気)を吹き込むことで、可燃性ガスと空気をよく混合するなど工夫がされている。黒煙の正体は、ガスの不完全燃焼によるカーボンの燃え残りである。そのため、余剰ガスと空気の混ざる量を調整することでガスが完全燃焼し、黒煙を発生しないようにすることができる。
また、このカーボンと以下の水性ガス反応を起こすことで火炎を無煙にすることができる。
 
その他
通常のフレアスタックが細長い塔状になっている理由は、狭い敷地でスペースを活用するとともに、燃焼ガスの輻射熱を高さ方向の距離で軽減させ、大気中に十分拡散するようにするためである。しかし、その反面、輻射熱・騒音・可視炎といった周辺環境への影響を、より広範囲に及ぼすという欠点がある。一方、バーンピットのようにガスの輻射熱を距離方向で軽減させる方法もある。

量の多少にかかわらず、ガスは常時燃焼を続けており、ガス供給が一時的に止まってもパイロットが着火しており、燃焼が中断しないようになっている。また、燃焼の炎が装置や施設内に侵入(逆流)しないように、フレーム・アレスター(flame arrester)が付いている。
他に停電などの緊急時に精溜塔内の圧力が急上昇して、ガスが異常発生する事があり、安全弁だけで賄え切れない場合にもフレアスタックを使い、ガスを放出させることもある。また、スタートアップ時など、大量の余剰ガスを放出させる必要がある場合にも使われる。                                                                                                   《出典:Wikipedia》



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周南コンビナートのフレアスタック

フレアースタック
 

石油精製・石油化学製造装置のスタート・停止時、運転調整時などに発生する余剰の燃料ガス、可燃性ガスを燃焼させて安全に排出する為の設備がフレアースタックです。当事業所では危険物・高圧ガスを多量に扱っています。余剰になる可燃性ガスをそのまま大気に放出すると、火災・爆発事故や環境汚染を引き起こす恐れがあります。設備にとっては重要な安全設備になります。
昔は赤々と燃えているのが製油所のシンボルでしたが、近年はフレアースタックに流していたガスを、燃料ガスとして回収し、有効利用しています。
CO2
の発生を抑え、地球温暖化防止にも貢献しています。《出典:出光興産HP》



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