#877〜「THIRD STAGE」 / BOSTON (1986)〜
ここに紹介する1枚はアメリカのロック・バンド、ボストンの3作目「サード・ステージ」。個人的に宇宙ジャケといえば真っ先に思い浮かぶ作品です。宇宙船ボストン号8年振りの帰還といったイメージでしょうか。このバンドのアルバム・カヴァーにはいずれも宇宙船が登場しており、ボストン・サウンドの宇宙イメージを印象付ける視覚要素となっています。ボストンというバンド名を持ちながら、その実態がトム・ショルツ氏のソロ・プロジェクトであることはファン周知のとおりです。本作は前作「ドント・ルック・バック」より8年ものブランクを経てのリリースとなりましたが、流行廃れが目まぐるしく変化する音楽市場ですから、ほとんど過去のバンドになりつつあったであろうバンドの突然の新作リリースは大いに話題となりました。その反動は早速シングル・リリースされた名バラード【アマンダ】の大ヒットに表れます。この頃はロック・バンドでもバラードをカットすれば売れるような市場の流れがあって、それも追い風になったと思います。私にとってリアルタイムに聴いたボストンが本作であり、いずれもバラードが大ヒットしたREOスピードワゴンやスターシップ等と同じ括りのバンドとして認識しました。つまりは当時人気を博した大衆ロックで、彼らのアルバムが話題になり、曲が売れたのも当然と言えるのかもしれません。アメリカン・プログレハードの括りで語られる彼らの音楽スタイルそのものは往年の彼らと何ら変わらないもので、シンセ全盛期であった当時に“シンセサイザーは使用していない”ことは他の同系バンドと一線を画すボストンの拘りであったと思うし、ショルツ氏の創り出す爽快なギター・サウンドを以ってすれば不要であったと思います。収録曲は、先の【アマンダ】をはじめ、全体にゆったりした曲想が目立つなか、スケール感溢れるダイナミックなハード・ナンバー【ウィー・アー・レディ】、ゴキゲンなロックンロール【クール・ジ・エンジンズ】、キャッチーな【キャンチャ・セイ】等がアクセントとなり、アルバムの流れに起伏を生み出しています。制作に実に1万時間以上が費やされたとも言われている本作は、完璧主義を貫くショルツ氏が世に送り出した作品ですから自信作であることに間違いありません。往年のファンからみれば、いずれも名盤と名高い70年代の2作品には及ばないという評価が多いだろうと思いますが、私が聴いた限りでは本作はそれらと何ら遜色ない優れたロック・アルバムだと思っています。
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お!サードできましたか(^^!
アマンダ、最高♪
2016/10/26(水) 午前 0:01
このアルバムは現在、車のBGMで流すことが一番多い作品です。「WE'RE READY」は、Brad Delp の「1.2.3.4.Come On」 の後に続く美しいギター・ソロが圧巻ですね
2016/10/26(水) 午前 6:12
サウンドが80年代風の要素をかもちだしてますね。
制作に1万時間を要しただけのことはあると思います。
ジャケに必ず宇宙がテーマのアートワークが描かれてるのも初めて知りました。
2016/10/26(水) 午前 6:17
>こばっちさん、そうですね、同じく同世代です。私はアマンダ1曲でボストンのファンになっちゃいましたよ。ただ買う予定であった私より先に友人がレコードを買ったのでそれをカセットに録音してもらったのでした(^^。
2016/10/26(水) 午前 6:24
>オデオンさん、満点のアルバム!私もそう思いますよ。曲は素晴らしいですし、ケチの付けようはないと思います(^^。
2016/10/26(水) 午前 6:25
>エマニエル浜口さん、当ブログようやくサード登場です。リアルタイムに聴いたサードが一番思い入れがあるんですよ。アマンダ最高!同感であります(^^。
2016/10/26(水) 午前 6:27
>KTさん、おぉ〜そうでしたか!爽快なロックはドライブにも合いますね。そのギターソロは私も好きなパートですよ(^^。
2016/10/26(水) 午前 6:29
シンセサイザーなしでアルバムを作り、PVなしで全米1位のシングルを出してしまうあたり、トム・ショルツ先生のこだわりを感じる作品だと思います(^^)
2016/10/26(水) 午前 6:33
>yuukiさん、そうですね、80年代ど真ん中と言えそうな爽快ギターロック。ボストン・サウンド健在であります。やはり宇宙的なイメージというのはあると思います。
2016/10/26(水) 午前 6:33
>gutch15さん、そう言えばPVなしだったんですね。曲の良さだけで勝負ってことでしょうか、アマンダの全米1位、すごく納得の結果だと思いました。トム・ショルツ先生のこだわりを感じる作品とは、そのとおりだと思います。
2016/10/26(水) 午前 6:37
このアルバムは想い出深いです。渋谷のタワレコに入った時「あ〜BOSTONの新譜ってもう出ないのかな〜」なんて思っていたら、ひら積みされたこのアルバムを見つけておどろいちゃいました。
2016/10/26(水) 午前 7:11
私も70年代より、この頃の方が馴染みがあります。
このアルバムまでボストンはあまり聴いてなかったので。
やはり「Amanda」のイメージですね。
青春が甦りますよ〜♪・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
2016/10/26(水) 午前 9:08
昨年発売されたライヴアルバムからボストンに触れて、
メロディーの素晴らしさに打ちのめされました。
オリジナルアルバムも欲しいのでぜひ、このアルバムを含めて、
色々触れていきたいと思います。
2016/10/26(水) 午後 0:01 [ ゆういっちゃん ]
けっこう好きです〜(笑)
ホントはあんまり詳しくないですが、、
普通に耳に馴染んでる曲が多いです。
さすがプログレハードだな〜と思うんですが、実を言うとはじめて聴いた時は特にささらなかったんですよね(^^;
でも一回聴きはじめると、あれもこれもって聴いてしまいましたね。。
2016/10/26(水) 午後 7:07 [ BBmichael ]
これは当時気にはなったけど買わなかったな〜
良さそうですね
この頃はコステロやプリンスを追いかけていたからかも知れませんが..
2016/10/26(水) 午後 7:45
>SGTさん、思い出深いアルバムなのですね。私は逆にリアルタイムに聴いたボストンという意味で思い出深い1枚です(^^。
2016/10/26(水) 午後 9:25
>Irisさん、青春甦りますか!私も青春真っ只中でした。とくにアマンダが大好きで、大ヒットしたこともありラジオでもよく耳にした馴染み深い曲ですね(^^。ナイスありがとです☆
2016/10/26(水) 午後 9:28
>ゆういっちゃんさん、ボストンは最近知られたのですね。本当にメロディの綺麗な曲が多いですし、爽快なロックナンバーも最高です。過去作も素晴らしいので是非とも聴いてみてください(^^。ナイスありがとです☆
2016/10/26(水) 午後 9:30
>BBmichaelさん、ボストン聴かれましたか!カンサスがお好きならこちらもOKでしょう。メロディアスな爽快ロックが実に心地よいです。ギターも素晴らしいですよ(^^。
2016/10/26(水) 午後 9:33
>ストレンジさん、好みに合うかは分かりませんが、すごく良いアルバムだと思っています(^^。
2016/10/26(水) 午後 9:35