#879〜「PRETENDING 2 RUN」 / TILES (2016)〜
タイルズは“アメリカのラッシュ”とも称される4人組プログレッシヴロック・バンド。彼らは文字通りラッシュを彷彿とさせるテクニカルなアンサンブルに秀でたバンドであり、94年のデビュー作(セルフタイトル)より一貫してきたその知的な音楽スタイルは、とりわけ80〜90年代のラッシュを想起させるものであります。また、これまでリリースされた作品の全てにおいて、かつてラッシュ4人目のメンバーと言われたテリー・ブラウン氏をプロデューサーに起用してきたことも”アメリカのラッシュ”と称される所以でしょう。このように紹介すると、彼らはかなりラッシュ似なバンドというイメージが先行するところですが、必ずしもそうではありません。ラッシュの影響下にあると考えられるのは事実と思いますが、卓越した演奏力を以ってそれをアピールし、バンドの特性として消化しているタイルズの音楽スタイルもまた孤高の進化するロックなのであります。さらには、ヴォーカルがデニス・デ・ヤング似なので、まるでラッシュとスティクスの融合的イメージが思い浮かぶといったユニーク性も際立っています。そんな彼らの6作目「プリテンディング2ラン」はトータル・コンセプト作で、バンド初となる渾身の2枚組となった大作。超絶ドラマーのマイク・ポートノイ、フルート奏者のイアン・アンダーソンら、数名のゲストを迎えて制作された本作は、彼ら持ち前の技巧を活かしたスリリングかつタイトなタイルズ・スタイルにさらに磨きがかかると共に、グランジ/オルタナ、ジャズ・ロック展開、ストリングス・セクションの導入等、従来スタイルのみに留まらない多彩な要素を盛り込んだ楽曲アレンジが成され、過去作品と比べてみても最もドラマティックかつメロディアスな作品に仕上がっているのは特筆です。切れ味鋭いタイトル曲はインパクト十分。オリエンタルなムードを醸し、サイケな浮遊感が心地よい【ストーンウォール】はオーボエによるメロディ・パートが印象的なナンバー。真骨頂は3ピースのタイトなユニゾン・プレイを展開する【テイクン・バイ・サプライズ】でしょう。ラッシュに勝るとも劣らないスリリングで緊張感漲るアンサンブルは必聴。やはり彼らに期待するのは耳を釘付けにするテクニカルな演奏なのであります。さらにはムーディなサックス・ソロが盛り込まれた異色の爽快ロック・ナンバー【ウェイトレス】、サイケなビートルズといった趣の【フレンド・オブ・フォー】等も聴き処でしょう。前作「フライ・ペーパー」より8年という長いブランクを解消する華麗な復活作、本作はそう印象付けるだけの高いクオリティを有する、文句なしの見事な作品。テクニカル・ファン必聴の1枚です。
曲は【WEIGHTLESS】。
曲は【SHELTER IN PLACE】。
- Never Alone -
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粋ですね〜
ベースラインがさりげなくセンスがいい
ジャケットも好きです。亀が何気に可愛い
MVもいい!
2016/11/2(水) 午後 11:59
こんばんは!と、言うより、おはようございますm(__)m。全ての音が横一列で前面に出ている所がラッシュっぽい。と言う事ですかね?言われると似てますね。でも、もっとメロディアスで聴きやすいですね。少し柔らかい感じですかね〜、ジェスロのイアンアンダーソンがゲストと言うのが面白い。そこら辺が柔らかさエキスの秘密なのか?(^^)
2016/11/3(木) 午前 4:39 [ ume ]
「WEIGHTLESS」での超絶テクニックの演奏にJAZZYなサックス・ソロが切れ込んでくる所が
ですね。
2016/11/3(木) 午前 5:38
>Irisさん、とても知性を感じるロックですよね。何故カメなのかは分かりませんが、このジャケはサウンドとも合っているし、なかなか良いと思います(^^。ナイスありがとです☆
2016/11/3(木) 午前 7:03
>umeさん、おはようございます。早起き?徹夜?お疲れ様です。凝ったリズムにギターが絡む空間的なサウンドが90年代ラッシュを彷彿させるようなイメージですかね。従来あまりメロディアスなバンドではないのですが、本作はその点が改善されています。フルートソロが絡むのは1曲のみでしたが、これもなかなか良いですよ。紹介したかった1曲ですがyoutubeにはありませんでした(^^。ナイスありがとです☆
2016/11/3(木) 午前 7:07
>KTさん、WEIGHTLESSは本作で最もキャッチーな曲で私のイチオシ。テクニカルな演奏にムーディーなサックス・ソロも効いた、ナイスな1曲ですね(^^。
2016/11/3(木) 午前 7:10
曲が聴けなかったので後できいてみますね。(^^
2016/11/3(木) 午前 7:24
確かにラッシュみたいな雰囲気はありますね。ボーカルはクセがなくて聴きやすいです☆
シンプルな音づくりであるかと思いきや、曲が進んでいくにつれ違った表情を見せ始めるのもいいですね♪
2016/11/3(木) 午前 8:06
バンド名は知っていましたが聞くのはお初かな?
えっ、タルのイアン・アンダーソンやマイキーまで参加とな?
確かに雰囲気はラッシュの影響あると思いました。
良さそう♪
2016/11/3(木) 午前 8:55
僕もジャケットが気に入りました♪
確かにテクニック素晴らしいですね。
二曲ともいいです。
2016/11/3(木) 午前 9:05 [ ゆういっちゃん ]
>SGTさん、もう聴いてもらえたでしょうか?気に入ってもらえたら嬉しいです(^^。
2016/11/3(木) 午後 6:04
>こばっちさん、デビュー当時からアメリカのラッシュと称されたほどですから、影響下にあるバンドであることは間違いないですね。ヴォーカルはたしかにクセがなくむしろ爽やか。テクニカルな演奏も聴きごたえありますよ(^^。ナイスありがとです☆
2016/11/3(木) 午後 6:07
>ストレンジさん、本作の話題は復活作と言ってもよい久々の作品にして2枚組コンセプト作に加え、豪華ゲストの参加です。他にはアダム・ホルツマンとかマイク・スターンとかも参加してます(^^。
2016/11/3(木) 午後 6:11
>ゆういっちゃんさん、このジャケットなかなか良いですよね。曲よしテクニック良し、文句無しです(^^。ナイスありがとです☆
2016/11/3(木) 午後 6:12
へえ〜アメリカのラッシュですか!
そう考えるとすごいバンドなんだな〜と想像してしまいます。
テクニカルな楽曲構成にあっぱれですね!
2016/11/3(木) 午後 8:08
>yuukiさん、はい、そう称されているとおりテクニカルに秀でた知的なロックバンドですが、なかなかカッコよくて聴き易いサウンドです(^^。
2016/11/3(木) 午後 8:17
こんばんわ^^
初聴です。 このサックスが切り込んで来るところが良いですね!
イアン・アンダーソン参加が僕には懐かしさを感じますね♪
2016/11/4(金) 午前 1:34 [ じゆんふ ]
>じゆんふさん、おはようございます。初聴の印象は良かったでしょうか?とてもセンス良い展開ですよね。実はサックス入りはバンド初の試みなのであります。フルートもそうですね(^^。
2016/11/4(金) 午前 6:49
エスカレーターに亀、というジャケが面白いですネ。
サウンドのタイプからマイク・ポートノイの参加は想像できるのですが、イアン・アンダーソンの方はちょっと意外でした。
2016/11/5(土) 午前 10:48 [ Cafpino ]
>Cafpinoさん、コレなかなかユニークなジャケですし、カメさんジャケというのはあまり見かけないかも(笑)。イアン・アンダーソンは1曲参加で勇ましいフルート演奏聴かせてくれてます。テクニカル系にフルートの組み合わせもなかなかないパターンですよね(^^。
2016/11/6(日) 午後 7:28