さあ2017酉年の始まりです。
#880〜「FOLKLORE」 / BIG BIG TRAIN (2016)〜
デビューから20年を経て既にベテランの領域に達している英国プログレッシヴロック・バンドのビッグ・ビッグ・トレイン。彼らは70年代ジェネシスの系譜を受け継ぐ叙情バンドとして知られていますが、現代プログレのジャンルにおいて、彼ら以上に味わい深い歌と演奏を聴かせる英国情緒に溢れたバンドは他にいないと言ってもよい程で、その英国然とした翳りある音像は紳士的でもあり、ある意味クラシック音楽のような気品をとても感じさせるものであります。個人的に彼らの最高傑作だと思うのが”パート1”と”パート2”の2作品から成る『イングリッシュ・エレクトリック』。これらは彼らが当初より目指していたであろう英国伝統の叙情プログレ・スタイルの完成形だと言っても過言ではない、まさしく”円熟の極み”たる集大成的作品でありました。そのEEに続く9作目が本作「フォークロア」。なかなかインパクトある鳥のアートワークは、これまで一貫して暗い色調であったアルバム・ジャケットとは異なる質感で、作風にも何らかの変化を窺わせるようであります。ここで彼らが示した新機軸はオープニングのタイトル曲に表れます。彼らの典型的スタイルであるに加えケルト風な旋律が印象的。哀愁感が募るメロディに、カンサス辺りを彷彿とさせるドラマティック展開で聴かせる大作【ロンドン・プレーン】は出色でしょう。そして後半では伝統の英国ハードロック風【ウィンキー】、哀愁のメロディと疾走感による叙情展開が素晴らしい【ブルックランズ】等、楽曲の質はすこぶる高い佳曲揃い。本作においては、基本路線はこれまでどおりのBBT的叙情プログレッシヴ・ロックでありながらもタイトルが示すように、フォーク/トラッドを感じさせるメロディやアレンジが垣間見えるサウンドが特色と言えるでしょう。管弦楽器を積極的に取り入れたヴィンテージ・シンフォなアレンジも効いた、芳醇で味わい深い大人のロック作品に仕上がっています。卓越したテクニックやスリリングなアンサンブル、或いは緻密な構成力が、プログレッシヴ・ロックに求める醍醐味であると思いますが、彼らはテクニックやアンサンブルよりも歌とメロディ、そしてムードで聴かせるタイプのバンドだと思います。インスト・パートの占める割合は比較的高いが、あくまでも主体は歌なのであります。聴き始めの印象はそれほど強くないですが、じわじわと味わいが増してくる玄人好みのスルメ作品。じっくり腰を据えて音に聴き入りたい1枚です。
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こんばんは('∀`)
今までの中で一番、ジャケにセンスを感じます♪
English Boy Wondersから聴き始めたけど、キャリアは長いんですね!
LONDON PLANE、とてもステキな曲だわ♪
2017/1/4(水) 午後 9:47
あけましておめでとうございます♪
ことしも宜しくおねがいします。
バックのオルガンとストリング?が中々良いですね。 唄の声は・・何かこれから始まる雰囲気満載ですね! とても聴きやすいですね!
2017/1/4(水) 午後 10:04 [ じゆんふ ]
ランキングで5位にされていたアルバム、ワタシもこのアルバムは持っています。ほぼジャケ買いでした(笑)
自分は一脚めのタイトル曲が好きですね。アルバム全体としてもハードさと叙情と民族音楽的な要素がパワフルに融合していてなかなかの出来ではないかと思っていました(^^ゞ
2017/1/4(水) 午後 11:20
ずっとこの世界に浸っていたいと思わせる味わい深さ・・・ご紹介の2曲は文句なしに大好物です
2017/1/5(木) 午前 5:50
>JOEYROCKさん、おはようございます。BBTのジャケは個人的にはあまり惹かれないのですが、本作は目に留まりますよね。相変わらずのBBT節健在といったところで、特に紹介2曲は出色ではないかと思っています(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/5(木) 午前 6:48
BIG BIG TRAINいいですね〜どこか牧歌的な雰囲気に惹き込まれてしまいます。(^^
2017/1/5(木) 午前 6:49
>じゆんふさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。プログレのバンドではありますが、メロディはゆったりと聴き易いのが魅力です。ストリングス・アレンジも効いたなかなか味わい深いサウンドが良いですね(^^。
2017/1/5(木) 午前 6:50
>PIGBAGさん、ということで今年最初の紹介作品です。ジャケ買いでしたか!民族音楽的な要素がBBTサウンドに融合しているという意味でもインパクトがあり、タイトル曲はやはり本作を象徴するナンバーとなっていますよね。トータル的にもすごく良い作品だと思います(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/5(木) 午前 6:54
>KTさん、安定のBBTサウンドですね。紹介2曲は出色の出来だと思いますが、他の曲も素晴らしく、是非ともチェックしてみて欲しいです(^^。
2017/1/5(木) 午前 6:56
>SGTさん、そうですね牧歌的な雰囲気というのもこのバンドの魅力でしょうね。ゆったりと世界に浸れるサウンドであります(^^。
2017/1/5(木) 午前 6:57
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
すごく繊細な音づくりなんですね。たしかにどこか牧歌的
そこが魅力なんでしょうね。
アレンジが銃著があっていいです♪
2017/1/5(木) 午後 2:54
書かれているように前作のイングリッシュは素晴らしいアルバムで最近のプログレのアルバムではダントツの出来でしたよねぇ
さて今回のフォークロアですけど
うーん、とても良いんですよね、とても・・
けどですねぇ、今回のアルバムはかなり聞かないと本当の良さが判らないかな
それと少し前作あたりと比べると地味かも..
2017/1/5(木) 午後 8:19
しょーじさんの評、まさにドンピシャだと思います。
今までのアルバムは行け行けな雰囲気でしたが、今回はちょっと引いているかな?密なアンサンブルであるのは変わらないけれども押しつけがましさがなく柔らかな心地よさに包まれるように、私は感じました。
2017/1/5(木) 午後 8:33 [ Cafpino ]
>Irisさん、明けましておめでとうございます。今日より気持ちも新たにブログの方もそこそこ頑張って行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。当バンドは当ブログでもお馴染みかと思います。プログレではあるけれど派手さはなく大らかで牧歌的なサウンドに魅力を感じますね(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/5(木) 午後 9:37
>ストレンジさん、EEは彼らにしては分かり易い作風だったと思いますが、基本的にBBTの音楽はスルメ型ではないかと思ってます。一聴すると地味かもしれませんが、とても奥深いですね。何度も繰り返し聴きたい作品だと思いました(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/5(木) 午後 9:40
>Cafpinoさん、ありがとうございます。そうですね、押しつけがましさがなく柔らかな心地よさに包まれるような感じ・・に全く同感であります。聴き入っていると時間が経つのを忘れてしまうほど。英国然とした味わい深いサウンドと雰囲気に浸ってしまいますね(^^。
2017/1/5(木) 午後 9:45
良いですねー!このアルバム!
こちらでも滅多にライブを行わないビッグ・ビッグ・トレインなのですが、7月にロンドンでライブを3日間行うのですがほぼ売り切れ。
行きたかったのですが、良い席がないので、毎日ウェブをチェックして出戻りを狙っています。(爆)
まあとりあえずDavid Longdonだけはマジェンタとの共演で観たからいいかなあと。。。(笑)
そういえばマジェンタのライブも4月にあります。
2017/1/6(金) 午前 6:49 [ kyu*i*95* ]
>kyuさん、おぉロンドンでライブですか!これは是非ともチケット入手して欲しいです。昨年末にライブ盤がリリースされましたし、こちらもチェックしないといけませんね。あとマジェンタもライブ盤がリリースされましたし、いろいろ楽しみですね(^^。
2017/1/6(金) 午前 7:03
ビッグ・ビッグ・トレインのチケットをゲットするのって狂気の沙汰なんですよ。(爆)
過去5年に3回ぐらいライブがあったのですがたぶん数時間で売り切れたと思います。
今度こそなんとか手に入れたいですよ。
マジェンタは楽勝で真ん前で観れると思います。(笑)
とにかく次のライブはオリビア・ニュートン・ジョンなので堪能します。(爆)
それといまのところ今年の一番の楽しみはなんといっても以前もお話したかもしれませんが、Anderson, Rabin and Wakemanです。5列目なので楽しみです。
2017/1/6(金) 午前 7:23 [ kyu*i*95* ]
>kyuさん、なんと数時間で売り切れですか!?チケット入手も至難の業ですね。超高倍率ですが何とか入手できるよう願っております。ARWは春に来日決定しました。当面この3人で活動予定のようですね。アルバム制作にも期待できそうです。ライブ楽しみですね(^^。
2017/1/6(金) 午後 10:11