#885〜「SECRETS ON PARADE」 / TIM CHRISTENSEN (2000)〜
90年代中期における活動期間は短くも、多くのロックファンに支持された人気ロック・トリオ、デンマークのディジー・ミズ・リジー。そのバンド・リーダーかつメイン・ソングライターのティム・クリステンセン(G,Vo)がバンド解散後に発表した初のソロ作品が本作「シークレッツ・オン・パレード」です。本作を語る前に触れておかなければならないのがバンド解散の原因です。96年リリースの2作目「ローテイター」発表後、人気絶頂の最中に発表された突然の解散に、私は信じられない思いで唖然とするばかりでした。3作目の制作に向けて音楽性の変化を求めたクリステンセンと、継続路線を求めた他メンバーとの音楽的対立が解散の原因と言われていますが、本作を聴けばその理由の一端が分かるような気がします。ファンならご存知のとおりディジー・ミズ・リジーというバンド名はビートルズの曲に由来しています。クリステンセンが敬愛しているというジョン・レノンからの影響は、彼のソングライティングに如実に表れており、その繊細かつ翳りあるヴォーカル・メロディと絶妙にマッチするキメのリズム・パターンを多用したリズム主体の演奏がバンドの魅力でありました。ミディアム・テンポのオープニング、タイトル曲が示すとおり、本作ではそのヴォーカル・メロディの質感はそのままに、リズム主体の演奏スタイルから脱却し、より歌の部分にウェイトが置かれたナイーヴな作品に仕上がっている印象です。彼がバンドとしてこのような路線を求めたのかは分かりませんが、当ナンバーや【キャタピラー】、【プライム・タイム】というDMLの3作目のために用意されていた曲にそのヒントを求めることが出来ると思います。これら3曲がいずれもミディアム・テンポかつダーク&ヘヴィ(重厚という意味ではなくずっしり感という意味で)な音像を示す曲であることは、大変興味深いです。オルタナティヴ・ロックの一端に位置するサウンドと言っても良いでしょう。一方、彼のナイーヴな一面が表されたバラード【ラヴ・イズ・ア・マター・オブ・・・】は優しさに溢れる美しいナンバー。どこか懐かしい音像ですが、本作ではメロトロンやムーグ・シンセ、さらにはヴァイオリン等の管弦楽器が使用されており、これらが醸し出すサウンドの70年代風なレトロ感というのも本作の特色です。メロディの良さは言うまでも無く、メロディメイカーとしての類まれなる才能も最大限に発揮された本作は、ティム・クリステンセンという一人の素晴らしいアーティストの等身大な姿を表した力強くもナイーヴなロック・アルバムなのであります。
- Never Alone -
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>umeさん、こんばんは。おぉ〜そうですか!BOで950円は金額的にビミョーですが私の価値観で計れば迷わず買いでしょう!SSWとして研ぎ澄まされた彼のメロディセンスに溢れた作品だと思います。是非ともゲッツ!(^^。ナイスもありがとです☆
2017/1/24(火) 午後 9:33
>こばっちさん、そうですね、バンドや関連作品を含めて数枚紹介してきました。なるほど2曲目が好みですか。やや翳りあるポップなメロディがまたイイんですよ(^^。
2017/1/24(火) 午後 9:36
すごく聴きやすいサウンドなんですね。2曲を聴く限りとてもいい感じです。(^^
2017/1/25(水) 午前 4:04
リジー・ミズ・リジーは聴いたことがないですが、バンド名は知ってますよ。
確かにビートルズを感じさせる温かい歌声とメロディですね。
ギター・ソロを聴くとロック作品なんだな〜と感じられます。
2017/1/25(水) 午前 6:34
>SGTさん、本作はいい曲ばかりで、とにかくメロディが抜群に良いんですよ(^^。
2017/1/25(水) 午前 6:51
>yuukiさん、このソロ作ではゆっくり目の曲が大半を占めておりロック作品としては少し弱いように思いますけど、やはりメロディがすごく良いです。とても繊細な作品といった印象ですね(^^。
2017/1/25(水) 午前 6:53
ビートルズ(ジョン)を敬愛しているという彼の音楽性がにじみ出たイイ作品ですね
2017/1/25(水) 午前 6:58
>KTさん、はい全くそのとおりなんですよ。その影響を感じ取れるナイーヴなロック作品なのであります(^^。
2017/1/25(水) 午前 7:03
ご紹介の2曲なかなか素晴らしいですよ!
1曲目の【STRANGER】などジョン・レノンが作りそうなコード進行だですね。
2曲目の【WATERY EYES】はなぜか、E'nuff Z'nuffを思い出してしまいました。
2曲目のベース、メロディックですね。
2017/1/25(水) 午前 7:16 [ kyu*i*95* ]
おはようございます('∀`)
なんとも切なくなるような美しい1曲目と
2曲目のポップ感、才能が豊かな人に感じます♪
どちらもメロディの良さが抜群ですね〜♪♪
2017/1/25(水) 午前 8:32
繊細ですね〜
ダークでも優しいし、心が惹かれますよ。
それにしても、良いヴォーカル!
これだけ存在感のあるヴォーカルなら全面に出したいんじゃないかと・・・
2017/1/25(水) 午後 3:49
こんばんわ^^
哀愁を感じるとても良いメロディですね!
日本人好みかなぁ〜
ハードな曲も聴き易く良いですね!
ニコしょうーさんが好きなのがわかりますね♪
2017/1/25(水) 午後 5:53 [ じゆんふ ]
いい声だしうまいですよね〜
リジー・ミズ・リジーのときには分からなっかです♪
2017/1/26(木) 午後 4:00
>kyuさん、この2曲に限らず聴いて欲しい曲ばかりです。ジョンレノンの影響が見え隠れしているのはサウンドから分かりますよね。なるほどイナフズナフ!彼らもビートルズの影響下にあるロックバンドですから(^^。
2017/1/26(木) 午後 8:49
>JOEYROCKさん、こんばんは。タイプの違う2曲ですが、いずれも繊細な感性を感じる曲ですよね。ほんとにメロディの良さが抜群です(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/26(木) 午後 8:51
>Irisさん、はい本当に繊細なサウンドです。ダークながらも優しさを感じますよね。そして彼の歌声にはとても惹かれます。ある意味SSW的な作品だと思います(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/26(木) 午後 8:53
>じゆんふさん、こんばんは。この哀愁感が良いですね。たしかに日本人好みのメロディだと思います。こういうポップながらもマイナー調のメロディラインが私は大好きなのです(^^。
2017/1/26(木) 午後 8:55
>ちゃーりーさん、このソロ作は明らかにリジー・ミズ・リジーとは趣が異なるサウンドで、SSW的な作品のように思います。ほんとに彼の歌声は素敵ですよね。バンドよりもイイです(^^。ナイスありがとです☆
2017/1/26(木) 午後 8:59
こんばんは、訪問が遅くなりました。(^^;
ティム・クリステンセンさんの初ソロアルバムなんですね
ストレンジャーはなかなか切ない雰囲気の曲調で良いですね♪
WATERY EYESはまるでパワー・ポップじゃないですか♪
北欧のバンドやアーティストはわりとビートルズの遺伝子
を感じる方が多いと思います。(^^)
2017/1/26(木) 午後 10:28
>ストレンジさん、こんばんは。違うタイプの2曲を紹介してみましたが、いずれも素晴らしいメロディと雰囲気を持ってますよね。とくに切ない感のストレンジャーには感情移入です。彼もまたビートルズの遺伝子を継ぐアーティストだと思います(^^。
2017/1/26(木) 午後 10:45