撫順(ぶじゅん)の巨大な露天掘り炭鉱
瀋陽から1時間ほどの郊外に撫順と言う街があり、そこには世界最大の露天掘り炭鉱があります。
この炭鉱の事は学校で習って知っていたので実際に見るのを楽しみにしていました。
この炭鉱は東西が6,6km、南北2km、深さが300mという巨大な炭鉱で
露天掘りですから、日本の炭鉱のようにトンネルを掘って石炭を運び出すと言う手間は要らず
地面の上に石炭の層が出ているので上から順に掘って行けば良いのです。
満州時代には日本はここから大量の石炭を掘り出して日本へ運びました。
行って見てビックリ!この巨大な穴、谷底が霞んで見えないこともあるそうです。
谷底で採掘された石炭を運び出すには谷の周りをぐるぐる回る鉄道線路で列車によって運びだすのですが、何と他の底から上まで上がるのに2時間はかかるそうです
この撫順の炭鉱もあと2年で石炭は無くなるそうなので、その後はこの谷に水を流しておおきな湖にし
付近を巨大な公園にするそうですよ。その時にはもう一度見てみたいものです。
1950年より、戦争中に満州国に関係した日本人と中国人の戦犯が収容されていた管理所です。
満州国最後の皇帝溥儀が収容されていたところでもあります。
映画『ラストエンペラー』にも出てきますが、溥儀さんがここで思想教育を受け一般人に戻ったシーンは感動的でしたね。
私達が行った時は内部は改装中で見学は出来ませんでしたが、署長の計らいで、建物の屋上から施設の全貌を見れように案内してくれました。
ここは現在でも監獄として使われており、奥に見える赤い屋根のアパートのようなものも監獄です
ここに収容されていた多くの日本人戦犯の方々は思想教育のあと殆どの方は無罪で日本に返されています。その方々が後に建てた「謝罪碑」が収容所の中にありました。
以上で今回私が訪れました中国東北地方の旅行記を終わります。
今回の旅行は単なる名所巡りの旅行では無く私の思い出探しの旅でしたが、ここでは旅行記として書きました。
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