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40年も前のNY生活で何が一番欲しかったかと聞かれると、殆どの人は即座に 日本の最新情報と答えるでしょう。 ニュースに関してはアメリカのニュース番組でも時々出てきますが、殆ど無いに等しいです。 週刊誌に関してはマンハッタンのある特殊なお店だけ半月遅れ位なのが売ってました。 ということで日本の情報には本当に飢えていたので、日本の会社にお願いして 「週間文春」だけは毎週送ってもらえることになり、皆で順番に読んだのですが 本当に隅から隅まで読んだ覚えがあります。 そんな中、会社の友達が何と「紅白歌合戦」のテープを送ってくれたのです これには日本人スタッフ全員が大感激 会社から帰ると直ぐにこのテープを流しながら全ての作業を行いました。 幸いカセットデッキは、私がアメリカに来る時に英会話レッスンのテープとデッキを持って着ていたので、それで毎日毎日飽きもせず聞きました。 お陰で全ての歌手の順番と歌う歌は完全に覚えてしまいました。 思い出せば私が日本を離れる時はピンキーとキラーズの「恋の季節」がはやり始めた頃です。 今でもこの歌を聴くと当時のことが即座に思い浮かびます。 当時は日本でもあまりカラオケが流行してなかったと思いますから、当然ニューヨークにもありません。 只、何時もお世話になっている武内さんから教えてもらったのが マンハッタンにピアノバーなるものがあると言うことで、早速行って見ました。 行ってみると小さな店の真ん中にグランドピアノが置いてあり、その周りはカウンター お客は全て日本人で、日本の歌謡全集が何冊か置いてあり、その中から適当な歌を選んでリクエストするとアメリカ人のおばちゃんが器用にピアノを弾いてくれ、それに合わせて歌うというものです。 私が歌ったもの?・・歌はあまり上手じゃ無かったのですが、当時文通で付き合ってた女性が長崎の方だったので「長崎は今日も雨だった」を歌ったかな・・・ 無論歌謡全集には楽譜も入っているので、おばちゃんはそれを見て弾くのですが 良く出る曲は殆ど暗譜してました。 このおばちゃんは日本語は話せませんが記憶力は抜群で、一度行くと次回からはどこ何処の誰々さんと即座に答えます。 このピアノバーへ行けば私にとっては最新の歌も聞けると言うことで 「黒猫のタンゴ」なんかはこのバーで覚えました。 そお言えば「ブルーライト・ヨコハマ」も此処で初めて聞いたな・・・ 綺麗な日本の女性の方が歌ってくれました。 どうも年を取ると涙もろくなっていけません。 こんなことを書いていると何だか目頭が熱くなってきました・・・ すべたは私の若かった頃の思い出として大事にしまっておきましょう。
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