言伝師エシェル
幕間 衛視ロハンの再会
(――やっぱり、金が要るなぁ)
何とも俗っぽい結論に至った思考を切り上げ、開拓村の教会の長椅子に腰掛けたロハンは一つ伸びをした。
「〜〜っ、ふぅ…」
「随分と退屈そうですね。持て余す時間があるのなら、村人の手伝いでもしてくるべきではないですか。」
シスタートゥリエの辛辣な言葉にもすっかり慣れたロハンは、微苦笑しつつ答える。
「いや、全くその通りなんだけどね。ちょっと静かな所で考えをまとめたくて。」
「そうですか。それで、考えとやらはまとまったのですか?」
答えがいずれであっても、此処を追い出そうというシスターの意志をあからさまに感じながらも、ロハンは敢えて気づかないふりをした。
「まぁね。ただ、具体的な事はまだ全然。村の人達にも頑張ってもらわなきゃいけない部分も
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