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Really Right Stuff BH-40

BH-40は一世代前のモデルを3年前にレビューしているので、どうしようかな?と思っていたのですが、結構良い感じでリニューアルされているので再レビューです。

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まず大きく変わった点が90度俯瞰のための切り込みが2カ所あったのが1カ所に変更されました。おそらく剛性と固定力を考慮した結果だと思います。BH-55がZ1に固定力が及ばないのも、おそらくこの2カ所の切り込みが原因だと思います。とは言え2カ所の切り込みはReally Right Stuffの特徴であった訳ですから、1カ所に変更したのはとても勇気が要ったと思います。

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メインノブの形状や操作性は変わっていません。力を込めやすい形状とサイズですが、クランプが大きいと窮屈な操作性となります。ですので私は水準器が付いてないタイプのレバークランプをオススメします。ただしバネ式でノブの角度を変更できますので、干渉はさほど大きな問題にはなりません。

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パンの固定力も上がっています。以前はかなり締め込まないと緩んでしまいましたが、現行品は普通に締めただけでかなり強固に固定されます。ただフリクションノブと近過ぎて、こちらもかなり窮屈な操作性なのが残念です。

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フリクションの調整も以前に比べるとかなり細かく調整できるようになった気がします。かつては調整用の数字が振ってありましたが、今はありません。

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底の取り付けネジは当たり前ですが3/8インチネジです。これにピッタリ合うダブテールプレートは「TH-DVTL-40」です。

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次はサイズや重さをチェックしてみましょう。

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Gitzoなら2型がピッタリのサイズです。

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普段Z1+など大きな自由雲台を使っているので、かなり軽く感じます。

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RRSの3シリーズやGitzoの3型以上に取り付けるには不格好です。

ボールの動きが滑らかになったように思います。樹脂製の固定皿の工作精度が上がったのかもしれません。前モデルは使い始め、削りカスが発生しゲンナリしたものですが、そういった事もありません。ボールの滑らかさではアルカスイスP0には及びませんが、トータル的にはこのサイズの自由雲台の中では頭ひとつ抜けた製品だと思います。

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ポーチも付いています。中国製なのが残念ですね。とは言え、非常に完成度、満足度の高い自由雲台に仕上がっていると思います。このサイズで探している方にはオススメです。


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1時間ほど暇ができたので、今日はどうしても気になっていた【どうでも良い話】を書きたいと思います。本当にどうでも良いのでお忙しい方はここで閉じて下さい。

三脚には前後があります。型番が記載された脚が前脚で、残り2本が後脚です。

では自由雲台はどちらが前になるのでしょうか?三脚と同じであれば当然ロゴなどが記載されている面が前になりますし、パンフレット等でも大抵ロゴ面を前として掲載されています。よって前はロゴ面でしょう。

しかし操作する上で前と言う事はこうなります。

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見た目は一番しっくりきます。実際にこれまで出会った三脚を使われている方々を見ても、この形で使っている人が一番多かったです。何となく几帳面な日本人的な感じもします。

しかし実際に使うとなると、RRSの自由雲台では割と使いにくいスタイルです。

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まずBH-40などフリクションノブとパンノブが近い機種の場合、操作時に指が干渉し操作しづらいです。

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またメインノブを操作する際もボディに添え手することになります。一見使いやすそうに見えるかもしれませんが、実際はレンズを持って操作する方が断然楽です。従ってロゴ面を前にして操作することは、あまり使いやすいと言えません。

ではロゴ面が後(カメラマン側)ならどうでしょうか?

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実はこの取り付け方向はReally Right Stuffのサイトや銀一のカタログで採用されています。メーカーとしてはこれが正しい操作面なのかもしれません。

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確かにこれならレンズを左手で持ちながら右手でロックできます。フリクションノブが奥上になる事で干渉もしなくなります。

ただこの取り付け方にも欠点があります。フリクションを効かせるという事は

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上の画像の赤い矢印の方向にボールを締め付けてフリクションを調整します。つまりボールに掛かる負荷は前後と比べて、左右の方が大きくなります。

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反対にカメラのバランスはどうでしょうか?

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このようなバランスとなっていますので、もし雲台のロックを緩めるとレンズの重さが勝り、ガクンとお辞儀してしまいます。先の雲台のセッティングだと、負荷が少ない方向に大きな力が働くことになるため、操作しやすいとは言えません。なぜならカックンしないように適切なフリクションの調整をすると、今度は左右の動きが固くなり過ぎるので、水平の微調整が困難になるからです。

これらのことを踏まえて、もっとも良いセッティングは【メインノブ手前の横向き】と結論付けたいと思います。

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こうすることで仰角と俯瞰角に制限が出ますが、そもそも事故の可能性を考慮するなら、90度切り込み方向とレンズ方向を並行にしてはいけません。また実際に使ってみると分かりますが、横向きで操作していて角度が足りず撮影で苦労するシーンはほとんどありません。どうしても角度が足りない時は、向きを変えれば良いだけの話です。

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このようにメインノブの操作は快適です。パンノブは若干手を回す必要がありますが、フリクションノブに干渉しくく、操作性は悪くありません。前後の負荷を強めに掛けても、左右は比較的軽く動かせますので、水平調整も楽にできます。当分このセッティングで使ってみようと思います。

ここまで読み直してみても、本当にどうでも良い話でした。失礼しました。


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何となく見た目が気に入って、衝動的に買ってしまったAcratechのNOMADでしたが、使ううちに結構愛着が湧いてきました。

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まず何より411gという軽さが良いですね。山に登る日はついつい選んでしまいます。他の長所としては、水に強い事。海に落っことしても、水に浸けて洗っても、大雨の中使っても、全然操作性が変わりません。雨専用雲台としても価値があります。

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使い込んでみて気になったところは、フリクションを強く掛けた時の操作性の悪さと、逆にフリクションを全くかけない時の固定力の弱さです。やはり片側締めのフリクションコントロールと言うのは無理があるということが、よく分かりました。特に「フリクションを全くかけない時の固定力の弱さ」はかなり危ないです。2〜3kgの機材ですら、まともに固定できなくなります。

フリクションをそこそこ掛けていればまったく問題ないのですが、知らないと事故に繋がる可能性があるので、改善を強く要望したいですね。

その他には欠点と思う所はありません。メインとして使うには若干不安がありますが、サブとしてなら非常に満足度の高い製品だと思います。今回は良い買い物でした。


以下、動画です。(現在アップロード中です。見れない場合はしばらくお待ち下さい)


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先日雲台が海に沈みました。撮影後、片付けている時にうっかり手が滑ってしまいストレートに落ちました。この前買ったばかりのアクラテックのNOMADが、です。

場所は4ヶ月前にiPhone7を海に落とした時と同じ所です。鬼門のようなものでしょうか?人間焦るとのんびり写真なんて撮れないものですね。こんなネタになる瞬間を撮り損ねてしまいました。

幸運だったのは、浅瀬で紛失しなかったことと、iPhone7の時と違ってコンクリートにぶつからず海に直接落ちてくれた事で傷が付かずに済みました。

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帰宅後、すぐにメンテナンスに取りかかります。まずは流水で一通り砂を落とします。砂や海水は深刻なダメージを機材に与えます。完璧に洗い落としましょう。
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こんなシュールな状況を見るのは、後にも先にもこれっきりにしたいものです。。
引き上げた後も隙間に入りこんだ砂が残ってないか細心の注意を払って確認します。

せっかくですので、このズブズブに濡れた状況で、この雲台がどのような動きをするかチェックしてみました。以前別の自由雲台が水に浸かった時は著しく操作性が悪くなりました。アクラテックのNOMADはどうでしょうか?

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試しにD4s&24-70mmF2.8を装着しましたが、操作性はまったく変わりません。本当に乾いている時と同じです。これから梅雨に入りますが、この雲台ならHusky以上に雨の中を闘っていけそうな気がします。苦い経験でしたが同時に良い情報を得る事もできました。

さて、操作性を堪能したところで、メンテナンスに戻ります。比較的に分解しやすい機種ですので、外せるネジは全部外して水分をウエスで拭き取ります。ネジやシャフトにはフィルウッドのオイルを塗布し、サビ防止を施します。もっとも心配したパンベースの内側もほんの少し水が浸入していただけでした。

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綺麗に落とせたようなら乾かします。雲台はアルミだけではなく、樹脂やゴムも使われているためドライヤーやヒートガンの類は止めておきたいと思います。

念のためにジップロックにシリカゲルをいっぱい入れて密封し、2時間程度放置しました。順調に湿度が下がっていったので、おそらく先のメンテナンスで、水分はほとんど取り除けていたのだと思います。

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メンテナンス完了です。所要時間は乾燥時間を含めて3時間ほどでした。

家を出る時、あまり天候が良くなかったのでアクラテックを選んだのが幸いでした。落としたのがZ1やギア雲台だったら、もっと大変だったと思います。皆様も海辺での機材の取扱いには十分ご注意ください。


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久しぶりに新しい機材のレビューです。今回はアクラテックからいつの間にか発表されていた自由雲台「ノマド」です。直訳では「遊牧民」や「放浪者」といった意味で、アクティブな屋外写真家のために作ったと商品説明ページには記載があります。

では早速見てみましょう。

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サングラスと比較しましたがイマイチ、サイズ感が伝わりませんね。デザインはアクラテックらしい個性的なフォルムで、私は好きです。クランプはアルカスイス互換でノブ式のみ。このクランプはしっかりしていて開閉しやすく、他のメーカーと比較しても使いやすい方だと思います。

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またクランプに付いている水準器が非常に大きく目視しやすいのも良いですね。精度に関してもご覧の通り、非常に良いと言えるでしょう。

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操作側はこんな感じです。左の大きなノブがメインロックノブ、真ん中下のノブがパンノブ、右の丸いノブがフリクションコントロールノブです。フリクションの掛かりはクセがあり、他のメーカーと比べてボールの動きが悪く感じます。ただそのクセが分かるとさほど気になるほどではありません。パンの固定力はまぁまぁで、特筆して強くも弱くもありません。

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重量は実測で411g。持ってみると凄く軽く感じます。アルカスイスP0やRRSのBH-40、KIRKのBH-3と同クラスのサイズですので、ジッツオであれば2型トラベラーあたりが一番合うと思います。

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固定力はアルカスイスP0くらいか、やや劣る程度です。固定力を求める方はReally Right StuffやKIRKの方が断然オススメです。ただよほど大型の機材でない限り、固定できないことはないと思います。また300mmF2.8程度の大玉でも、ジンバル方式で使うのであれば、問題なく使用できます。あまり荷物を増やしたくない場合には強い味方となりそうです。

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ジンバルはステムを90度倒して操作するので、三脚の中心とレンズの光軸はズレてしまいます。そのため通常のジンバルと比べてバランスが悪くなります。

性能面で見れば、特に秀でた所がない普通の自由雲台です。価格も299ドルとそこそこします。ですのでまず最初の一台を勧めるにあたって、この雲台はオススメできません。

しかしこの雲台の長所は操作性や固定力ではありません。アクラテック製品、全般に言える事ですが、非常にメンテナンスが楽な所が、最大の長所だと思います。構造上、あらゆる部分から埃や水が排出されるようになっているので、雨の日用途で考えるなら、1台あると安心です。

以下、動画です。


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