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1時間ほど暇ができたので、今日はどうしても気になっていた【どうでも良い話】を書きたいと思います。本当にどうでも良いのでお忙しい方はここで閉じて下さい。

三脚には前後があります。型番が記載された脚が前脚で、残り2本が後脚です。

では自由雲台はどちらが前になるのでしょうか?三脚と同じであれば当然ロゴなどが記載されている面が前になりますし、パンフレット等でも大抵ロゴ面を前として掲載されています。よって前はロゴ面でしょう。

しかし操作する上で前と言う事はこうなります。

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見た目は一番しっくりきます。実際にこれまで出会った三脚を使われている方々を見ても、この形で使っている人が一番多かったです。何となく几帳面な日本人的な感じもします。

しかし実際に使うとなると、RRSの自由雲台では割と使いにくいスタイルです。

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まずBH-40などフリクションノブとパンノブが近い機種の場合、操作時に指が干渉し操作しづらいです。

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またメインノブを操作する際もボディに添え手することになります。一見使いやすそうに見えるかもしれませんが、実際はレンズを持って操作する方が断然楽です。従ってロゴ面を前にして操作することは、あまり使いやすいと言えません。

ではロゴ面が後(カメラマン側)ならどうでしょうか?

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実はこの取り付け方向はReally Right Stuffのサイトや銀一のカタログで採用されています。メーカーとしてはこれが正しい操作面なのかもしれません。

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確かにこれならレンズを左手で持ちながら右手でロックできます。フリクションノブが奥上になる事で干渉もしなくなります。

ただこの取り付け方にも欠点があります。フリクションを効かせるという事は

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上の画像の赤い矢印の方向にボールを締め付けてフリクションを調整します。つまりボールに掛かる負荷は前後と比べて、左右の方が大きくなります。

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反対にカメラのバランスはどうでしょうか?

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このようなバランスとなっていますので、もし雲台のロックを緩めるとレンズの重さが勝り、ガクンとお辞儀してしまいます。先の雲台のセッティングだと、負荷が少ない方向に大きな力が働くことになるため、操作しやすいとは言えません。なぜならカックンしないように適切なフリクションの調整をすると、今度は左右の動きが固くなり過ぎるので、水平の微調整が困難になるからです。

これらのことを踏まえて、もっとも良いセッティングは【メインノブ手前の横向き】と結論付けたいと思います。

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こうすることで仰角と俯瞰角に制限が出ますが、そもそも事故の可能性を考慮するなら、90度切り込み方向とレンズ方向を並行にしてはいけません。また実際に使ってみると分かりますが、横向きで操作していて角度が足りず撮影で苦労するシーンはほとんどありません。どうしても角度が足りない時は、向きを変えれば良いだけの話です。

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このようにメインノブの操作は快適です。パンノブは若干手を回す必要がありますが、フリクションノブに干渉しくく、操作性は悪くありません。前後の負荷を強めに掛けても、左右は比較的軽く動かせますので、水平調整も楽にできます。当分このセッティングで使ってみようと思います。

ここまで読み直してみても、本当にどうでも良い話でした。失礼しました。


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久しぶりに新しい機材のレビューです。今回はアクラテックからいつの間にか発表されていた自由雲台「ノマド」です。直訳では「遊牧民」や「放浪者」といった意味で、アクティブな屋外写真家のために作ったと商品説明ページには記載があります。

では早速見てみましょう。

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サングラスと比較しましたがイマイチ、サイズ感が伝わりませんね。デザインはアクラテックらしい個性的なフォルムで、私は好きです。クランプはアルカスイス互換でノブ式のみ。このクランプはしっかりしていて開閉しやすく、他のメーカーと比較しても使いやすい方だと思います。

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またクランプに付いている水準器が非常に大きく目視しやすいのも良いですね。精度に関してもご覧の通り、非常に良いと言えるでしょう。

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操作側はこんな感じです。左の大きなノブがメインロックノブ、真ん中下のノブがパンノブ、右の丸いノブがフリクションコントロールノブです。フリクションの掛かりはクセがあり、他のメーカーと比べてボールの動きが悪く感じます。ただそのクセが分かるとさほど気になるほどではありません。パンの固定力はまぁまぁで、特筆して強くも弱くもありません。

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重量は実測で411g。持ってみると凄く軽く感じます。アルカスイスP0やRRSのBH-40、KIRKのBH-3と同クラスのサイズですので、ジッツオであれば2型トラベラーあたりが一番合うと思います。

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固定力はアルカスイスP0くらいか、やや劣る程度です。固定力を求める方はReally Right StuffやKIRKの方が断然オススメです。ただよほど大型の機材でない限り、固定できないことはないと思います。また300mmF2.8程度の大玉でも、ジンバル方式で使うのであれば、問題なく使用できます。あまり荷物を増やしたくない場合には強い味方となりそうです。

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ジンバルはステムを90度倒して操作するので、三脚の中心とレンズの光軸はズレてしまいます。そのため通常のジンバルと比べてバランスが悪くなります。

性能面で見れば、特に秀でた所がない普通の自由雲台です。価格も299ドルとそこそこします。ですのでまず最初の一台を勧めるにあたって、この雲台はオススメできません。

しかしこの雲台の長所は操作性や固定力ではありません。アクラテック製品、全般に言える事ですが、非常にメンテナンスが楽な所が、最大の長所だと思います。構造上、あらゆる部分から埃や水が排出されるようになっているので、雨の日用途で考えるなら、1台あると安心です。

以下、動画です。


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4月に入りました。いよいよ桜も満開ですね。でも桜の綺麗な撮り方なんて、色々な方が書いてくれていますし、名所と言われる場所の素敵な写真も溢れています。ですのでここでは安定の雲台のお話をします。

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アルカスイスZ1(Z1+)の良い所は、何より優れた固定力と可搬性です。大きな出っ張りがなく、強固に固定してくれるので、カメラを取付けたまま移動できます。もちろんメーカー側は機材をつけたまま移動するような使い方は推奨していません。自己責任となりますが、私が屋外にアルカスイスZ1+を持っていく理由はその一点において重要だからです。要は面倒くさがりなんです。

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そしてそれがなぜ数ある自由雲台の中でアルカスイスZ1であるのかと言えば、絶対的な信頼があるからです。その信頼はどこから生まれるか?今回は他社製品と比較しながら、Z1の魅力に迫ってみたいと思います。


●操作ハンドルの操作性
まず第一に肩に担いで移動していると、どうしてもバッグや身体に雲台がぶつかります。ポンと触れただけでノブが緩んでしまうような製品は当然安心して使う事ができません。これに該当するのがGitzoのGH3382QDでした。

●フリクションコントロールの有無
次にフリクションコントロール。ボールのテンション(負荷)を調整する機能です。以前カックンが原因で指を挟んでケガをした経験があり、フリクションコントロールが搭載されていない雲台は怖くて使えません。国内ユーザーの評価が高い梅本製作所の雲台を、私があまりオススメしないのも、それが理由です。

●フリクションコントロールの調整のしやすさ
そしてこの機能は意外と微調整が難しく、多くの製品がほんの少し変わっただけで固くなったり緩んだりしてしまいます。有名なKIRKやReally Right Stuffの製品も、アルカスイスと比べたら、調整幅が狭く調整が難しいです。また独立してノブが付いているため、肩に担いだ時にぶつかった衝撃で調整が狂ってしまう場合があったことも、使用を断念した理由のひとつです。

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パンの固定力
パンの固定力に難がある自由雲台が多いです。Z1ですらその点においては満足はしていません。しかし他社のパンの操作性や固定力と比べると頭ひとつ抜けているかなと思います。

●メーカーの信用度
そしてアルカスイスの機構にそっくりなマーキンスやBENROなどの中韓系メーカーがあります。いずれも私の希望と条件を満たしているように思いますが、多くの中韓系メーカーの工作精度やアフターサービスに関して、まだ私自身、信頼に足るレベルに達していません。国内代理店の対応の悪さも目立ちます。BENROは製品の不具合をメールで連絡するも無視。SIRUIは部品の欠陥を連絡するとすぐ代替品を送ってきたものの回収せず。つまりメーカーにフィードバックするつもりがないという事です。マーキンスも不具合を指摘しても仕様の範囲内と、対応を拒絶されました。ただしアルカスイスもメールでの問い合せを完全に無視しますので、中韓メーカーだけが悪い訳ではありません。メーカーの対応として優れているのはReally Right StuffとKIRKだと思います。Really Right Stuffの国内代理店の銀一さんもぜひその姿勢を貫いてほしいですね。

●トータルバランスの良さ
アルカスイスZ1は固定力・操作性・各操作ハンドル&ノブの位置・全高・重量・デザイン・海外価格など、すべてにおいて高いレベルです。総合点が高い雲台を使っていると撮影に集中できます。安心して肩に担げ、カックン指詰めの不安を考えなくてすみ、快適な操作で構図を変更できます。

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●欠点もある
欠点は先にも書きましたが、アフターサービスの悪さはおそらく一番です。メーカーHPが存在せず、問い合せフォームもありません。「今度フランスに旅行に行くので、そちらに実機が触れる販売店はありますか?」とメールしても無視されます。部品が劣化したので部品だけ送ってくれるかどうか問い合わせた時も無視でした。国内代理店のKPIはとても対応が良いので、そちらから頼んで聞いてもらいました。パンノブ1本10500円でした。

ですので初期不良に当たると販売店で対応してもらうのが一番です。個人輸入の場合も大手販売店で買うことが重要です。

あとクランプが不味いです。慣れればマシになりますが、それでも暗い中で使うのは気を使います。他社の製品に交換できる(ネジが外れず出来ない場合もあります)のが救いですが、できれば2段式は止めてほしいです。私もReally Right StuffかKIRKのクランプに換えて使っています。

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パノラマクランプの精度も疑問があります。全周パンにおいて水平を維持できない位置が存在します。多少の個体差はあると思いますが、完璧なものはまだ見た事がありません。対してReally Right Stuffのパノラマクランプはほぼ狂いがありません。サイズが大きく少し重いですが、精度にこだわるなら、そちらを選んだ方が良いでしょう。

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固定時に若干構図のズレが起こります。これは自由雲台の構造上、ある程度仕方がない事です。事実、まったくズレのない製品を見た事がありません。そしてそのズレの幅は苦になるレベルではありません。ただReally Right StuffのBH-55が最もズレが少ないです。

良い部分、悪い部分、洗いざらい書き出しました。GitzoもKIRKもReally Right Stuffも梅本製作所もマーキンスにも、Z1とは違った良い点もあります。それでも私がアルカスイスZ1を選ぶ理由は、あらゆるメーカーのあらゆる製品を使ってみた結果、常に手元にあり使い続けているという事実がその答えだと思います。



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フォトキナ2016でアルカスイスの製品は大幅なリニューアルを発表しました。
しかし私は出遅れ気味でまだひとつも現物を手にしていない状況です。

そんな哀れな私に救いの手が差し伸べられました。

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アルカスイスZ1+ に KIRKのNEWクランプが換装された写真を「Kirikiri様」より
送って頂きました。素晴らしい写真を提供して頂きまして誠にありがとうござい
ました。尚、この画像はKirikiri様の許可を得て掲載しております。いかなる場合
であっても転載は固くお断りします。

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ロゴの横にZ1+と大きく機種名が入ったのが、外観的なリニューアル点です。他の
変更点はないと思います。内部機構のリニューアル点は、俯瞰方向にかかる急激
な重力に対して摩擦をかけるPMF機構から、水平方向、垂直方向でそれぞれ違う
フリクション特性を1つのボールで実現するMRGC(モーション・リレーテッド
・グラビティ・コントロール)機構へ変更されました。この機構はこれまで上位
機種であるZ1g+に搭載されていたものです。体感できるほど操作感に差があるか
どうかは分かりませんが、Z1ユーザーとしては気になりますね。

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リニューアルと言えば、KIRKのクランプもリニューアルされました。レンチ内蔵式
という機構はZ1+ユーザーにとって嬉しいリニューアルです。私もこのクランプ
は買いましたが、旧製品と比べて圧倒的にノブが回しやすく、使いやすいです。
型番はQRC-2.6CS。価格は13608円。スタジオJINにて販売中です。

ちなみに価格c●mやアメリカ通販サイトB&Hでは機種名がZ1のままとなって
おりますが、概ねZ1+に変わっています。B&Hにも昨年末にメールで問い合せ
したところ「ほぼ」変わっていると回答がありました。ただモデルによっては
旧品も混在しているかもしれないの事でした。また国内の販売店舗によっては
在庫旧品の場合があると思いますので、メールで確認した上で購入する事を
強くおすすめします。

KIrikiri様、情報及び画像提供をありがとうございました m(_ _)m


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主に安い機材を見つけた時と、撮影当日に場所や出没時間をTwitterで呟きます。
新しい機材を買ったときも嬉しくてつい呟きます。気になる方はこちらから
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ARCA-SWISS P1

今年、レビューもせずにマッハのスピードで手放してしまった機材があります。

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良い噂を聞かなかったので気になりつつも、ずっと手を出さなかったアルカスイス
P1です。Pシリーズの上位機種で、P0よりも耐荷重に優れ、フリクションコント
ロールも搭載しています

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全高はP0よりも低い72mm。重さは500gとそこそこ軽量です。メーカー発表の
耐荷重は30kgで大型カメラや望遠レンズに対応しています。

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フリクションコントロールはここで調整します。c1CUBEと似たような構造で
Z1のように固定位置を決めるのではなく、直接ボールに負荷をかける仕組みです。
そのため目一杯締めても結構緩いです。それでも付いていないより絶対に良いです。

さて、ここまでは良い部分を書きましたが、ここからは一瞬で手放した理由に
ついて書きます。と言うか見せます。

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最大で20度までしか傾きません。もちろん知っていましたので別にこの雲台が
悪い訳ではありません。ただこの20度という制約が予想以上に私にはつらい
ものでした。現行モデルのアルカスイス製品はすべて手元に置いている私ですが
残念ながら手を離れていきました。

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