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何となく見た目が気に入って、衝動的に買ってしまったAcratechのNOMADでしたが、使ううちに結構愛着が湧いてきました。

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まず何より411gという軽さが良いですね。山に登る日はついつい選んでしまいます。他の長所としては、水に強い事。海に落っことしても、水に浸けて洗っても、大雨の中使っても、全然操作性が変わりません。雨専用雲台としても価値があります。

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使い込んでみて気になったところは、フリクションを強く掛けた時の操作性の悪さと、逆にフリクションを全くかけない時の固定力の弱さです。やはり片側締めのフリクションコントロールと言うのは無理があるということが、よく分かりました。特に「フリクションを全くかけない時の固定力の弱さ」はかなり危ないです。2〜3kgの機材ですら、まともに固定できなくなります。

フリクションをそこそこ掛けていればまったく問題ないのですが、知らないと事故に繋がる可能性があるので、改善を強く要望したいですね。

その他には欠点と思う所はありません。メインとして使うには若干不安がありますが、サブとしてなら非常に満足度の高い製品だと思います。今回は良い買い物でした。


以下、動画です。(現在アップロード中です。見れない場合はしばらくお待ち下さい)


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先日雲台が海に沈みました。撮影後、片付けている時にうっかり手が滑ってしまいストレートに落ちました。この前買ったばかりのアクラテックのNOMADが、です。

場所は4ヶ月前にiPhone7を海に落とした時と同じ所です。鬼門のようなものでしょうか?人間焦るとのんびり写真なんて撮れないものですね。こんなネタになる瞬間を撮り損ねてしまいました。

幸運だったのは、浅瀬で紛失しなかったことと、iPhone7の時と違ってコンクリートにぶつからず海に直接落ちてくれた事で傷が付かずに済みました。

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帰宅後、すぐにメンテナンスに取りかかります。まずは流水で一通り砂を落とします。砂や海水は深刻なダメージを機材に与えます。完璧に洗い落としましょう。
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こんなシュールな状況を見るのは、後にも先にもこれっきりにしたいものです。。
引き上げた後も隙間に入りこんだ砂が残ってないか細心の注意を払って確認します。

せっかくですので、このズブズブに濡れた状況で、この雲台がどのような動きをするかチェックしてみました。以前別の自由雲台が水に浸かった時は著しく操作性が悪くなりました。アクラテックのNOMADはどうでしょうか?

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試しにD4s&24-70mmF2.8を装着しましたが、操作性はまったく変わりません。本当に乾いている時と同じです。これから梅雨に入りますが、この雲台ならHusky以上に雨の中を闘っていけそうな気がします。苦い経験でしたが同時に良い情報を得る事もできました。

さて、操作性を堪能したところで、メンテナンスに戻ります。比較的に分解しやすい機種ですので、外せるネジは全部外して水分をウエスで拭き取ります。ネジやシャフトにはフィルウッドのオイルを塗布し、サビ防止を施します。もっとも心配したパンベースの内側もほんの少し水が浸入していただけでした。

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綺麗に落とせたようなら乾かします。雲台はアルミだけではなく、樹脂やゴムも使われているためドライヤーやヒートガンの類は止めておきたいと思います。

念のためにジップロックにシリカゲルをいっぱい入れて密封し、2時間程度放置しました。順調に湿度が下がっていったので、おそらく先のメンテナンスで、水分はほとんど取り除けていたのだと思います。

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メンテナンス完了です。所要時間は乾燥時間を含めて3時間ほどでした。

家を出る時、あまり天候が良くなかったのでアクラテックを選んだのが幸いでした。落としたのがZ1やギア雲台だったら、もっと大変だったと思います。皆様も海辺での機材の取扱いには十分ご注意ください。


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久しぶりに新しい機材のレビューです。今回はアクラテックからいつの間にか発表されていた自由雲台「ノマド」です。直訳では「遊牧民」や「放浪者」といった意味で、アクティブな屋外写真家のために作ったと商品説明ページには記載があります。

では早速見てみましょう。

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サングラスと比較しましたがイマイチ、サイズ感が伝わりませんね。デザインはアクラテックらしい個性的なフォルムで、私は好きです。クランプはアルカスイス互換でノブ式のみ。このクランプはしっかりしていて開閉しやすく、他のメーカーと比較しても使いやすい方だと思います。

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またクランプに付いている水準器が非常に大きく目視しやすいのも良いですね。精度に関してもご覧の通り、非常に良いと言えるでしょう。

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操作側はこんな感じです。左の大きなノブがメインロックノブ、真ん中下のノブがパンノブ、右の丸いノブがフリクションコントロールノブです。フリクションの掛かりはクセがあり、他のメーカーと比べてボールの動きが悪く感じます。ただそのクセが分かるとさほど気になるほどではありません。パンの固定力はまぁまぁで、特筆して強くも弱くもありません。

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重量は実測で411g。持ってみると凄く軽く感じます。アルカスイスP0やRRSのBH-40、KIRKのBH-3と同クラスのサイズですので、ジッツオであれば2型トラベラーあたりが一番合うと思います。

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固定力はアルカスイスP0くらいか、やや劣る程度です。固定力を求める方はReally Right StuffやKIRKの方が断然オススメです。ただよほど大型の機材でない限り、固定できないことはないと思います。また300mmF2.8程度の大玉でも、ジンバル方式で使うのであれば、問題なく使用できます。あまり荷物を増やしたくない場合には強い味方となりそうです。

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ジンバルはステムを90度倒して操作するので、三脚の中心とレンズの光軸はズレてしまいます。そのため通常のジンバルと比べてバランスが悪くなります。

性能面で見れば、特に秀でた所がない普通の自由雲台です。価格も299ドルとそこそこします。ですのでまず最初の一台を勧めるにあたって、この雲台はオススメできません。

しかしこの雲台の長所は操作性や固定力ではありません。アクラテック製品、全般に言える事ですが、非常にメンテナンスが楽な所が、最大の長所だと思います。構造上、あらゆる部分から埃や水が排出されるようになっているので、雨の日用途で考えるなら、1台あると安心です。

以下、動画です。


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4月に入りました。いよいよ桜も満開ですね。でも桜の綺麗な撮り方なんて、色々な方が書いてくれていますし、名所と言われる場所の素敵な写真も溢れています。ですのでここでは安定の雲台のお話をします。

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アルカスイスZ1(Z1+)の良い所は、何より優れた固定力と可搬性です。大きな出っ張りがなく、強固に固定してくれるので、カメラを取付けたまま移動できます。もちろんメーカー側は機材をつけたまま移動するような使い方は推奨していません。自己責任となりますが、私が屋外にアルカスイスZ1+を持っていく理由はその一点において重要だからです。要は面倒くさがりなんです。

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そしてそれがなぜ数ある自由雲台の中でアルカスイスZ1であるのかと言えば、絶対的な信頼があるからです。その信頼はどこから生まれるか?今回は他社製品と比較しながら、Z1の魅力に迫ってみたいと思います。


●操作ハンドルの操作性
まず第一に肩に担いで移動していると、どうしてもバッグや身体に雲台がぶつかります。ポンと触れただけでノブが緩んでしまうような製品は当然安心して使う事ができません。これに該当するのがGitzoのGH3382QDでした。

●フリクションコントロールの有無
次にフリクションコントロール。ボールのテンション(負荷)を調整する機能です。以前カックンが原因で指を挟んでケガをした経験があり、フリクションコントロールが搭載されていない雲台は怖くて使えません。国内ユーザーの評価が高い梅本製作所の雲台を、私があまりオススメしないのも、それが理由です。

●フリクションコントロールの調整のしやすさ
そしてこの機能は意外と微調整が難しく、多くの製品がほんの少し変わっただけで固くなったり緩んだりしてしまいます。有名なKIRKやReally Right Stuffの製品も、アルカスイスと比べたら、調整幅が狭く調整が難しいです。また独立してノブが付いているため、肩に担いだ時にぶつかった衝撃で調整が狂ってしまう場合があったことも、使用を断念した理由のひとつです。

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パンの固定力
パンの固定力に難がある自由雲台が多いです。Z1ですらその点においては満足はしていません。しかし他社のパンの操作性や固定力と比べると頭ひとつ抜けているかなと思います。

●メーカーの信用度
そしてアルカスイスの機構にそっくりなマーキンスやBENROなどの中韓系メーカーがあります。いずれも私の希望と条件を満たしているように思いますが、多くの中韓系メーカーの工作精度やアフターサービスに関して、まだ私自身、信頼に足るレベルに達していません。国内代理店の対応の悪さも目立ちます。BENROは製品の不具合をメールで連絡するも無視。SIRUIは部品の欠陥を連絡するとすぐ代替品を送ってきたものの回収せず。つまりメーカーにフィードバックするつもりがないという事です。マーキンスも不具合を指摘しても仕様の範囲内と、対応を拒絶されました。ただしアルカスイスもメールでの問い合せを完全に無視しますので、中韓メーカーだけが悪い訳ではありません。メーカーの対応として優れているのはReally Right StuffとKIRKだと思います。Really Right Stuffの国内代理店の銀一さんもぜひその姿勢を貫いてほしいですね。

●トータルバランスの良さ
アルカスイスZ1は固定力・操作性・各操作ハンドル&ノブの位置・全高・重量・デザイン・海外価格など、すべてにおいて高いレベルです。総合点が高い雲台を使っていると撮影に集中できます。安心して肩に担げ、カックン指詰めの不安を考えなくてすみ、快適な操作で構図を変更できます。

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●欠点もある
欠点は先にも書きましたが、アフターサービスの悪さはおそらく一番です。メーカーHPが存在せず、問い合せフォームもありません。「今度フランスに旅行に行くので、そちらに実機が触れる販売店はありますか?」とメールしても無視されます。部品が劣化したので部品だけ送ってくれるかどうか問い合わせた時も無視でした。国内代理店のKPIはとても対応が良いので、そちらから頼んで聞いてもらいました。パンノブ1本10500円でした。

ですので初期不良に当たると販売店で対応してもらうのが一番です。個人輸入の場合も大手販売店で買うことが重要です。

あとクランプが不味いです。慣れればマシになりますが、それでも暗い中で使うのは気を使います。他社の製品に交換できる(ネジが外れず出来ない場合もあります)のが救いですが、できれば2段式は止めてほしいです。私もReally Right StuffかKIRKのクランプに換えて使っています。

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パノラマクランプの精度も疑問があります。全周パンにおいて水平を維持できない位置が存在します。多少の個体差はあると思いますが、完璧なものはまだ見た事がありません。対してReally Right Stuffのパノラマクランプはほぼ狂いがありません。サイズが大きく少し重いですが、精度にこだわるなら、そちらを選んだ方が良いでしょう。

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固定時に若干構図のズレが起こります。これは自由雲台の構造上、ある程度仕方がない事です。事実、まったくズレのない製品を見た事がありません。そしてそのズレの幅は苦になるレベルではありません。ただReally Right StuffのBH-55が最もズレが少ないです。

良い部分、悪い部分、洗いざらい書き出しました。GitzoもKIRKもReally Right Stuffも梅本製作所もマーキンスにも、Z1とは違った良い点もあります。それでも私がアルカスイスZ1を選ぶ理由は、あらゆるメーカーのあらゆる製品を使ってみた結果、常に手元にあり使い続けているという事実がその答えだと思います。



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タイトルの通りです。トランプさんが選挙に勝つ前と比べると、今は結構円安
が進んでしまって、輸入はあまり得ではありません。しかしそれでも国内で
アルカスイスZ1+を購入すると1/4インチネジタイプの物でも約70000円と
高額です。B&Hだと約320ドル+送料約37ドル合計357ドルを本日の為替で
換算すると約41000円です。後請求の関税を合わせても45000円までで購入
できそうです。

そんな訳でこれまで使ってきたアルカスイスZ1に別れを告げて、Z1+と入れ
替えることにしました。パノラミックアダプターと純正クランプを持っています
ので、購入するのは最安の1/4インチネジタイプです。今回はクランプを買わず
に済んだので、お金をかけずに入れ替えができました。

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到着早々、半田ごての刑。熱すること5分。

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使用した工具はアストロプロダクツの300mmスピンナハンドル。ソケットは
藤原産業の11mm。ふたつ合わせて2000円程度と工具の中では安価ですが、
とてもしっかり作られていて、気に入ってます。
ロックタイトはたいした塗布量ではなかったらしく、ほとんど力を入れずに
回ってくれました。熱を入れなくても大丈夫だったかもしれませんが、ナメて
しまってからでは後の祭。かつて経験した苦い失敗をくり返さないためにも、
取り外しの際は必ず十分に熱を入れるよう注意を払っています。もちろん
クランプの交換による故障は保証の対象外となります。全ての結果は自己責任
ですので、無理は禁物です。

さて、では早速ダブルパノラミックと交換します。

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サイズや重量は変わっていません。外観の変更点はロゴ周辺のデザインのみです。

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P0ハイブリッド同様、フリクションが若干変わっています。個体差があるかも
しれませんが、最大に緩めてもカクンと落ちない程度に、あらかじめボールに
負荷が掛かっています。

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水平方向、垂直方向でそれぞれ違うフリクション特性を1つのボールで実現する
MRGC(モーション・リレーテッド・グラビティ・コントロール)という機構は
体感できるレベルで操作性に違いがありました。雲台のパン機能でなく、ボール
のみで水平パンをしてみると、違いがハッキリ分かるのですが、特に意識せず
とも上下にぶれる事なくパーンできます。これまでのボールと違い、どの位置でも
同じような操作感となりました。相変わらずヌルっとした操作感ではありますが、
前よりも素直な動きになった気がします。

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P0 Hybridとほとんど同じ高さです。ダブルパノラミック仕様で重量は786g。
このレベルの雲台としては、かなり軽量だと思います。

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Z1から買い替える価値があるか?と問われれば微妙です。Z1は操作性に個体差
あります。現在とても良いZ1を使っている方の場合、買い替える事によって、
操作性が悪くなる可能性があります。もちろん今から新しく購入するなら、
こちらをオススメしますが、わざわざリスクを冒してまで買い替える必要はない
と思います。

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以下、動画です。



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