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WBCフライ級タイトルマッチ12回戦で、王者内藤大助選手が5度目の防衛に成功した。
この試合、最初中国上海で行なわれることになっていたが、先方の不手際で、急遽、東京に会場を変更した経緯があり、世界選手権としては異例の前座試合無くこの一試合のみの興行であった。
挑戦者中国の熊朝忠は、ボクシングを始めて僅か3年で、身長は極めて低く知躯のボクサーではあるが、炭鉱労働で鍛え抜かれた身体は筋肉隆々でそのパンチ力は凄く油断のならない強敵であった
試合は予想通り内藤選手の経験と技術、熊選手のパンチ力との争いになり、内藤選手は度々熊選手のパンチに脅かされ、6回ダウン、8回、11回にも危うくダウンという苦戦を強いられた。
内藤選手の手数の多いパンチが熊選手の顔面を捉え、ポイントを稼ぎ判定勝利を得たが、内藤選手の血みどろの顔面通り、チャンピオン苦戦の辛勝であった。
打合いパンチ数では勝っていたが、そのダメージは内藤選手の方が大きく、試合が延長されていたならチャンピオンベルトは間違いなく奪われていたであろう。
内藤選手が試合後、ショッパイ試合をして申し訳なかったと本人自ら詫びていてファンはヒヤ汗のかき通しであったが、内藤選手の衰えない闘志には感心した。
ダウンして、血みどろの形相をしながらも最後まで挑戦者に向って行った気力、最終ラウンドの凄まじいばかりのパンチで熊選手の顔面を捉えた場面など、さすがチャンピオンと想わせるものであった。
5度の防衛は大場政夫に並ぶ日本人最多防衛記録を果たした上に34歳8ヶ月という最年長防衛記録を成し遂げたのは立派と云えよう。
次戦は暫定王者宿敵ボンサレック(タイ)との対戦が有力になっているが、彼との過去4戦で1勝2敗1分け、この強敵を倒し、チャンピオンとしての真価を期待したい。
人柄も良く、人間内藤選手のファンは多い。そのファンのためにも尚一層の精進をして是非6度目の防衛を果たして貰いたい。
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おはよう御座います。
関連記事から来ました。
なんで関連記事なのかわかりません。ポチ
2013/12/1(日) 午前 6:19