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環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に反対する勢力の勢いが日増しに強くなって来ている。
反対派主力の農業団体は勿論、医療関係など他の団体も国内問題最優先を旗印に参加を急ぐべきではないと、その先延ばしに必死である。
だがこの問題、もうこれ以上の先延ばしは許されない状況になっている。野田首相も今月開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)での参加表明がギリギリと観ている。
国内課題の大切さは誰でも分ることだが、反対派の主張を聴いていると、我が国農業の壊滅を大きく訴え、その声は悲壮感を漂わせるものがあるが、果してそうだろうか。
近時、農業の衰退は、政府の補助金政策に頼る進取の気性の喪失というか、農業改革を疎かにして来たことが大きい。現在の農業の実態を観るに零細農業が多い。その殆んどがサラリーマン兼業農家である。
耕地面積の大型化なくして農業改革など出来る筈もなく、農業に意欲的な専業農家対策が必要である。後継者難も将来に対する夢がないからで、若い人達に夢を与えればその危惧も薄らぐ。
現に意欲有る青年は既に改革に乗り出し、大型化と共に品質勝負に出ている。中国や台湾に高所得者向けに現地物の数倍する価格で、コメや果物、野菜を輸出して成果を挙げている。
TPP参加反対を叫ぶ議員さん達は田舎に来て農業の実態を良く見極めて貰いたい。遊休農地が如何に多いことか。我が国農業政策の大きな誤りの故である。
遊休農地に補助金を出す、働かざる者にカネを出す、こんな馬鹿なことが行われているから、民主党のバラマキ政策に喜んで飛びつく。そうした農民票で議員バッチを得てTPP反対を叫んでいる。
我が国農業の衰退は堕落している農民と癒着している農業族という議員に有ると云っても過言では無い。先ずバラマキ政策の廃止、そして法制度の整備によって、意欲有る農業人を育てることである。
工業製品にしても我が国が諸外国と勝負出来るのはその品質の優秀さにある。戦後我が国が逸早く復興を成し遂げ経済大国への道を歩み出したのは、この品質勝負で勝利した故である。
現在でも日本製品の優秀さは衰えていない。農産物にしても、その美味は何者にも変え難い価値を有している。外国に旅行して分ることだが、コメ、野菜、果物何を食しても外国産は不味い。
中国の富裕層はどんなに高くても日本産を購入している。最近は中間層も日本産購入欲を高めている。
TPP参加問題は、農業改革に対して天が与えた試練と捉え、日本農業、近代化の一大チャンスと捉えよ。
「禍を転じて福と成す」農業を営む人達にこの言葉を贈る。
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初めまして・・・メリットとデメリットがあって、交渉に参加すること自体は消極敵になる必要はないと思います。今日の野田首相の発表内容を注目したいと思います。
2011/11/10(木) 午前 6:57 [ 一期一会日記 ]
おっしゃるとおり。
TBさせていただきます。傑作!
2011/11/10(木) 午後 0:26