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生木をさくように
放課後の机の落書きのように 風呂場の叫びのように 散らかった欠片が 肺をせめる 今はもう わずかな倦怠感 尻尾の先ほどに、ほのかな高揚感 爪の先に宿る飢餓感 それらを覆うように放たれる真っ白なシーツ 頬に当たるそれが 吸いとる ようやっと、吸いとる ゴミ袋を手に、 私は束の間の整理を終え、 ほんの少し、 肺にやさしい綿をつめる 次も来るかもしれない あれが。 けれど またシーツを干せばいい 強さと弱さのジャッジは捨てて シワだらけのシーツを 日に当てて 頬の感触を思い出しながら 信者の顔して 今日もシワをのばす |
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