はちまるの日常。(チョイノリブログ)

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fastさん乗機の金属カムが周辺構造を破壊してしまった という事件が発生し、
最初はエンジンの個体差かもしれないと考えていたけれど、
走行距離が4000kmであったという情報を聞いたあとからは、
走行2500kmの自機エンジンも、今は大丈夫でもこれから1500km走行後には同じ不具合に陥るかもしれないという危機感に駆られた。
 
エンジンはすこぶる順調で、交換オイルにも問題なく、異音もない。
本来ならこのまま非分解で経過を見たかったが、損傷の前段階を発見調査するのは今しかないのかも…
そう思い、緊急分解を敢行した。
 
チョイノリのエンジンを降ろすのは久しぶりだなあ。
手順はなれたもの、さくさく作業は進み
ぱかっとな!
イメージ 1
懐かしの空間へ到達。
金属カムを組み込んだのは去年の10月
ああそうか… もう一年にもなるんだねえ、
その間に丹後カニツアーに行き、巡礼もこなしたり、全く文句も言わず順調によく働いてくれたエンジンでした。
走行距離は2500km/年 猛者チョイノリストさんたちと比較するとたいしたことないなあ。
 
さて懐かしの金属カムちゃんとその周辺構造。どうですか調子は?
イメージ 2
まずはマグネトケース側の軸受け構造。
軸受けのカラーに傷はない
ガタもない
(軸受け台地の表面の細かい擦り傷については、当たっていたワッシャには傷はないため、おそらく金属カムを内蔵する前の傷だと判断しています。)
イメージ 3
次に金属カムちゃん。
ワッシャに円形の傷があるが、これは樹脂カム時の中古ワッシャを使っているため、もともとの傷です。
こういうところを新品にしておけば、後々の傷の検討に役立ったのになあ、まあいいか。
金属カムには傷はなし、軸にも傷はありません。
この軸をマグネトケース側の軸受けに差し込んで回してみますがガタはない。
イメージ 4
歯車部分の歯には全く問題なし、傷もない。
カムの山には一部クスミみたいな傷があるが、有意な所見とはいいがたい。
こちら側のワッシャにも異常はなし
イメージ 5
クランクケース側の軸受け、
カラーに傷はなく、ガタなし。
金属カムを入れて回してみるが、スムーズに回り、問題なさそう。
イメージ 6
軸受けカラーを取ったところだ
奥のストッパーにも傷一つない。
イメージ 7
問題のクランク軸のカムギア
きれいで打痕のようなものはなかった
 
はちまる機(2500km走行 モノタロウ エンジンオイル)は現在、損傷の前段階と思わしき傷などありませんでした。
 
この機体もあと1500km走ったあたりで損傷が起こるのでしょうか?
わかりません。
 
 
とりあえず、はちまるが最近考えている仮説について…

以前、記事でも書きましたが
LTZ50のパーツリストには「波打ちワッシャ」と「平ワッシャ1枚」が省略されていました。
しかし、金属カムも樹脂カムも厚さは一緒なのに、なぜ波打ちワッシャが省略されることになったのか…
 
御存じのとおり樹脂カムはカムと歯車部分に分かれます、それに対して金属カムは一体型。
そこから
「波打ちワッシャはカムと歯車の離別を防ぐための構造」であり、金属カムにすることで必要なくなるのではないか、
また、いたずらに波打ちワッシャを装着することによってカムをケースに押し付けてケースを損傷するのではないか
と解釈していました。

しかし、ここに至って
「台湾スズキがカムの左右の振れを防ぐべく挿入されていた波打ちワッシャの目的を解せず省略してしまった」
という可能性も考えられ
そこから、
押さえつけておくべき波打ちワッシャが省略されることでカムの歯車が不安定になり、損傷の原因になった。
という仮説が思いついています。
(異音症状が波打ちワッシャ追加で改善された「さんちゃんさん」の症例からヒントを得て立てた仮説。)

 
次にfastさんのカム周辺画像を見たkoroさんからいただいたコメント

1)クランクのギアがエンジン外側方向だけ傷んでる
2)カムロッカがエンジン外側方向だけすり減ってる
ことから、
波打ちワッシャの無い分エンジン外側にカムが行ってしまい
元々軸受けが浅い方が更に浅くなり、すり減って、穴が広がって
暴れたんでは

というように賛同いただきました
でも本当かどうかはわかりません。
 
金属カムと周辺構造が無事だったのはいいのですが、
さて、今度はどう組み付けようか
1、今まで通り左右とも平ワッシャ1枚ずつ
2、左平ワッシャ1枚 右「平・波・平ワッシャ」の3枚としてカムを固定するか
悩んでいます。
 
どうでしょう
皆さんの意見を聞かせてください。
 
損傷症例があったことは悲しいですが、チョイノリスト同士で意見交換しながら対策を練っていくのは楽しいですね。
(^^)

閉じる コメント(11)

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1年未満のチョイノリスタなので金属カムは入れていませんが、とても参考になります。
今までどおりの組み付けでの検証も有意義ではあるやもしれませんが、いたずらに壊れる可能性を高めるのもいかがなものかと思います。
波うちワッシャーを入れたからといって大丈夫という保障もありませんが、大丈夫な可能性の高いほうで検証を続けてみてはいかがでしょうか?

2013/10/8(火) 午後 3:12 88 返信する

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>88さん
ご意見ありがとうございます
そうなんです、このまま検証続けたいと思いつつ、
その結果同じ損傷で斃れたらバカみたいだなあとも…
この機会にワッシャ追加で試してみた方がよいかもしれないですね。

2013/10/8(火) 午後 3:17 はちまる 返信する

緊急分解ご苦労さまです(_ _

波打ちワッシャがどれくらいの力で押さえてるの?ですが、そう大きな力でなければワッシャ追加が良さそうに思います。
カムの厚みは同じだったようですし。
あまりに押さえる力が大きければ、当初はちまるさんが言ってるように、ケースの破損につながるかもしれませんが。

エンジン内部、全然きれいですね。兆候すら無いですね。
異音発生するのとしないの、何が違うのでしょうね。。。

2013/10/8(火) 午後 3:50 koro 返信する

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もしも可能なら・・・。
平ワッシャーのみで試行して頂けませんか?
これで本当に4000km、5000kmで壊れるなり異音が発生するようなら
仮説であったものが証明になります。
生意気言って申し訳ありません。
こんな事はちまるさんぐらいスキルがあるかたでないと頼めませんもんね・・・。

2013/10/8(火) 午後 4:13 [ らくだ少佐 ] 返信する

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もう一点失礼します。

LTZ50のマグネトケース軸受寸法変更の可能性。
ウェーブワッシャー、平ワッシャー分の厚み分プラスされているのでは?

・コストダウン
・樹脂カムのように分離しないので規定のクリアランス確保でよい
・上記により押し付け分の抵抗軽減
・ウェーブワッシャーのつぶれによる性能誤差防止

LTZが無いから検証のしようがありませんね・・・。

2013/10/8(火) 午後 4:32 [ らくだ少佐 ] 返信する

自分と時を同じくして異音発生のまめぞうさんの走行距離はどのくらいなんでしょうか?

確か2000km辺りまでは異音はなかったような気がします

2013/10/8(火) 午後 5:09 [ fast ] 返信する

↑マグネトケースの形状変更の可能性、同感です。

さらに、チョイノリ用でも色々な形状が有りますね。高さは不明ですが。
おっちゃんさんの記事に出ているマグネトケース2種類と、上記写真はまた違ってますもんね。。。
この3つでも高さが違ってたりしたら。。。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiro81982000/32412102.html

2013/10/8(火) 午後 5:21 koro 返信する

原因を解明する事も大事ですが、沢山の金カムリスト達の為にも耐久性を高める事の検証の方が今は優先されるかと思いますので波ワッシャーを入れて組まれてはと思います

これらの事を含め、最終的に何をどうするかはチョイノリストの自己判断、自己責任、とゆう方が、様々な情報や事例が上がってきて研究しやすいと思いますがいかがでしょうか?

2013/10/8(火) 午後 6:25 [ ム-ミン ] 返信する

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>koroさん
やはりマグネトケースに原因がありました
追加記事をご覧くださいませ〜

2013/10/8(火) 午後 6:43 はちまる 返信する

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>らくだK3さん
すげえ、まんま予言通りの展開になりましたよ。
追加記事をご覧くださいね。
道筋付けてくれてありがとうございます。

2013/10/8(火) 午後 6:45 はちまる 返信する

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>ムーミンさん
確かに、いろんな装着方法が併存したほうが検証になりますね
いろいろ考えた結果、チョイノリマグネトケースを使用せねばならない場合、ウェーブワッシャがいるようです。

2013/10/8(火) 午後 6:46 はちまる 返信する

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