はちまるの日常。(チョイノリブログ)

チョイノリサイトあります http://suzuki-choinori.com/

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ウチのチョイノリからガソリンの匂いがするなあと思ったら、車体下に濡れた跡が。
ガソリン漏れである。
 
あらあら、最近始動性が悪いと思っていたのだけれど、キャブがトラブっていたのですねえ。
まずはガソリンコックをオフにする。
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錆び付いてしまって判読困難だけれど、上がRES(リザーブ:ガソリン流出、開口部がタンク下方なのでON状態で出なくなってもRESで残存ガソリンが出る。いわゆる予備タンク)、水平がOFF(ガソリンがストップ、出てこない状態)、下がON(ガソリン流出、開口部がタンク上方)となっている。
 
これは初期型チョイノリのコックであり、後期型では負圧コックが採用されているため、PRI、ON、RESとなっていると思う。
負圧コックではONもRESも負圧がかからないと(=エンジン始動しないと)ガソリンが出ないような仕組みになっているため、停車時のガソリン漏れは起こりにくい。
ちなみにPRIは負圧関係なくガソリン流出させる位置。
イメージ 4
コックをOFFにしたので、もうガソリンは出てこない、漏れの元は…
キャブから駆動系ケースの下にセットされているチューブからガソリンが漏れている。
キャブにはたくさんの開口部があるが、ガソリンがもれてくるのはこのチューブか、キャブ上部とフロートの繋ぎ目のどちらかだと思う。
さて、このチューブがキャブのどこにつながっているかだが、
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この図で漏れ出しているチューブ開口部がCになる。
図を見ればわかるように、Cからガソリンがもれてくる原因はドレンボルトが緩んでAから漏れてくる経路と
油面が上がってBから漏れてくる経路の二つが考えられる。
ということで、まずはドレンボルト周辺を確認する。
イメージ 6
車体左側、下から見上げるようにキャブを覗くと、写真のようにキャブの底面が見える。
赤い丸がドレンボルトで黄色い丸が先ほど漏れ出していたチューブにつながっている
(今後、この開口部をドレン穴と記載します)。
ドレンボルトをしっかり締めて、コックをONにしてみる。
やっぱりガソリンがもれてくる。
ということはAの経路ではなくBの経路からガソリンがもれている様子。
これをキャブのオーバーフローという。
オーバーフローの原因としては油面が高くなったときにガソリン流入をストップさせるバルブに異常がある場合と、キャブ内の油面が高い場合の二点が考えられる。
まず、バルブを見ましょう。
チョイノリのバルブはキャブを車体から外さなくても確認できる。
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ガソリンタンクからのチューブをキャブまで辿っていくと赤丸の部分につながっていると思う。
ここがガソリン流入口だ。
写真ではすでにチューブを外している。この開口部を10mmのレンチで外す。
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外したところ。
真ん中の突起がフロートに押されると、内部のバルブが閉じてガソリンがストップする仕組みだ
これを分解する
イメージ 10
黄色で描いたような形のパーツが嵌めこまれているのでバルブの曲面から離すように先の細いもので広げながら赤矢印方向にスライドさせて外す。
ここは慎重にしないとパーツが吹っ飛んで紛失する可能性大。気をつけるべし。
イメージ 1
分解すると中のバルブが取れる。
この尖った先が、黄色矢印の小さな穴を塞ぐことでガソリン流入を止めているのだ。
はちまるチョイノリはバルブに段付き摩耗はなかったし、内部に噛むようなゴミもなかった。
バルブは大丈夫なようだ。一応キャブクリーナーで洗浄しておく。
 
バルブに段付き摩耗があった場合、バルブ単体では販売されていないのでキャブアッセイを丸ごと交換ということになるらしい。
ネット上の情報では、バルブの穴の方をピンバイスで1.2mmまで広げると、バルブの当たり面が変わって修理可能との報告があった。参考までに記載しておきます。
 
次は再度組みなおして油面を確認することにする。
油面確認もキャブを乗せたまま可能です。
イメージ 2
写真の黄色丸はキャブ内の圧を大気圧と同じにするために開けられている空気穴なのですが、この透明チューブを外して、赤丸で示したドレン穴へ装着する。
そのうえでドレンボルトを緩めれば、キャブのフロート部分と透明チューブが交通することになり
イメージ 3
透明チューブ内にガソリンが上がってくる。
赤矢印で示した高さが、現在のキャブ内油面、黄色ラインが規定油面になります。
水平面から見ないと判断しにくいが、黄色のラインと同じ高さくらいになるように調整しなくてはならない
黄色のラインより高いと本ブログ3枚目の図で示したようにBの開口部からガソリンがもれだすことになる。
(チューブ内は表面張力のために本来の油面より1mmほど高く出るらしい)
 
2012.07.05追記
本来、規定油面はキャブを外して水平状態で測定して、キャブ合せ面より下5mmの部位です。
キャブを車載した状態での規定値はありません。この方法はオーバーフローかどうか見極める程度とお考えください。
正確な規定油面については以下の記事を参考にしてください
 
はちまるのチョイノリは黄色の高さとほぼ同じ高さに見えたが、ガソリンがもれてくるということは油面が高いのだろうということで油面をもう少し下げるべく油面調整することにした。
油面調整はキャブを外さないといけません。
つづく→

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はちまるさん初めまして!昨日突然チョイノリのオーナーになりました、ふっきー♪です。よろしくお願いいたします。
さっそく黒いホースからガソリン漏れしており、バイク屋にクレーム入れようと思ったのですが、自分でなんとかなるものかしら?と探していたら、はちまる様のブログに出会いました。
早速ドレンバルブを締めてみたところ今のところもれていません。
明日朝漏れていたらB経路調整するしかなさそうですが、とにかくはちまるさんのブログに助けられました!
長文すみませんが、お礼お伝えしたくて投稿させていただきました。ありがとうございます!今後もチョイチョイ見にうかがいます!

2012/5/15(火) 午後 6:02 [ 口笛ふっきー♪ ]

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>口笛ふっきー♪さん
ドレンボルト締め込みだけで改善してよかったです。
昼夜の温度差による膨張収縮や車体の傾けによるオーバーフローで、油面が合っていても少量のガソリン排出はあるかもしれません、その場合は断続的な漏れだと思います。
継続的に漏れだしてくるようなら油面調整が必要ですね
何度もキャブを開け閉めする面倒くさい作業で、微調整が難しいですが、その時は整備を楽しむ気持ちでトライしてみてください!

2012/5/15(火) 午後 7:11 はちまる

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出先でガソリンがもれだしてしまって明日バイク屋
にもっていかないと…
とおもって、調べたらこちらにたどり着きました
ドレンボルトをしめなおしたらガソリンが止まりました

以前もドレンボルトがぬけて同じ失敗をしたんですが
経験を生かせませんでしたが、はちまるさんのブログがあって助かりました

2018/7/14(土) 午後 9:06 [ 蓮華 ]

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蓮華さん
お役にたててよかったです
チョイノリのドレンボルトの緩みは持病のようなもので、
自分以外にも何例も経験があります
ガムでふさいで応急修理したり、
キャラメルでふさいだり…
いまとなってはよい思い出ですが、
ガソリンだらだらたらしているのは焦りますよね。

たまに増し締めしときましょう。
あと、リアスプロケットを25丁にして、エンジン回転数を下げておけば、
振動が減って緩む危険性が下がりますよ。
何度も緩むようなら試してみてください

2018/7/15(日) 午前 0:12 はちまる


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