お久しぶりです。
ゆとり教育終了で中学の教科書ががらりと変わって、中学三学年分の指導をまた一から練り直し・・・先月末に母の三回忌の法要をすませ・・・私の塾に新しく入ってきてくれる生徒たちの対処があり・・・新高校3年生に東京外国語大学を受験する子がいるのでそのリスニング試験の研究と準備、指導など・・・・とまあ、言い訳を言えばいろいろありますが、一言で言いますと・・・・ここんとこ忙しかった・・・・となりますかね〜。しかも、ブログに書く不思議体験も特に無く・・・ブログ放置状態でした。まだしばらく、だめですが。
が、しかーーし、昨日、とうとう非常に興味深い夢を見て、これは何としてもブログに書かなければと思い、重い腰をあげたのでした。
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まず、寝る前のこと。少し暑いかなと思ったので部屋の窓を少し開けて布団に入りました。そして朝方夢を見ました。
忘れてしまった部分もありますが、日本兵の格好をした男性が木の棒に後ろ手で縛られている映像が見えました。左右に一人ずつ。その後、何か映像を見たような・・見てないような・・・記憶がもやもやしてはっきり覚えていません。
大切なのはこの後です。場所は戦場。土の上。私を含め数人の軍服を着た日本兵が身をひそめています。私は心の中で
「ここから出たらもう死ぬしかない。助かることはない。でもそれは仕方ないしこの作戦にはやるだけの価値がある。何より自分がこの作戦に参加した一人としてうまくやり遂げられるかが心配だ。日本を守るためにはここで成功させなければだめなんだ。」
と思いました。燃えるような熱い闘志と同時に自分の命に対するあっさりとした諦めをとても感じました。また理論的に命をなぜ自分は落とす必要があるかを理解し、納得している感じがありました。そんなことを考えていたら、私の左側少し離れたところにいた人が、「さあ、そろそろ行くぞ。」というようなことを言いました。よくセリフを覚えていませんがそんな内容でした。そしてその人が
「突撃ーーー!!!!」
と言い、その合図で私と周りの兵隊たちが一斉に飛び出していきました。この時、心の中で「正面だ、正面から攻撃するんだ」と思いながら進みました。少し走っただけでしたがすぐに前方から、ピカーーッと強い閃光を受け、目の前が光だらけで見えないほどになり、不意の光に圧倒されて「わぁーー」とのけぞったところで目が覚めました。
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夢から目が覚めたのは、寒かったからです。布団の中にいたのに体がブルっと震えて目が覚めたようでした。どうやら窓を開けて寝たために、朝方冷えてしまったようでした。あまりにも寒くて急いで窓を閉めました。そして閉めながら「寒くて目が覚めてよかったー。」と思いました。夢がとても恐ろしかったからです。あのまま続きを見たくないと思ってもう一度布団に戻りました。
その後起床してからも、ちょっと気になる夢だったので時々もう一度思い出したり、考えたりしてみました。まず気が付いたのは、かぶっていた帽子です。丸いドラムのように円柱っぽい帽子にひさしがついた形でした。あれは太平洋戦争の時のものではなく、日露戦争あたりの感じだなと思いました。私は走って前に突撃したので、どうやら歩兵です。しかも指令を受けて出ていきましたから、かなり下っ端だと考えられます。太平洋戦争では下っ端の歩兵はフニャフニャした丸っこい帽子だったと思います。
また、軍服の前に白いベルトのようなものがバツ印のようにかかっていたような気がします。革のベルトがたすきのようにかかっているように思いました。
気になったので昨日の夜に「日露戦争」でネット検索してみました。すると「おーー、そうそうこの帽子だよー」ということになりました。でも白いバツ印の革ベルトはみなさんつけていなかったので、あれれ?でたらめの夢だったかな・・・と思いました。
日露戦争を検索していくと「203高地」というのが出てきて「おー、これは聞いたことがあったけど日露戦争の時の丘だったのかー」と勉強になりました。さらに映画の「二百三高地」と「坂の上の雲」というドラマがヒットしました。「坂の上の雲」のロケの様子を紹介したブログがあって、その画像を見ていたら・・・
なんと、本当にありました〜。
白いバツ印を胸につけた歩兵役の人が、雪の中を歩いていくシーンの直前にとった写真が。これは「白襷隊」の歩兵だということがわかりました。つまりしろい革ではなくて、白い布だったのです。夢の中が暗くて素材までよくわからなかったのです。軍服だから多分革だろうと思っていました。まさか、サラシのような布だとはね・・・。びつくり。
次に、この「白襷隊」というのが一体何か、まず何て読んだらいいかわからず「ハクガクタイ・・・か??」なんて思いながら、ネット検索しました。すると、ありました・・・。ウィキになっていました。そんなに有名なものだったとはつゆ知らず・・・。
そして、わかりました。この字は「シロダスキタイ」と読んで、日露戦争の時の決死隊のことでした。ロシア海軍の拠点であった旅順の、要塞のように頑丈に作られた巨大基地を攻撃しないと、もう日本はおしまいだという中、自ら志願した約3000人の兵で作られた特殊部隊でした。銃だけを手にして旅順に正面から夜間に奇襲攻撃をかけました。夜なので敵と味方がわかるようにと、白い布をたすき掛けにして目印としたのですが、これがいけなかった。
まず前の方にいた兵が地雷を踏んでしまったため、大勢が地雷とともに吹き飛び、相手に気づかれ奇襲ではなくなってしまいました。すぐにロシア側は強い光のサーチライトをつけて日本兵を照らし出し、砲撃しました。悲しいことに、白いたすきは光を受けて夜間でも目立ち、格好の的になってしまいました。そんなことがあっても最後まで生き残った者はどんどんと前に行き果敢に戦いました。3時間ほどでほぼ全員死亡。ほんのわずかだけがやむなく撤退しました。
あーーー、だから、私はあんな気持ちになったのか〜、だから、正面に突撃で、光が光ってまぶしかったのか〜。そして、なぜ突然こんな夢を見たのか、わかりました。この奇襲攻撃は11月末。「坂の上の雲」のロケでも雪の中でした。実際にも、「白襷隊」は防寒のためにメリヤスの服を着込んで行ったとあるので、とても寒かったと言えます。窓を開けて寝たために、寒さを感じた私の魂はふと、魂の記憶を思い起こしてしまったのではないか・・・と想像されます。きっとブルブル震えながら、突撃していったことでしょう。
知らなかったことをいっぱい知って、勉強になりました。そしてきっと、これは私の一番近い前世ではないか・・・と想像しています。私はかなり前のブログ記事で書きましたが、とてもつらくて耐えられない毎日が続いていたとき、自分に、「今、あなたは幸せか。」と問うてみました。すると心の中で正直な自分自身が「幸せだ」と答えるのでびっくりして、「こんな毎日なのにか!! それはなぜか?」と再度問うてみたところ、
「平和だから。」
と、答えたのです。「戦争をしていないから、それだけで、こんなに幸せなことはないんだ」と私の魂が言ったのは、きっと前世で戦場に出てつらい目にあったからだろうと思ってはいましたが、まさか日露戦争の「白襷隊」とは・・・。まあ、その存在すら不勉強で知りませんでしたが・・。
何があっても、この日本では銃を持って戦いあうことはありません。過去の歴史を考えると、こんな幸せなことはありません。3時間で3000人が死ぬという出来事なんてもう二度とあってはいけません。
多分、「白襷隊」の下っ端の歩兵、(おそらく地雷で死ななかった後方にいた部隊の一人) は私の前世だと思います。そうすると、私は生まれ変わりのローテーションがかなり速いと思います。普通2〜300年らしいのですが・・・。そこがちょっと引っかかりますけど・・・、まあ前世らしき夢を通して、もう一度幸せとは何か、平和とは何か、生きること、死ぬことについて深く考えさせられたことはとてもよかったと思います。
「白襷隊」の勇敢に戦った日本兵の皆さんのご冥福をお祈りしたいと思います。