神楽坂「肌爪日記」

「神楽坂肌と爪のクリニック」スタッフの日常をつづるブログです

全体表示

[ リスト ]


こんにちは 野田真喜です

足の爪が分厚く硬くなり、色もなんだかおかしい。。。爪の伸びもやけに遅いし。。。

爪水虫ではないかと思い、薬を塗ったりしていたが一向に良くなりません。。。


爪甲鉤弯症という聞きなれない爪の病気があります。


【特徴】

足の親ゆびに生じることがほとんど。

甲は混濁し、肥厚している。色は黄褐色または黒褐色

9割以上が女性

爪の伸びが遅い

爪は牡蠣殻状横筋を多数認めます。

イメージ 1
イメージ 2
















イメージ 3
イメージ 4














ひどくなると雄山羊の角の様に変形し、爪が硬くなっているので、普通の爪切りでは切れません。

無理に靴を履こうとすると痛みのために歩けないこともあります。そもそも普通の靴は履けません


イメージ 5
イメージ 6














【原因】

*外傷(靴による圧迫、爪下血腫、全抜爪後、巻き爪手術術後)
*爪組織の炎症
*末梢循環障害
*神経障害

原因は上記ですが、多くが靴による圧迫です!!

「ハイキングで長時間歩き、爪が黒くなり剥がれました。その後生えてきた爪が分厚くなかなか伸びません。」
「仕事の都合で毎日ヒールを履き歩く時間が長いのですが、気が付いたら爪が変な色になってきました。」
などです。

【鑑別診断】

爪が混濁肥厚するものとして、
爪白癬、先天性爪甲厚硬症、黄色爪症候群など。

爪白癬は直接鏡検で白癬菌がいなければ除外できます。
先天性爪甲厚硬症は全指趾の変化で通常生後6ヶ月以内。遅くとも20歳まで。黄色爪症候群は、全指趾の変化。でそれぞれ除外できます。


そして何より、爪甲鉤弯症はエピソードがみなさん同じです。良くお話を伺うと、足を拝見させていただく前に概ね見当がつきます。やはりお話をしっかり伺うことが大切だな、と感じるわけです。

な〜んて偉そうに書かせていただいておりますが!、この肌爪クリニックに来る前に爪甲鉤弯症の方を拝見する機会はあまりありませんでした。大きな病院では形成外科でなく、皮膚科受診を勧めらるからでしょうか。そもそも病院に行かないからでしょうか。理由はわかりません。しかし当クリニックにいると鉤弯症で悩んでいる方は少なくない様に感じております。





この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事