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ALTの三人が帰国してしまって、ご近所のお宅での異文化交流イングリッシュ・ディナーもしばらくお休みになっていました。
梅雨前くらいから、それがまた復活しました。
今度のゲストはアメリカ人のダーシー(Darcy)という26歳の女性です。
ホスト宅のお譲さんが、なにかの会合で知り合い、たまたますぐ近くのアパートに住んでいるとわかったので、週1で来てもらうようになりました。
ダーシーの故郷はノースキャロライナです。
合衆国南東部、大西洋岸の州、独立13州の一つ。タバコ生産の中心地。首都はローリー。
地図で見れば、ワシントンの少し南のほうにあります。
彼女は市や県のALTではなく、なんとかいう会社に属し、そこから派遣されて北部九州のあちこちの小、中学校に行っています。
今は、福岡県の柳川と、佐賀市内の小学校で教えているとのこと。
もう4年もこのあたりに住んでいるので、ダーシーは日本語もかなりわかります。
ああ、よかったとはいうものの、あくまで、英語を忘れないための夕食会ですから、基本英語、ときどき日本語、たまに佐賀弁は変わりません、あはは。
初めてのアメリカ人というから、ちょい緊張して行ったのですが、臆する必要はありませんでした。
彼女はタイ人の母とアメリカ人の父とのハーフ。
髪は真っ黒、肌も浅黒く(本人いわく、これは五月の運動会で日焼けしたため)、体型もアンコ型というか、小さな可愛い女のおすもうさんとでもいいましょうか(ダーシー、ごめん)、日本人にとって、かなり受け入れやすい風貌、体型の娘さんなのです。
顔をしみじみ見ていると、タイ人というより、アメリカ先住民の女性のように感じます。
きっと、お父さんの血を色濃く受け継いでいるのではないかと思います。
お父さんは元ネイビー・アカデミーの教官だったそうです。
つまり、海軍養成学校みたいなものでしょうか。
夕食会には、一人一品ずつ持ちよりです。
ホスト宅の奥さんが仕事を始めたので、できるだけ負担をかけないようにとの配慮ですが、それでも料理上手な彼女は何品もさささっと作って用意してくれています。
私が最初に行った日は、例の豆豆サラダを持っていきました。
あとは、ほんのお惣菜程度のものを持参します。
ふだん、あまり料理しないというダーシーは、この夕食会でいろんな料理を覚えることができて嬉しそうです。
前々回は、習ったコロッケを自分で作って持ってきていました。
前回は、ぶどうとアイスクリーム持参。なかなか義理がたいアメリカ人です。
味噌味が好きで、サバの味噌煮の作り方を知りたいそうですが、それは時期的にちょっと先になりそうです。
ところで、故郷がノースキャロナイナと初めて聞いたとき、みんなが異口同音に言ったことがありました。
「ノースキャロライナって、日本になじみ深いということもないし、もちろん行ったこともない。なのに、知ってる。なにか懐かしい響きがある。それはなぜだろう?」 ということです。
その夜は、なぜだろう? なぜ知ってるんだろう?の疑問符だらけでお開きとなりました。
その謎は次回に明らかになりました。
前回仕事で不参加だったホスト宅のご主人が
「昔、不二家の『ノースキャロライナ』って、お菓子があったんだよ。それがみんな記憶に残っていたんだ」 と、言い出しました。
「あ〜、それそれ。たしか、キャンディーといってもかなり柔らかめでぐるぐる渦巻き模様のやつ。あったよねえ」
と、ほぼ同世代の参加者は次々にそのキャンディについての思い出を語り始めました。
あれをかんで、虫歯の詰め物がとれてしまった話。
当時、虫歯になりやすいと言われるお菓子ワースト3はみんな不二家ので、なかなか買ってもらえなかったという話、とか。
要するに、ノースキャロライナ、ソフトエクレア、ミルキーのことですね。
早速、ネットで調べてみました。
ノースキャロライナは1968年に生産開始。
不二家の社長が、当時ノースキャロライナのアパラチア山脈を訪ねたとき、古木の切り株を目にし、その大きくて立派な年輪にいたく感動を受けたことをきっかけにデザインと名前が決まったという。
長年愛されてきたが、1994年を最後に製造販売を終了した。
CMキャラクターはキャロライン洋子、CMソングはユーミンだったそうですが、誰か覚えてる方いますか?
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