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ウルファへ向かう車窓からの光景は、強烈な印象として残りました。 ウルファは、アブラハムが生まれた街。 彼の思想から、キリスト教,イスラム教,ユダヤ教というすべての一神教が生じたのです。 「神と人間が1対1で向き合う」と言う考え方の発祥地です。 ウルファまでは片道180Km。 朝から強烈な日差し。 アスファルトも溶けてます。 チベットとも、アジアとも違う。 体からすべてを搾り取り、奪い取るような日差しと、乾いた空です。 気温は、すでに40度を越えています。 こんなに厳しい土地は見たことがありませんでした。 地面は石ころだらけ、掘っても掘っても石が埋まっていそうです。 農業は不可能です。 乾いた地面に生えているのは、ひょろひょろとした草だけ。 集落は、土で出来た家ばかり。 ここで出来ることは、羊を飼うことだけでしょう。 見渡す限りの不毛な平原。 日差しは強烈、避ける物もなく、傍にいるのは羊だけ。 孤独な時間は、限りないほどあります。 1日は長い。単調な繰り返しの毎日。 自分と向き合い、神と向き合うことは必然と思われます。 長い1日、礼拝も5回どころか何十回でも出来そうです。 こうした環境、生活下で、厳しい戒律の一神教が成立したことを素直に肯けます。 長い1日が終わり、夕暮れが訪れ(時間は午後8時くらい)。 羊を石の囲いに入れて、羊飼いは粗末な石の小屋で眠ります。 そして、明日もまた同じ繰り返しが待っています。 余談ですが、帰りのバスは調子が悪かった。 出発前に、屋根に乗って何かやっているのを見て悪い予感はしたのですが。。 案の定クーラーは効かず炎熱状態。 しかしもっと深刻なのは、途中で力が無くなり、2回ストップ。 この時は祈りより「インシャラー(神のなすままに)」の心境でした。 祈りを乗せて、夕日の中を走るバスの影です。 コレを見つつ「お願い、着いてくれ」と何回思ったか。 ウルファの様子は次回書きます。
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厳しい自然が一神教を生んだ、というのは肯けるような気がします。
しかしなぜに、このような厳しい自然環境の中で生活することを選んだのでしょうか。
2007/8/1(水) 午前 0:08
Ingenさん、その通りですね。強い民族に負けて押し出されたということでしょう。それが、宗教上では(ユダヤ人のように)「選ばれた」「この地を選んだ」というような無理やりのこじ付けになるからややこしいことになるのですね。この思想を生んだ元もアブラハムです。
2007/8/1(水) 午後 2:14
ヨーロッパの砂漠化は、地中海沿岸諸国の半乾燥地域を中心に広がっています。特にアナトリア高原(トルコ)や南東スペインに顕著です。
ヨーロッパの砂漠化は、地中海沿岸諸国の半乾燥地域を中心に広がっています。特にアナトリア高原(トルコ)や南東スペインに顕著です。
この地域は侵食されやすい土壌の丘陵地で、森林を伐採して開墾した結果、秋の雨期に激しい土壌の浸食作用が起こり、生態系が劣化して砂漠化が進行したのです。ここでは、灌漑農地の塩性化の影響も大きく、トルコではとりわけ深刻です。
スペイン南東部では、地下水の汲み上げが原因で地下水への海水の浸透が起こり問題になっています。
2017/1/8(日) 午前 8:13 [ トルコ観光旅行は安全で良かったよ ]