台湾から日本を考える

ここ3週間は毎日雨。もう〜。。

トルコ旅行記 07年

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ドバヤジット。 この名前、結構迫力ありますよね。
ディヤルバルクルの重さにやられた私は、一寸緊張してました。
しかし、入ってみると、活気があって、カラッと明るかったのです。

ここは、イラン国境まで30Kmあまり。
有名なのは、なんと言ってもアララト山。
ノアの箱舟が流れ着いたところです。
太古の歴史は、このあたりでできていったのですね。
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こんな感じで、どんと見えます。
観光地として、「ノアの箱舟の跡」とか隕石の穴とかありますが、私の興味はイサクパシャ宮殿のみ。

田舎のなので、メインストリートは車が来ません。
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昼も夜も、通りでは人々がお茶を飲み、ゆったりした時間が流れます。
オアシス都市のような感じです。

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イサクパシャの近くから見た街の全景です。
やっぱり、オアシスのようですね。
ここは、シルクロードの一つの拠点でもありました。

街を一歩出ると、舗装していない道が。
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こんな可愛いトラック?も走っています。
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あれっ、羊が乗ってる。
市場から買われてきたのでしょうか。それとも。。

しかし、国境近くの街には別の緊張感があります。
イランとトルコは仲が悪い。
クルド人独立組織(トルコで時々爆弾テロがある)をかくまっているとか。
そのため、10数万のトルコ軍が国境に配置されています。
この街は、その拠点です。
街の中も軍の設備と施設。
郊外に広い宿営地があり、戦車が沢山待機してました(撮影禁止で写真はない)。

ここでは、ずっと天気が悪かった。
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でも、この閑散とした雰囲気が、私は好きになりました。
良い田舎の町でした。
さすがシルクロードと、妙に納得したのでした。

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今まではこんな絵ばかりでした。
これからバスで、一気にトルコの東の端から中部へ向かいます。
感じがぐっと変わります。
初めてトルコを旅したのは15年前。
カッパドキア、パムッカレ、エフェスなどメジャーな場所を周りました。
すっかり魅せられて、帰ってからいろいろ調べました。
そして、強烈な印象を残す1枚の写真に出会いました。
大平原を見降ろして建つエキゾチックな宮殿。
しかし、そこは不便な所で、その後も訪れることができませんでした。

その場所はドバヤジットと言う街にあります。イラン国境まで間近です。
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ワンからはワゴンで2時間半。
雄大な雲と山並みは相変わらずです。

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ここもクルド人が多いのですが、活気があって中央アジアの街のようでした。
それもそのはず、シルクロードの一つのルート上です。

夢に見た場所は、街から5Km。
郊外の丘に立つイサクパシャ宮殿と言います。
最近、道が整備され、ドルムシュで100円で行ける様になっていました。
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門から中を覗く。
宮殿には、驚くほど精緻なレリーフがいたるところにあります。
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中は二重になっていて、この中は居住区。
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ここは食堂。
精緻なレリーフに囲まれ、夜風も気持ちよく宴を楽しんだのでしょう。
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モスクは思ったより保存が良い。

ここは、ロシアの軍隊が使ったり、クルド人が勝手に住み着いたり、一時はかなり荒れ果てたそうです。
懸命の修復の様子が見て取れます。

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圧巻は、何と言っても景色です。
雲が流れる空、はるかに見晴らす平原。
雲間から日が射し、雨が降る様子。
そのすべてに変化があり、ドラマがあって、言葉が出ません。

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背後の山。
この風景を、惑星に例えた人もいました。
以前は半分埋もれていたモスクが、整備されていました。
背後の城には、見ていた写真では気がつきませんでした。
厳しい歴史を想います。

翌日の朝、また訪れました。
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日の射す中、緑の丘の上に聳えます。

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雲が圧巻でした。
本当に見飽きない景色でした。

この宮殿は、17世紀に土地の土豪、イサクパシャが命じて建てた物。
完成まで100年かかったそうです。
土豪の壮大な夢。
300年後の私たちも、彼の夢を感じることができます。

私のささやかな夢も、やっと実現することが出来ました。
ワンの街へ来た一番の目的は、ワン城址からの360度の景色をもう一度見たかったからです。

街からドルムシュ(乗り合いワゴン)で城址へ。
街の様子、特に郊外はずいぶん変わりました。
以前は田舎っぽい集落でしたが、新しいアパートがたくさんできています。
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ドルムシュ乗り場に立っていても、近代的な感じになりました。

さて、ワン城址。
360度の雄大な景色を写真で感じて頂くのは難しいのですが。。
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輝く湖、はるか向こうの雄大な山、緑多い大地、足元の旧いワンの廃墟。
風も、乾いてとてもさわやかなのです。
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城址の下には、旧いワンの廃墟があります。
旧いといっても、1900年ごろまではここに街がありました。
第一次大戦でロシアに占領され、徹底的に破壊されたのです。
今は、破壊できなかったモスクの跡があるだけ。
たくさん見える穴は、宝物を探して掘ったのだそうです。
はるか紀元前から、何千年もここで生活してきた歴史ある街。
その歴史を断ち切る、戦争の無意味さ、野蛮さを感じます。

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湖側には、こんな素敵なポプラの林があります。
じゅうたんを広げお茶を飲んでくつろいでいます。
美味しい空気の中で、本当に楽しそう。
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私も、招待してくれました。
言葉ができなくて残念。
またも、温かいトルコです。

城址はこんな絶壁の上にあります。
上のほうに、人が作ったと思われる大きな壁を見つけました。
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翌日、何かを確かめにまた訪れました。
予想通り、人が削ったものでした。
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なんと、壁の中には大きな岩穴がありました。
大きさは20M×30Mくらい。天井も高い。かなりの大きさです。
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宝物でも入れたか、宗教にまつわるのでしょうか。
城の中のほうに、もっとつながっていました。
ビビって入れませんでしたが、またも、古代権力の大きさに唖然としました。
ディアバクルからバスでワンへ向かった。
東のほうでも、今まではシリア国境地帯、今度はイラン国境に近い。

バスから見えた村。
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大きな谷の向こうにある。
どんな理由で、こんなところに村ができたのだろう。

途中からどんどん標高を上げ、緑が多くなる。
ビトリスという美しい街を通った。
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ここの城は、アレクサンダー大王の部下が作ったのが起源。
こんな小さな街にもすごい歴史が。 さすがトルコ。

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登りきったところでワン湖が現れる。
トルコで一番大きな湖。
湖面の色が、砂漠地帯を見慣れた目に瑞々しかった。
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雄大な景色の中を走って、ワンに到着。
7時間かかった。

一泊して、翌朝、ホシャップ城に出かけた。
城までは、乗り合いワゴンで1時間。

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城の傍の丘に登ったら、羊の群れを発見。
こんなに寄り添って、なんとも微笑ましい。

イラン国境の近く。ここは、昔風に言えばペルシャである。
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ペルシャの土豪が作った壮大な城。
365の部屋があったそうだ。
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かつては村を取り囲んで城壁があった。城下町があったのだろう。
今は、貧しいクルド人の村。
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雄大な景色で有名なのだが、この日は休みで入れなかった。
城壁の上の雲を恨めしく眺めるばかり。

この村には滅多にバスが来ない。
1時間くらい待って、やっとバスが来た。
懸命に手を振ったら止まってくれた。
ツーリストが乗ったのでバスの中は一寸した騒ぎ。
ジュース、パン、お菓子をいっぱいもらった。これぞトルコの暖かさ。
降りたら、お金は要らないという。
グループがチャーターしたバスだったようだ。
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子供たちの、控えめな目線、恥じらいのある態度が印象的だった。
「ああ、トルコに来たんだ」と、改めて実感した。
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一神教を作ったアブラハムが生まれ、イエスが洗礼を受けたと言われる地。
「魚の住む池」に辿り着いた時は、ふ〜って息が抜けます。
聖地って不思議ですね。 洗われた気持ちになるのです。
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写真では表現できませんが、本当に涼しげなのです。
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誰もが、穏やかな表情でたたずみます。
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緑に囲まれ、水を眺め、ゆっくりするのは気持ちが良い。
向こうの丘がウルファ城です。

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ウルファの城は、ヒッタイト時代からある古い城。
丘の下から、岩をくりぬいた階段で城まで登ります。
この階段、驚くほど長い。 
よくこんなものを作ったよな。どのくらい苦労したのか。
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城から。下に見えるモスクの洞窟で、アブラハムは生まれたそうです。

市場の様子。
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木陰は涼しいのです。
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雑然とせず、渋く落ち着いてます。

旧市街。典型的なイスラム都市の顔。
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雰囲気があります。
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道に面しているのは入り口だけ。窓は高く小さい。
防御のためです。
家の中は、中庭を囲んで別世界を形成しています。
トルコに本格的なイスラム都市があるとは、驚きでした。

重たい街、ディヤルバルクルから行ったせいもあったかもしれません。
不思議なほど「良い所に来た」と思える場所でした。

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