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長い間ご無沙汰しましたが、ボチボチ再開しようと思います。 なぜかというと、歯の治療によって人生が変わった患者さんをご紹介したいからです。 この写真は 今年1月、4月からの就職を前に 来院された 22歳の女性 です。(初診) 一緒に来院された 母親の話によると 永久歯に生え換わったころにテトラサイクリンによる歯の変色 に気がついたそうです。 テトラサイクリンによる歯の変色 は、誰にでも起きる現象ではありませんが、 Mさんの場合、かなり強く出てしまった症例といえるでしょう。 しかも、子供のころに受けた矯正治療を途中で止めてしまったために 前歯に矯正装置の跡がついてしまい、よりマイナスの印象をうけます。 テトラサイクリンによる歯の変色とは ? テトラサイクリンは、昭和40年(1960年代)前後に流通した抗生物質です。 母親の妊娠後期や幼少期の風邪薬のシロップとして一般に使用されていました。 この薬を歯の形成期(妊娠中4カ月から生まれて9歳頃まで)に、 母親もしくは本人が服用した場合、歯の色が暗い黄色、灰色、茶色、 時に青味がかった帯状紋様に変色することがあります。 骨や歯になじみの良いテトラサイクリンは 歯の内部に沈着していき、 光にさらされることで更に変色は強くなると言われています。 歯が生えた後に紫外線を浴びる前歯を中心に 歯の着色や形成不全が生じます。 これはテトラサイクリンがカルシウムイオンと結びついて、 歯のエナメル質や象牙質の中に混じり込んでしまうことによるものだといわれています。 着色歯の発現率や着色の程度は、服用したクスリの量や服用期間によって違ってくるので 服用した全員に美容上の問題が生じるわけではありません。 大きな口を開けて笑うことができなかった Mさんに、なんとか笑顔を取り戻してほしくて 治療の末に このような綺麗な歯に生まれ変わりました。 20本の治療のうち、前歯上下12本に ラミネートベニア をセットしました。 そして、4月1日 明るい笑顔で入社式に向かいました。 彼女が笑顔を取り戻した、 次回から、詳しく紹介します。
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すっごく綺麗になったねぇ!!!
これなら確かに人生が変わる気がする♪
2009/5/10(日) 午前 3:05
笑って!!人生が変わるね!!
女性でこの歯??
22年間これで過ごしてきた事が可哀想だったね。
新しい出発に何よりのプレゼントだよ!!名医にポチ!!
2009/5/10(日) 午前 10:23
こぶた坦坦さん
若い女性が口を開けて笑えなかったなんて、可哀想でしたね。
私も今までかなりの変色歯を診てきましたが、ここまでの症例は初めてでした。
2009/5/11(月) 午後 11:18 [ nem**odc ]
切画師さん
私に接着技術を指導してくれた先生は
「接着は、その患者さんの人生を変えることになる!」と言ってます。
つまり、救うこともできるから失敗は許されないということです。
それだけ慎重にならざるをえないので、Mさんの笑顔を見たときはホッとしました。
2009/5/11(月) 午後 11:26 [ nem**odc ]