歯医者の独り言

ご無沙汰しました。再開します!

歯周病、歯内療法

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治療から予防へ! まずは歯周病について考えましょう。
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治療が終っても・・・

根っこの治療をして( 根管治療 )、 被せ物をして 治療が完了したとき

患者さんも 「 これで何でも食べられる! 」 と 嬉しい気持ちになるでしょう。


しかし、ちょっと 待ってください!



たとえば、 入院して 手術した場合 や、 ケガ をした場合

治療が終った( 退院した ) 瞬間に、 元の生活に 戻れますか?

リハビリ や、 食事療法 を 取り入れて 徐々に 元の生活に戻っていきますね。


歯の場合も、 同じことです!


長い間、 根管治療をしてきた歯 は、かみ合わせが 正常ではなく

歯根膜には 普通の生活でおこる 刺激が与えられていないのです。


そこへ、治療が完了したからといって 

「 何でも食べられる! 」 と、硬いものを食べたら・・・どうなるでしょうか?

歯根膜は、まだリハビリの段階です。


再び ズキン! と ならない保証は ありません。

少しづつ慣らしながら、食べていってください!

梅干の種を噛んだり、前歯でビニールを千切ってはいけません!

このブログでは、歯周病について 以前から取り上げていますが

前回の記事で 歯を抜かない治療 について 書いたので


今回は、 抜かなければならないケース について 書いてみましょう。


歯茎から出血したり、歯肉が腫れてきたので歯医者に行くと

歯周病検査で、歯と歯肉の間 の深さを 計られます。


イメージ 1


 それが、この ポケット検査 です。

この検査で、深ければ深いほど 歯周病は進行してしまい

歯の根っこまでもろくなってしまいます。 ここ ↓ を ご覧下さい。

軽度の歯周病ならば、患者さんと術者の協力で 改善することは可能ですが

重度に進行してしまった歯は、残念ながら 抜歯しなければなりません!

イメージ 2


これは、重度歯周病の患者さん の 抜歯した歯です。


根っこの周りに 黒くゴマのように付いているのが、 歯石 です。

みなさんも、こうならないように 気を付けて下さい!

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私は、 なるべく歯を抜かない治療 を 心がけています。

根幹治療 と いうものは、丁寧にやればやるほど 時間が掛かるもの です。


短時間で治療して、すぐに 被せ物 をしてしまえば 患者さんから

あそこの歯医者は、早くて 上手い!


と、いう評判が 立つのかもしれませんが・・・


以前にも 書いたとおり  どこぞの 牛丼のように 早ければ良い とは限らないのです。

丁寧な根っこの治療をした歯に、 被せ物をすれば 長く保てる歯も

急いで治療した為に 再治療しなければならないこと があるのです。


これは いま 話題の インプラント にも 言えることです。



なるべく抜かない 治療 といっても

重度に進行してしまった 歯周病の歯 や 歯根破折してしまった歯 など

( 破折した歯は、接着してくっ付くこともありますが ) 時間が経ってしまった場合や

根幹が感染してしまった歯 は、 残念ながら 抜歯 しなければなりません。


イメージ 1 イメージ 2

この歯は、破折したため 抜歯した根っこ ( 単根 ) で 

破折した部分 が 分るように 色づけしてあります。
 最近、とんとブログにご無沙汰してしまって・・・ すみません ^^;

 電子カルテの導入 をめぐって 忙しかったのです。

 そこで 何回も書きますが、 まだまだ 歯周病について 浸透して無いようなので 再び・・・



歯周病 は、怖ろしい 歯の病気です!




 歯周病は歯と歯肉の間 ( 歯肉縁下 ) に入った 歯周病菌 によって起こります。


 細菌の活動は歯と歯肉の間の結合組織を徐々に破壊し( 付着の喪失 ) 歯周ポケットを作ります。

 歯周病の 初期の段階が 歯肉炎で、 炎症が深部組織に進行したものが 歯周病です。



 歯周炎を放っておくと歯と歯肉を結び付けている歯根膜が壊され 歯周ポケットが形成されます。


  イメージ 1      イメージ 2

 続いて歯槽骨が吸収して歯が ぐらぐらし ( 歯の動揺 )、


  イメージ 3       イメージ 4

 さらには 歯周ポケットから膿が出る ようになります。


 進行した歯周炎は、治療しても本来の歯肉や歯槽骨の状態に戻すことはできません。


 しかし、患者さんと術者の協力と努力によって、ある程度まで健康な状態を取り戻すことは可能です。


 次回は、いよいよ インプラント について 書きたいと思いますが、

 インプラントを希望される患者さんにとっても 

 歯周病を治療しなくては 施術できません
 長い 気管支炎との 闘病生活( っていうほど 大袈裟なモンではありませんが… 汗 )

 も なんとか治まり、やっと普通の生活に戻りました ( 笑 )


 この間に、湯治を経験して 「 温泉効果 」 を実感しました。

 やはり 心身ともに健康でいるためには、努力しなければ! と 心も新たにした次第です。


 そこで、いま話題の メタボリックシンドローム について 考えてみたいと思います。


   メタボリックシンドローム を防ぐには、肥満にならないこと!


 栄養のバランスも大事なことですが、健康な自分の歯で しっかり噛むこと が大事です。

 食べ物を しっかりゆっくり 時間をかけて細かく噛み砕くことで、だ液の分泌が促されます。

 だ液は 消化酵素 を含んでいるので、食べ物の 消化吸収が 向上します。

 血糖値は高まり 満腹感が得られので、食事の量を抑えられ 胃への負担を減らせます。


 こうすることで、肥満への 第一歩 を防ぐことが できるのです。


 次からは、歯周病が引き起こす 身体の病気について書いてみようと思います。

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