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歯の表面をわずか 約0,5〜0,7ミリほど削り、 表面に ラミネートベニア と呼ばれる 付け歯を特殊なライトを当てて接着させる方法で、 麻酔をしないで削ることができる 治療法が、大きな特徴です。 すきっ歯(すき間のある前歯)や、Mさんのようにテトラサイクリン系の変色、 欠たり折れたりしているなど、歯の病気を伴わない歯に適しています。 ごく薄く削った 前歯 6本 薄く削った歯の表面の型をとり セラミックで出来上がったもの(上前歯)です。 表面を綺麗に磨き、光を当てて装着します。 装着した 上前歯 6本 上下左右の奥歯はほとんど見えないので、そのままの色です。 同じく 下前歯 6本 綺麗に磨いて 完了です! より天然歯に見せるために、ちょっとした工夫をしています。 ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削るだけですし、 少ない治療回数(2〜3回)で歯を綺麗にできるので もっとも歯に侵襲の少ない治療方法 といえるかもしれません。 ただし、自由診療になるので 財布の負担は重いかもしれませんが・・・ (ラミネートの材質によって、金額が異なります)
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補綴物(被せ物)
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治療した後に被せるものを補綴物といいます。
実際にどんなものがあるか、気になる費用などを比べてみましょう。
実際にどんなものがあるか、気になる費用などを比べてみましょう。
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長い間ご無沙汰しましたが、ボチボチ再開しようと思います。 なぜかというと、歯の治療によって人生が変わった患者さんをご紹介したいからです。 この写真は 今年1月、4月からの就職を前に 来院された 22歳の女性 です。(初診) 一緒に来院された 母親の話によると 永久歯に生え換わったころにテトラサイクリンによる歯の変色 に気がついたそうです。 テトラサイクリンによる歯の変色 は、誰にでも起きる現象ではありませんが、 Mさんの場合、かなり強く出てしまった症例といえるでしょう。 しかも、子供のころに受けた矯正治療を途中で止めてしまったために 前歯に矯正装置の跡がついてしまい、よりマイナスの印象をうけます。 テトラサイクリンによる歯の変色とは ? テトラサイクリンは、昭和40年(1960年代)前後に流通した抗生物質です。 母親の妊娠後期や幼少期の風邪薬のシロップとして一般に使用されていました。 この薬を歯の形成期(妊娠中4カ月から生まれて9歳頃まで)に、 母親もしくは本人が服用した場合、歯の色が暗い黄色、灰色、茶色、 時に青味がかった帯状紋様に変色することがあります。 骨や歯になじみの良いテトラサイクリンは 歯の内部に沈着していき、 光にさらされることで更に変色は強くなると言われています。 歯が生えた後に紫外線を浴びる前歯を中心に 歯の着色や形成不全が生じます。 これはテトラサイクリンがカルシウムイオンと結びついて、 歯のエナメル質や象牙質の中に混じり込んでしまうことによるものだといわれています。 着色歯の発現率や着色の程度は、服用したクスリの量や服用期間によって違ってくるので 服用した全員に美容上の問題が生じるわけではありません。 大きな口を開けて笑うことができなかった Mさんに、なんとか笑顔を取り戻してほしくて 治療の末に このような綺麗な歯に生まれ変わりました。 20本の治療のうち、前歯上下12本に ラミネートベニア をセットしました。 そして、4月1日 明るい笑顔で入社式に向かいました。 彼女が笑顔を取り戻した、 次回から、詳しく紹介します。
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私たち 歯科医 は、 患者さんの歯を 診るときに どうも、患者さん、しかも 女性は 美しい 白い歯 を 望むようです。 これは、25歳 の 女性患者さん の 歯です。 とても 綺麗な歯並び をしていて、機能性には 何の問題もないのですが・・・ 学生時代に 治療された 奥の銀歯 が 気になってしまう! とのことです。 社会人に なったので、 と 希望して 紹介により 来院しました。 ( 写真はミラーに写して撮影してるので、下の歯が 上に見えます ) 奥歯に詰めた インレーの状態 も あまり良くないので、 左右の6番を ハイブリッド で 造り、小さい所 は 接着法で 詰めなおしました。 すっかり 銀歯が無くなり 綺麗に整った 歯になりました。 正面から見て 大きな口を開けて笑っても 白い歯 に なってます! とても満足して、幸せそうな笑顔で 帰っていきました。 せっかく綺麗になった歯ですから、 毎日のケア を しっかりして下さい。 この後、 白い歯を 希望するのは 若い女性だけではない! ということがことが 分りました。
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神経の治療が終わると、患部に 被せ物をします。 その被せ物( 冠とかインレー )などを、補綴物 と いいます。 基本的に口の中の補綴物は、すべて保険で入れることが可能です。 では、なぜ歯科診療には 自費診療 という言葉が あるのでしょうか? このことについては、以前にも書きましたので こちらのブログの以前の記事や 私のホームページの、この欄↓ を ご覧ください。
ここでは、ホームページに書けなかった 種類の違い を ご紹介します。 虫歯を削ったところに詰めるものを、インレー または アンレーといいます。 詰める部分が小さいものを インレー、大きいものが アンレーと 呼ばれています。 一般的に 保険で治療すると、 左のような金属を 詰められます。 右は 自費で入れる ハイブリット( 硬質プラスチックと陶材のミックス )です。 このほかに、接着性コンポジットレジンの充填で修復する方法 が あります。 虫歯が進行して 穴が大きくなったものには、土台を立てて 冠 をかぶせなければなりません。 奥歯は咀嚼するために 強い力がかかる ので、昔は金属でしか被せられませんでした。 プラスチックでは、奥歯にかかる力に耐えられないからです。 現在でも人間の歯に一番理想的なものは、金(20Kゴールド)だと言われています。 保険で入れるパラジューム合金 20Kゴールド 両方の裏側(反対になっています) 口を開けた時に 金属が見えるのを嫌う人には メタルボンド を 勧めていました。 左の写真は、 歯に被せた状態で 石膏の歯型に填めています。 右の写真は、 メタルボンド(大臼歯)と オールセラミックス(小臼歯) の 裏側です。 メタルボンド というものは、金属の土台を 陶材で覆ったものです。 陶材だけでは力に弱いので、 内側に 金属を使わなければなりません。 日本では 長いあいだ、自費治療での 主流でした。 と、今でも そんな風に考えている患者さんが 多くみられます。 ところが、 保険の白い歯の表面 裏側の金属面 横から見たところです。 ご覧のように プラスチック素材 なので 色を吸収しやすく、傷が付きやすいのです。 しかも 補強のために、裏側は 全て 金属です。 最初のうちは良いのですが、時間が経つにつれて くすんできます。 以前にも書きましたが、 保険診療というものは 最低保障のもの なので 材質や製法に 限りがある のです。 保険と メタルボンドの 間のもの として、 最近では 材質の開発が進み ハイブリッド の 冠 が 出てきました。 インレーとして使用されていた ハイブリッドの素材で、冠ができるようになったのです。 ただし 若干 透明感に欠けてしまいます。 左の写真は、正面から見たもの 右の写真は、歯を反対側から見たところです。 そして、 さらに 材質の開発は進んで、 ジルコニア( アクセサリーなどに使われる 人工ダイヤモンド のようなもの )の登場により、 これは、土台からすべて ジルコニアで作るので、透明感 が 格段に違います! 金属を全く使用しないので、金属アレルギーの心配もなく、現在の技術では 最高のもの です。 特に 前歯入れることを お勧めします。 写真でも分かるように、歯の中も外も 白くて透明感のあるものです。 この患者さんは、前歯の色と 虫歯で 悩んでいました。 いちばんいい方法で 歯を治したい! との希望で、 オールセラミックスを 4本入れたところ、 親御さんは 「 花嫁道具のひとつですね 」 と おっしゃっていました(笑) 気になる費用は、 ハイブリッド・・・5万〜7万円 メタルボンド・・・9万〜10万円 オールセラミックス・・・12〜15万円 の順に、高価になっていきます。 このような方法で、被せ物が 選ばれるのですが 自費診療で被せ物を選ぶと、形成方法や型どりなどが丁寧に行われ セットしてからの ケア や 「 どんなに良いものを被せても、どうせすぐに悪くなってしまうのでは・・・ 」 と 考える方もいらっしゃるでしょうが、ちゃんとした手入れを行えば 被せた歯は、とても長くお付き合いできるものなのです。 ただし、こんな患者さんもいましたが・・・ 次回は、信じられないようなことをした 患者さん について 書いてみます。 |
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先日、ある女性から相談されて 気が付きました。 このように希望する患者さんが、けっこう多いことを。 子どもの頃に 小さい虫歯を治療して、削った穴に金属を詰められた歯 むし歯の治療をしたら、何も言わないまま 金属を詰められてしまった歯・・・ など、 口を開けて笑ったり、おしゃべりをして 気になることが ありませんか? 気になる 口の中の金属 を、白いものに 取り替えたい! でも、 と、諦めてはいませんか? このような、詰め物 ( インレー、アンレー ) を取り替えるには、 直接法( 接着法 ) と 間接法 が 有ります。 材質の違い は 有りますが、 保険と同じような金額で 取り替えることも できます。 詳しくは、相談して下さい。 次回は、材質の違い と 金属アレルギー に付いて 書いてみます。 |




