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☆2012年から2016年、米国主導でバブルの気配☆
市場最大の過剰流動性資金が積み上がっています。
これらの資金が流れる先は株式、原油や鉱物などの商品相場であり、
為替でもドル高が進むと考えられます。
米国のダウジョーンズでいえば2万ドルが視野に入ってきます。
米国ではこれまでドル安とドル高を繰り返すことで、
国債等の借金を棒引きしながら新たな借金をするという、
システムを作り出しました。
今回も、ドル安で米国の借金が減価した後にドル高に転換して
再び借金を重ねていくものと思われます。
少しずつ時間をかけながら最終的には、スケールの大きな話になりますが
部分的な「金本位制の再開」をも視野に入れて、
米ドルが復活を図るイメージです。
2012年2月、米国経済の今後を占う雇用と住宅の経済指標は
どちらも変わらず悪いものです。
それでもダウ平均は2008年5月以来の高値を付けています。
これは資金が実体経済に流れているのではなく、
金融部門だけ流れている事を示しています。
大量の資金供給は例えば自社株買いなどに回されているだけです。
雇用の数字もよく見る必要があり、パートタイマーなどは増えたとしても
実質的な雇用促進には結びついていません。
実態無き景気回復というのは、日本では小泉政権時代の
戦後最長の景気拡大局面(2002年2月〜2007年10月)を指しますが、
米国でも1990年代前半にジョブレス・リカバリーがありました。
今後も、同じような状況になるものと思われます。
特にサブプライム危機以降、米国は政策金利を0%近くまで低下させました。
金利がこれ以上下げられない段階になって、
今度は量的緩和策の第1弾QE1や第2弾QE2を打ち出してきました。
こうして潤沢に供給された資金はバブルの原資となります。
その次なるバブルが生成される主な場所はやはり金融市場であり、
様々な資源の投資によって資源価格や穀物などを含む商品などが
高騰するために、インフレが促進するものと考えられます。
2012年9月、日本は円高から円安への転換点を迎える?
向こう3年で1ドル100円から120円がターゲットに・・・
最後で最大のバブルの先にあるのは世界恐慌
これまでのペーパーマネーに支えられた経済システムは、
サブプライム・バブルが崩壊した時点でほぼ限界が見えていました。
もうこれ以上、どれだけ紙幣を印刷したところで、
これまで劣化した市場主義経済や資本主義経済の修復は不可能です。
それでもなお、先進各国は金融緩和を続け、これでもかというぐらい
余剰資金を市中に放出しています。
言わば、カジノ経済の胴元である米国を筆頭に、株価の上昇といった見た目だけの
景気回復を無理矢理させようとしているわけです。
そして実際に大量のペーパーマネーが放出されてしまったのですから、
バブルは目の前に来ていると云えるでしょう。
節操がない史上最大の資金供給であるがゆえに、株にも、金にも、穀物にも、
債券にも・・・・全ての金融市場にお金が流れていく可能性が高いのです。
ただし、ポイントは金融部門だけであって、
実体経済には殆ど回ってゆかないという事です。
つまり、実体経済はバブルの恩恵を受ける事は無く、
ひたすらバブルの余波に襲われるだけとなるでしょう。
従って、このバブルが崩壊すれば史上最大の大恐慌が待ち受けています。
Bull Markets are born on pessimism,
grow on skepticism,
mature on optimism,
and die on euphoria.
さしずめ現在は絶望から懐疑へと移行する第2段階あたりでしょう。
楽観は3年ほど続きます。
非常に端的な例として、1980年代後半日本のバブルが加速した時は
1986年〜1989年と3年です。
サブプライム・バブルも2004年〜2007年までの3年間です。
従って2012年〜2016年あたりまでは日本経済も明るさを取り戻すはずです。
しかし景気のよさに陶酔しているうちにバブルは終了するのです。
それが2017年頃ではなかろうか、
というのが過去のバブルの経緯から云える時間軸です。
ユーロ危機はユーロ再編へと向かう
結論から先に申し上げますと、この欧州の債務問題はずっとくすぶり続け
長期的には
2016年を目処に1ユーロ=1ドルまで減価するイメージで見ています。
そしてその後は最終的にはEUがユーロ発足以前に使用していた
統一通貨ECUに戻るものと予測しています。
金本位制復活の可能性
これまでのバブルの軌跡を考えると
2016年〜2017年がバブルのピークの目処となります。
バブル崩壊後ペーパーマネーの限界を思い知らされた世界は
30年で通貨システムが変遷してきた事を考えると、
2030年に新たな通貨制度導入に向かうと思われます。
資本主義最後のバブルが崩壊した後に世界は、金(きん)の裏付けなしの弊害に
ようやく気が付き、金に裏打ちされた通貨制度に戻るのではないでしょうか。
それが世界の共通認識として受け入れられるのが2030年頃になるかもしれません
ニクソンショックのの翌年、1972年に米国の金保有量は8000トン台になりました
が、以来現在に至るまで同じ水準を保っています。
公的部門の保有量で見ると米国は今でも世界第1位の立場は変わっていません。
一部には公表されている数字程米国は金塊を持っていないという話も有りますが
金を見捨てたような米国が今でも公の数字では保有量ナンバーワンなのです。
所詮、言葉のあやに過ぎないかもしれませんが、
1971年のニクソン・ショックに際しても
金兌換が「廃止」ではなくあえて「停止」とされたこと、
その間の歴史と現況を鑑みると、やがて金本位制が再開される可能性が
あるのではないか、とも思われるのです。
バフェット氏も注目!「日本株は買い」の基準
これは素直に世界の投資マネーがそのように動き出している、
と思ってよいでしょう。
ですから日本株もこれから本格的な上昇局面に入るものと思われます。
2011年から3ヶ月余りで既に日経平均は20%上がっています。
これだけ上がったのだからまた下がってくるのではないか、と
思われるかもしれませんが、バブルが始まっていれば
中途半端な水準でこの上昇トレンドが終了する事はありません。
日経225のこれまでの主な上昇局面には、
1980年代と2000年代がありますが、
いずれも共通していることがあります。
それは経済の心臓部である金融部門が先に動き出し、
時間のラグを伴って他の銘柄がついてくるという事です。
ですから2012年から2014年までは金融、
2014年から2016年まで全体が上がってくるはずです。
一度上昇トレンドに乗ってしまえば、
日経225は2万2000円から2万4000円を目指すものと思います。
ポイントは長くて2016年までが上昇相場という時間軸の意識を
忘れない事・・・・
円高から円安への大転換は、景気の拡大局面で起こる
債権大国であるがゆえに、日本の場合は景気が良くなれば
海外への新規投資が促されて円安、景気が悪ければ
それが無い為円高になるというシンプルな構図があります。
一般的には円安になれば景気が回復すると言われていますが、
図表を見ても解る通り、景気が回復し始めて暫くしてから
円安になるのです。
これは円高の場合でも一緒で、円高だから景気が悪いのではなく
景気の谷を越えてもなお景況感がないから円高になるという
側面があるのです。
それを覚えておかないと、資本主義最後のバブルが崩壊した時に
外資を保有していて売りそびれる可能性があります。
ーーーーーそれでも日本は生き残るーーーー
自分の知らないもの、わからないものには投資しない、それが鉄則です。
世の中は拝金主義的な世界から新しい価値観へと移行する過程で
物理的な生活水準は格段に落ちているかもしれません。
しかし、現在の我々のものとは違う幸せの価値観が見出されていれば
それも苦にならないかもしれません。
自然環境との共生、地域社会への回帰、
グローバルに繋がるネット社会の発展、他者とのコミュニケーションを
大切にし、ゆったりと時間を過ごすことに価値を見出す成熟した社会、
こうしたお金では測れない価値観の転換が生まれるでしょう。
そして化石燃料に頼らない自然エネルギーの開発をする、
イノベーションによって日本発の次世代の製品を生み出す。
いざとなった時にはある程度の水準の自給自足が成り立つようにする、
バブルの恩恵をこうした資金が必要な分野に投下することです。
今の内に地に足の着いた経済の形に近づけておけば、
世界が恐慌となってこれまでの100年分の信用収縮が一気に起こっても、
少なくとも日本は「まだマシ」というような状況になると思います。
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クララさん、こんにちは。
やはり世界経済はこれからも米国ですね。
金本位制ですか?
バフェットは株と仰ってましたね。
どう違うのでしょう?
3年後に2007年当時の120円は大歓迎です。
ポチ!
2012/6/15(金) 午後 2:31
まぁみんさん こんにちは。
まだ書き出しですので、
是非これから引き続きお読み下さると有りがたいです。
金本位制に関しましては、全部ではなく部分的という捉え方です。
又バフェット氏は「日本株は買い」との事。
長くなっていきますが、私がこれまで読んできた本やCD、講演等の、
副島さん、朝倉さん、高島さん、澤上さん他、多数のご意見を元に
書いていきますので都度、感想など頂けたらと思います。
また、今回の宮本さん曰く、やがて押し寄せるバブルの後始末が
金融市場のみならず、全ての人々に降りかかってくる、
という観点から何とかその被害を最小限に食い止められないものか、
との思いで出版したのだそうです。
2012/6/15(金) 午後 4:47 [ クララ ]
まぁみんさん 傑作を有難うございます。
追記
「最後で最大のバブルの先にあるのは、世界恐慌」
これが前提になります。
2012/6/15(金) 午後 4:51 [ クララ ]