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鳩山のイラン訪問 そんなに間違ったことか- ゲンダイネット(2012年4月14日10時00分)
http://news.infoseek.co.jp/article/14gendainet000167600


  イランを“電撃”訪問した鳩山由紀夫元首相が新聞テレビから袋叩きされている。アフマディネジャド大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)の対応を「二重基準」と鳩山が批判した――とイラン大統領府が8日に公表したことを受け、「国益を害した」「『利用される』懸念的中」などと非難囂々(ごうごう)だ。だが、この報道には違和感を覚えるのだ。

  鳩山は民主党の「外交担当」最高顧問としてイランを訪問したのだが、訪問予定が判明した時から批判的な意見ばかり報じられていた。ルース駐日米大使が野田首相周辺に訪問自制を求めたことや、野田自身が電話で訪問中止を再三要請したことばかり取り上げられ、「訪問=悪」みたいな雰囲気が出来ていた。

  だがイランは日本にとって最重要な国だ。イランが経済制裁に抗議してホルムズ海峡を封鎖すれば、どうなるか。輸入原油の8割以上がこの海峡を通る日本は大きなダメージだ。日本経済はパニックである。鳩山が最悪の事態を避けるためにイラン訪問を思い立ったのは別に悪いことではない。

  それなのに新聞テレビは帰国後も「日本外交にマイナス」「イランに誤ったメッセージを送る」と大騒ぎだからワケが分からない。なぜ外交チャンネルをつくることがいけないのか。鳩山の言動はそんなに国益を損ねたのか。元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言った。

 「まずホルムズ海峡が封鎖されれば最も被害を受けるのは日本です。だからイランとの協議は日本として当然やるべきです。米国は訪問自制を求めていたようだが、彼らは英仏独中ロと一緒にイランと協議している。行くなというなら、日本もこの協議に参加させるべきで、参加させてもらえないのだから、日本が独自協議するのは当たり前です」

  まったくだ。新聞テレビは、イラン訪問の「本質」を一切伝えないばかりか、鳩山個人の“宇宙人”的な資質問題を歪曲化して報じている。しかも、その批判も的外れが多い。

 「鳩山氏がIAEAの『二重基準』を批判したかどうかが問題になっているようですが、発言の有無はともかく、指摘自体は間違っていません。IAEAは核開発をやめさせることだけではなく、核保有国に対しても武器を他国への“脅し”の手段にしてはいけないと求める役割がある。しかし、米国は04〜05年にイランへの核攻撃を計画し、イスラエルも核攻撃をにおわせている。日本の外務省は60年代、核保有国が武器を“脅し”の手段にしないよう求めていて、鳩山氏の指摘は当然なのです」(前出の孫崎氏)

  鳩山を首相辞任に追い込んだ09年の普天間基地移設問題の報道といい、今回のイラン訪問の報道といい、日本の新聞テレビは、米国がちょっと文句を言うと、たちまち思考停止して、米国ベッタリになる。日本の外務省ともども、米国のポチだ。

  いっそのことワシントンに引っ越した方がいいんじゃないのか。

 (日刊ゲンダイ2012年4月11日掲載)


【コメント】

http://blogs.yahoo.co.jp/hajmo_rakija/54649141.html
について、再度コメントします。


「イランに行って良かった」鳩山氏に国会招致も- 読売新聞(2012年4月11日09時27分)
http://news.infoseek.co.jp/article/20120410_yol_oyt1t00973


 鳩山元首相がイランを訪問した際、国際原子力機関(IAEA)批判をしたとイラン政府が発表したことについて、野党からは10日も批判が止まらず、鳩山氏を国会に参考人招致するべきだという意見も出始めた。

 自民党の石原幹事長は10日の党役員会で、鳩山氏のイラン訪問が国益を著しく損ねたとして国会で追及するよう指示。記者会見では「鳩山氏の訪問は、いらん外交だった」とダジャレで批判した。同党の岸田文雄国会対策委員長は鳩山氏の参考人招致を各党に呼び掛ける考えを示した。

 鳩山氏は同日の民主党鳩山グループの会合で「(イランに)行って非常に良かった。(アフマディネジャド)大統領から『じっくり耳を傾けた』という話を頂き、言葉は通じたなと思う」と訪問の意義を強調した。

 イラン政府が「IAEAは二重基準」と鳩山氏が発言したと発表したことに関しては「NPT(核拡散防止条約)において核の保有国が優位だというのは事実だから、本当の意味での公平性はないかもしれない。そうであっても日本はIAEAに協力した。あなた方もIAEAに協力して信頼を勝ち得てもらいたい(と伝えた)」と釈明した。

 その後、鳩山氏はイランのヘシュマティファル臨時代理大使と国会内で会談。鳩山氏の事務所によると、臨時代理大使は鳩山氏の発言に関するイラン政府の発表について「誤解に基づくものだった」と陳謝し、発言が掲載された大統領府などのホームページの該当部分を削除したことを伝えたという。


>> 「NPT(核拡散防止条約)において核の保有国が優位だというのは事実だから、
>>  本当の意味での公平性はないかもしれない。
>>  そうであっても日本はIAEAに協力した。
>>  あなた方もIAEAに協力して信頼を勝ち得てもらいたい(と伝えた)」
>
> こんな事を引退していない政治家が、公に言うってのは、国益毀損だと気付かないのかな?


この発言は、核拡散の口実にされてしまう可能性さえあって、とてもデリケートな部分。
イランとの会見で何を話したとか、そういう事を一々口にする必要があるのか?
正直、全く無い。

この口の軽さが、何とも・・・。
(仮にマスコミが発言を丁稚上げているのであれば、恐ろしい国だな・・・。)


ホルムズ海峡が封鎖・・・。

そのために鳩山氏がイランを訪問した。

それに対してアメリカ向けのパフォーマンスで外務大臣も政府も鳩山をバカ呼ばわりする。
それで、単純なアメリカは騙されてくれる・・・かなぁ?

日本国民はそういう高等な外交を理解しているのかな?
本当にそういう事なのかな?

今の民主党を見ていると、そんな高等な寝技を使える政権与党だとは思えない。


目から鼻に抜けるといった感じで、鳩山氏は本当に頭の良い人です。
それは事実です。

本当であれば、鳩山氏のイラン訪問だって、
もっと表向きには
「イランに核のリスクについても、日本の平和を願う声についても、伝えたい♪」
と声高に宣言してしまうとか、
「平和を愛する鳩山氏の強い希望なので、
 『核はダメ♪だって、危ないよ♪』
 と日本の平和を願う声を一個人として伝えて来て貰う!」
と外務大臣が先手を打って日本国内でコンセンサスを得る声明を出してしまえば、
アメリカとしては反対出来る理由は何も無い。

適当で誰もが反対出来ないオブラートに包んで、
それで一個人として会いに行ったとすれば、
アメリカ広報のバカ日本マスコミを騒がさせずに済んだのではないかな?


目の付け所は悪くなくても、政治としては稚拙過ぎる。

だから、
日本の鬼畜マスコミにも、
批判のための批判に熱心な万年野党の味を出す自民党にも、
我侭ジャイアンのアメリカにも、
付け込まれてしまう。


本来はこれらは全て日本の国益のために外務省がお膳立てするべきなのに・・・。
外務省は国益を守るための仕事を本当にやっていない。

そういう印象をますます持ってしまいます。

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