はこだて外国人居留地研究会

外国人居留地マップ「中国編」が完成しました。

函館外国人居留地

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久しぶりにブログを更新いたします。
 
昨年の全国大会の報告集も3月に無事に完成し、会員の皆様やこれまで会報やマップを寄贈してきた団体、機関に発送いたしましいた。函館市中央図書館にも寄贈いたしましたので、関心のある方は函館市中央図書館でご覧下さい。
 
今年は、昨年に引き続き、外国人居留地マップの製作に取り組んでおります。今年の前半は「中国編」の編集に取り組み、9月4日に完成しました。(マップの日付は9月1日)マップ完成の記事は、「函館新聞」や「北海道新聞」にも掲載されました。今月下旬には、会員の皆様や関係機関にお送りいたします。
 
このマップ事業と関連いたしまして、「函館中華会館創立100周年記念シンポジウム」を共催いたしました。9月11日の中華会館・中華山荘の特別見学会、旧外国人居留地の散策会には80名を超える参加者があり、主催者を大いに驚かせました。市民の関心の高さに改めて驚かされました。12日は会場を函館市中央図書館に移し、記念講演会と研究報告、総合討論会を行いました。この日は70名近い参加者が集まり、映像や画像を交えた講演、報告を聞き、総合討論会では盛んに質問がなされました。
 
このシンポジウムの報告書も、年内には編集する計画です。また、マップの内容やシンポジウムの内容につきましては、後日、改めてブログ上で報告いたします。
 
これまで、更新を怠ってきましたが、これからは、できる限りブログを更新し、研究会の活動を発信してまいりたいと思います。
 
研究会では、当会への入会希望者を随時受け付けております。今後は、居留地マップの「フランス編」の編集のほか、これまで編集したマップをブックレットにまとめていく計画もあります。また、函館にあった外国人居留地の実態を追及する研究会の開催も計画しております。参加を希望されるかたは、研究会事務局までご連絡ください。
     連絡先:函館ラ・サール高等学校 小川正樹(事務局)
     電話番号 0138-52-0365 FAX番号 0138-54-0365
 
となっております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 
(文責:小川正樹)

久しぶりにブログを更新いたします。

10月に全国大会を開催した後、個人的な研究活動により、ブログを更新できませんでした。
研究会の活動も、全国大会直後に散策会を実施し、60名以上の市民の皆様に参加していただき、
盛会の内に終了することができました。

今年一年は、この外国人居留地研究会の全国大会開催に向けた準備作業と外国人居留地マップの
作成に追われた年でした。しかし、終わってみれば2日間でのべ200名以上が参加する大会となり、
前後して行なわれた散策会ものべにして80名以上が参加する企画となり、研究会のこれまでの
活動の中では最大規模の活動となりました。また、当日は、多くの会員の皆様にご協力していた
だき、無事に大会を運営することができました。この場をかりて、改めてお礼申し上げます。

11月以降、この全国大会の報告書の作成に取り掛かっております。完成は、2月末を予定して
おりますが、いまだ原稿が集まっておりません。事務局としては、これから執筆を依頼している
報告者、参加者の皆様にもう一度ご連絡をして、編集へのご協力をお願いしたいと思います。

そして、これまで3号発行してきた、外国人居留地マップの第4弾の編集作業も進行中です。
第4弾は、「イギリス編」を作成しております。箱館開港当初から領事館を設置し、第二次世界大戦
の前まで継続して領事館を設置していたイギリスと函館の関係について、人物を中心としたマップ
の作成を進めております。編集の中心として活躍している清水憲朔会員は、多忙な仕事の中、研究
の時間を確保していただき、このマップ作成に取り組んでいただいております。さらに、今回は、
中島肇会員や新入の酒井嘉子会員にも協力していただき、いろいろな側面からイギリスと函館の関係
に迫っていきたいと考えております。このマップも来年2月の完成を目指しております。1月以降、
編集会議を毎週のように開催し、完成を目指していきます。

研究会では、今後も多くの事業を計画しております。そして、多くの市民の皆様の参加をお待ちして
おります。さらに、こうした研究会の活動に参加してもいいという、市民の皆様もお待ちしておりま
す。研究会への入会を希望する方は、ぜひ、研究会の活動にご参加下さい。来年は、1月16日(土)
から、函館市地域交流まちづくりセンターで会議を開きます。このまちセンが私たちの活動の拠点
です。参加を希望される方は、ぜひ、まちセンまで起こし下さい。

                                               文責:小川正樹

昨日まで、外国人居留地の全国大会がここ函館で開催されました。
この全国大会に向けて、はこだて外国人居留地研究会は1年間かけて準備してきましたが、それが無事終了して、ほっとしております。

10月10日(土)は、函館市中央図書館で記念講演会が行なわれました。新潟大学教育学部の麓慎一先生に講演していただきました。麓先生は北海道教育大学函館校のご出身で、函館にゆかりのある先生にご報告いただき、当日は130名を越える参加者が集まりました。

講演は、「開国と函館−太平洋と東アジアの結節点となった町−」と題して行なわれ、函館開港の意義をもう一度、東アジアの視点と世界史の視点から問い直すお話で、今回の開港150周年の記念事業としてもまさに時宜にかなった内容となりました。
また、この全国大会には、東京をはじんめ横浜、神戸、大阪、長崎の外国人居留地研究会の会員も20名以上参加し、全国大会に相応しい大会となりました。

講演の後、会員と全国各地の研究会の会員にて懇親会が行なわれました。昨年、我々も神戸にて大変お世話になった神木先生や楠本先生など、神戸の外国人居留地研究会の皆様や横浜の齋藤さん、長崎の横山さんなど、昨年お会いした各地の研究会の皆様と再会し、2時間はあっという間に過ぎてしまいました。最後に、次年度開催地、東京の築地外国人居留地研究会を代表して松波秀子さんに来年の抱負をお話いただきました。築地外国人居留地研究会も、これから実行委員会を立ち上げ、準備作業に入られるそうです。今思えば、我々も、神戸の神木先生から今年の開催を相談された時には、まさか実現できるとは誰も考えてはおりませんでした。ただ、身の丈にあった研究会しか開催できないと約束して、なんとかお引き受けしたことが、まるで昨日のように思われます。

今、こうしてブログの記事を書いておりますが、先月は一度も記事を掲載することができませんでした。個人的な仕事も重なり、かなり追い詰められておりましたが、何とか準備作業も進めることができたのは、はこだて外国人居留地研究会の皆様と実行委員会の皆様、そして岸代表など全国大会準備に係わった多くの方の熱意と協力によるところが大きく、事務局長として大任を引き受けながら、なかなか準備ができず、実行委員会の皆様にたびたび助けられました。この場を借りてお礼申し上げます。今回の全国大会の成功の要因は、実行委員全員の協力と熱意によるものであります。

翌日の11日は、会場を地域交流まちづくりセンターに移し、午前中は西部地区の散策会、午後は研究報告会を実施いたしました。
午前中の散策会には、会員と各地の研究会の皆様など40名近くが参加しました。午前中は少し風が強いことを除けば、絶好の散策日和で、東京の近代建築研究家の町田仁志氏の紹介により、函館の独特の景観を参加者で満喫しました。途中、函館華僑総会のご好意で、函館中華会館の内部を見学し、研究会の小川より簡単な説明をいたしました。その後、電車通りを見学して、末広町の函館海産商同業組合事務所の建物を見学して終了しました。散策会の後は、五島軒の王朝の間において昼食会を開き、五島軒自慢のカレーを堪能しました。

午後1時から、まちセンにおいて、研究報告会が開催されました。散策会の前とその最中に実行委員により会場設営がなされ、研究報告子会は時間通りに開催されました。2日目は、約80名の参加者でおこなわれました。

報告会に先立って、神戸の楠本先生より、外国人居留地研究会のネットワーク構築の提案がありました。ネットワークの事務局を何処が担当するのか、ネットワークによりどのような情報を流すのかなど、その実現には様々な問題がありながらも、全国大会を通じて形成されたネットワーク、友好の和を今後も継続していくためのシステム構築が必要であり、今後、具体的に検討することが確認されました。

その後、横浜の齋藤多喜夫氏により、「横浜における居留地の形成と都市形成」と題して報告が行なわれました。齋藤報告では、まず外国人居留地の概念設定から検討し、さらにその居留地が横浜の都市形成に与えた影響などが説明されました。全国の外国人居留地を1つの概念で説明することは困難であり、設置の時期、居留外国人の感覚、日本側役人との関係など、個別に検討してその居留地の性格を考えることの重要性を指摘されたことは、函館の研究会がこれまで主張してきたことと重なるものであり、その意味で、この報告は非常に納得できるものとなりました。
ついで、函館の清水憲朔氏が、「幕府の貿易政策と近代都市函館」と題して、函館の三段階開港について説明をしながら、函館の都市形成に影響を与えた幕府の政策について、独自の視点からの説明がなされました。清水はこれまでも、函館開港の意義を問い続けてきており、今回の報告はそれを改めて整理したものでした。函館の市民には、以前にも聞いたことのある内容でありましたが、全国からの参加者にははじめての話であり、ある程度のインパクトを与えたものと思います。
最後に、神戸の楠本利夫氏により「神戸開港と神戸外国人居留地」と題して、神戸の外国人居留地形成の経緯を、様々な視点から説明し、それが現在の神戸市の景観に多きな影響を与えているとまとめられました。神戸は3千人程度の漁村から、世界の貿易港に発展しましたが、その基礎になったのが外国人居留地であり、それが今でも神戸に影響を与え続けていることが説明されました。

それぞれの報告会の後、東京の鵜飼政志氏により、総合討論会が行なわれ、外国人居留地と日本の近代化についての議論が交わされました。各地の外国人居留地を個別に考えるのではなく、個別の事例を踏まえた上で、居留地というものが近代化の中でどのような役割を果たし、それがその都市の形成にどのような影響を与えたのか、東アジアの視点で考え直すことの必要性が改めて認識されたと感じました。また、これまで西洋との接触として考えられてきた近代化を、アジアとの関係から再認識する必要性が、コーディネーターの鵜飼氏より発信され、この点については、大いに刺激を受けました。外国人居留地の外国人とは、外国と貿易したという外国とはどこか、今まで漠然と考えてきた問題を、もう一度立ち止まって考える必要性を感じました。

全国大会が終了し、参加した函館市民、各地の居留地研究者の皆様が会場をあとにされる中、神戸の神木会長の以下のような発言が、今回、全国大会のテーマを近代化に設定したことの意味を示しているのではないでしょうか。
「神戸の外国人居留地は、本当の外国人居留地ではなかったのではないか?」
この発言は、非常に難しい内容ではありますが、今回、テーマを設定するにあたり、我々が考えたことと一致する面があります。次年度以降、全国大会のテーマがどのように設定されるか分かりませんが、今回の全国大会を経験して函館が目指し始めた方向と、神戸のこれからの研究が共通の方向に向う予感を感じました。

全国大会はこれで終了しましたが、最後に研究報告集の編集が残されています。この報告集を作成して、それで、全国大会が終了します。それまで、もう少し、全国大会の余韻に浸りたいと思います。

文責:小川正樹

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2009年8月18日の北海道新聞夕刊の「みなみ風」に、8月9日に実施した散策会の様子が掲載されました。

タイトルは「外国人ゆかりの地巡る 函館で市民らが散策会」で、中華会館前で紹介している写真も同時に掲載されました。以下に記事の概略を紹介いたします。

「ハリストス正教会や中華会館など、幕末や明治期に函館に滞在した外国人ゆかりの場所8カ所を2時間かけて歩いた。それぞれの場所で会員が歴史を解説し、参加者は当時のエピソードに関心を示していた。夫の仕事に合わせ、6月から函館に滞在しているという市内の主婦奥村真弓さんは「大火に見舞われても建物が残っているんですね。民家も趣があります」と話していた」

研究会の活動とともに、参加者の意見が載せてあり、その時の様子が思い出されます。当日は晴天の下、汗をかきながら、時折吹く爽やかな風の中を、会員の説明を聞きながら散策しました。緑の島ではドリームボックスがおこなわれ、旧大町居留地前の海面では手漕ぎボートのレースがおこなわれ、多くの市民でにぎわっていました。西部地区に多くの市民が訪れ、そこで函館の独特の街並みを感じてもらえれば、函館に対する思いも変わってくるのではないかと思います。函館市民が、西部地区に足を運ぶ機会を、これからも作り出していきたいと考えております。

散策会は秋以降、10月ころにもう一度実施したいと考えております。内容が決まり次第、このブログ上でも紹介してまいります。多くの市民の皆様の参加を心よりお待ちしております。
文責:小川正樹

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研究会の研究成果である外国人居留地マップが、北海道新聞夕刊の「みなみ風」に紹介されました。記事は8月16日(土)の「みなみ風」紙上で、「街コレ」というコーナーで、進化する地図というテーマの中で紹介されました。

その中で、函館の市民団体が発行したユニークな地図として取り上げられました。
以下その文章です。

「はこだて外国人居留地研究会」は、研究成果をリーフレットにまとめており、これまで「はこだてと外国人居留地 歴史・年表編」、「ロシア編」を発表。7月に第3弾「アメリカ編」を発行した。ロシア編、アメリカ編とも居留地マップが掲載され、年表や場所の説明も詳しい。函館市地域交流まちづくりセンターで配布している。

という記事でした。記事の中には居留地マップの写真も掲載されています。この記事を担当した佐藤いく美記者には何度か取材を受けたことがあり、本研究会の活動に興味を持ってくれていました。こうした形で紹介されたことを嬉しく思います。そして、これからもこうした活動を続けて、多くの市民の皆様に興味を持っていただくよう、工夫していきたいと思います。

外国人居留地マップは、今年、もう1つ発行する予定です。そのマップをどう作成するか、これから研究会で検討していきたいと思います。内容が決まり次第、このブログでも紹介していきたいと思います。

文責:小川正樹

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