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そこに人生の大半住んでいて、 いまさら観光もないだろうとは思ったが ちょっと暇だったので車で出かけてみた。 学生時代通った道は、今では半信半疑で結構面白かった。 この道はこんなに細かったのかと思ったり 見たことも店があったり、なじみの店がなくなったりだといつも思う。 平和通りを左折しようとした時も、ひとつの異変に気がついた。 友達の家がない。 はじめ角を間違ったのかと思ったが、向かいの家が現存しており かろうじてその場所だと確信した。 平和通の金物屋の息子とは今年は飲むかなと思いつつ城へ向かった。 ロープウェイ街の入り口に車をとめ 東雲神社の参道を登った。 東雲神社の階段 昔は当然気がつかなかったけれど こんな造りの神社なのかと思った。 神明造りである。 天照大神が祭神で伊勢神宮のスタイルである。 その東雲神社の脇道をすりぬけ城山へ向かった。 城山に登るロープウェイがあるが ワタシはこれに一度も乗ったことがない。 松山城は昔から歩いてかもしくは走って登るものと相場がきまっているから。 今回も徒歩で登った。 登ったといっても数百メーターではある。 ワタシにとっての松山城は当たり前のもので そんなに大してものではないと思っていた。 また、行くものではなく街の道しるべだった。 松山城はだいたい市内のどの場所からでも見ることができる。 だから松山で道に迷うことは皆無なのだ。 迷ったら松山城を目指せばいい。 今回久しぶりに行った松山城はちょっと面白かった。 本来は敵の進入を防ぐために施されている数々の工夫は 平和な時代では迷路のようにくねくねとした道となり 写真が趣味の人には、アングルが一杯あって楽しかった。 今年は写真もそこそこに道後温泉を満喫した。 ここは温泉といっても公衆浴場とワタシ的には理解している。 昭和初期の香りのする公衆浴場である。 子供のころ行ったきりだったので しみじみしてしまった。 浴場は、大勢の人ではいるところがないほどごったがえし まさに芋を洗うような状態だった。 しかしそういうところも風情があって良いと思った。 その道後温泉の近くにこのイサニワ神社はある。 新聞で初詣に来てくださいと広告をしていた写真をみて気になった。 ここは八幡宮である。 建物の造りが大分の宇佐神宮に良く似ている。 箱崎の箱崎宮にも回廊があるところは似ている。 それを確認できて良かった。 帰り際、空を見ると夕日だった。 道後温泉脇の駐車場から撮った夕日は松山城を照らしていた。
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