読めば必ず幸せになる「幸福の話」と「光明の波状攻撃」

順番に読むように書かれていますので、お手数でも2010/01/01「幸福の話」からお読みください

全体表示

[ リスト ]

アーサー王妃物語

アーサー王妃物語(1996 翻訳:2000)
ローレル・フェラン
別ブログでも書きましたが、
http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110120
 
過去世退行セラピストでもある著者が過去世退行セラピーにより、
自分の過去世であるグウィネファー(イギリスの伝説の王アーサーの奥さん:グィネヴィア)の人生を探る話です。
 
これがけっこうネット上では評判がよろしくないのですが、どういう意見かというと
 
1.過去世といいながら、自分がいない時間や場所の情景を描いているのはインチキである。
この点については、この本の前書きにも説明してありました。
私の意見としては、過去世に帰った時に、無意識のうちにアカシック・コードを読んでいるということかと思います。
 
2.著者の作家としての稚拙さへの指摘
確かに一人称のままに、自分が存在しない情景を述べている部分があり、
通常の小説ではありえない、ということなのでしょうが、
前述のとおり無意識のうちにアカシックコードを読みながら記述しているとしたら、
こういう形になるかもしれません。
また、元々著者は過去世退行セラピストで作家ではありません。
この後も「過去世退行セラピー」についての著書はありますが小説は書いていません。
日本では小説として取り上げられているのでこのような批判が出てくるのでしょう。
 
3.主人公の性格付けや行動に対する非難
これはノンフィクションをうたっていますので、主人公を読者の好みの性格にする方がおかしな話です。
また、ケルト独特の価値観もありますし、大半が経験を通してしか理解と成長ができない10代の話ですから、
その性格付けや行動は逆にリアリティがあります。
そもそもこれは
「こういう性格をもって生れた女性が、このように行動し
 このように成長し、その結果このようにカルマを残し、
 それがこのように解消された」
という本なのです。
(勿論、どんな読み方をしようと、その人の自由なのですが)
  
4.著者が「自分だけが正しい、他は間違っている」というのは傲慢である。
私が読んだ限り、そういうニュアンスは感じられませんでしたが。
そもそも「アーサー王伝説」は「ケルト伝説」の骨格とコンテンツを、中世に大幅に脚色し、創作されたものです。
中世以降の創作が9割以上を占めているといってもいいかもしれません。
歴史的には(それも実証不可能ですが)ブリテンにサクソン軍を「バドンの丘の戦い」で撃破したアルトリウスという人物がいた、ということしかわかっていませんし、
グィネビアが登場するもっとも古い伝説では、王妃として名前があがっているだけです。
つまり、ある意味何を書いても、それが間違っているとは否定できない状況なのです。
 
この内容が、すべて正しいかどうかは私はわかりません。
著者は先入観を避けるために「アーサー王」関連を読まないようにして、この作品を書いた、と書いていますが、
欧米人としての常識としての「アーサー王」の知識はあったでしょうから、それが今生の潜在意識による脚色になっている可能性も否定できません。
なぜなら、後世の創作である「ランスロット(ランシラス)」が登場するからです。
(普通にイメージされるランスロットとは大分違っていますから、後世のランスロットではない人物に、今生の潜在意識の脚色としてランスロットの名をつけたかもしれませんが)
 
しかし、実は「この本の内容が正しいか、正しくないか」はあまり問題ではありません。
前述のとおり、
「こういう性格をもって生れた女性が、このように行動し
 このように成長し、その結果このようにカルマを残し、
 それがこのように解消された」
という点が重要なのです。そこを読みとらなければ、この本を読んだ甲斐が無いでしょう。
「グイネヴィアの生涯の核をなす真実とは、
 内なる自己とおのれの感情を尊ぶべし、ということだ。
 そうすることで、ついには平安へと導かれるだろう。
 支配する力、外側のパワーに目を奪われていれば、
 孤独と欲求不満を抱えるだけだろう」
 
 
最後に付け加えれば
「過去世を知る事」は
「過去世を知る事により、スピリチュアル方面に目覚め、カルマが解消する縁」
を持った人にだけ必要なのであって、万人に必要な事ではない、ということです。
 
カルマの解消とは
ある意味「心が納得する」ことです
「納得する事により、心が解放される事」なのです。
ですから、その手段は、何も
「過去世を知る事」だけとは限らないわけです。

閉じる コメント(6)

顔アイコン

戦士の魂を持ちながら女性として生まれた彼女の人生は、武士の魂をもって生まれたというどなたかには、大変興味深いと思われます。

2011/1/20(木) 午前 6:12 [ 白亜森 ] 返信する

「「過去世を知る事」は「過去世を知る事により、スピリチュアル方面に目覚め、カルマが解消する縁」を持った人にだけ必要なのであって、万人に必要な事ではない、ということです。」
おっしゃる通りですねぇ^^

2012/3/31(土) 午前 5:59 cb2**atumot*t 返信する

顔アイコン

このブログをたんねんに再読されているのですね。ありがとうございます。

2012/3/31(土) 午前 6:35 [ 白亜森 ] 返信する

^^復習してます。
本当に 咀嚼し、肥やしにできるのは今からのような そんな気がしています。
ブログ一区切りも、真言も、同じことを促されている気がします^^
宗像教授異考録 やっと許可がでたようです

2012/3/31(土) 午前 7:34 cb2**atumot*t 返信する

顔アイコン

おお、それは素晴らしい。できれば伝奇考から(笑)

2012/3/31(土) 午前 8:32 [ 白亜森 ] 返信する

^^

2012/4/1(日) 午後 6:43 cb2**atumot*t 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事