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白馬ジャンプ競技場【公式】
長野県白馬村の『白馬ジャンプ競技場』公式ブログです。見学情報・ジャンプ選手の情報・日々の出来事等を提供していきます

書庫ジャンプ台を作る男達

第89回全日本スキー選手権(ノルディック複合)ノーマルヒルの雪面整備を振り返って。
 
2月27日(日)オフィシャルトレーニング&PCR(予備ラウンド)
午前中に行われたジャンプノーマルヒル終了後、晴天のために助走路の雪が融けるのを防ぐためにシートを使って日蔭対策を行ったが、風が吹き始め空が曇ってきたのでオフィシャルトレーニング前にはシートを撤去した。
シュプールの損傷は少なかったのでそのままの状態で液体窒素を散布して雪面を凍らせてからオフィシャルトレーニングを開始した。
オフィシャルトレーニングの1本目と2本目の間にも液体窒素を散布したがシュプールの溝の幅が若干広がった。この間の天候は曇っていたためにラウンド中の液体窒素の散布は行わなかった。
PCR(予備ラウンド)開始前も液体窒素を散布した。若干の風は吹いたが公平な状況の中でPCRを行うことができた。
 
2月28日ノーマルヒル
夜間の天気予報は「雪のち朝から雨」だったので、前日の午後8時から整備機を使って助走路のシュプールを削りフラットな雪面にしておいた。
しかし夜間の降雪はなく、3時頃から雨が降り始め4時の段階で気温は既に0℃まで上昇した。
5時から整備機を使ってシュプールを切ったが、カンテからT付近までは雪がザラメ状の氷粒になっており、シュプールの角がまったくできない状態になっていた。またシュプールの底もザクザクの状態でとてもジャンプができるようなシュプールを造成することができそうもなかった。
とりあえずコテを使ってシュプールの形を作り液体窒素を2回撒いて固めた。
テストジャンパーを飛ばせて状況を確認してみると、テストジャンパーの体重でシュプールの底はフラットになったが、縁は固まらなかったが底が押さえつけられたおかげでルールどおりの深さと幅のシュプールになった。しかしこの状態でトライヤルラウンドと本番を合わせて2本のジャンプを選手全員飛ぶことができるのか不安があったため、トライヤルラウンドをキャンセルした。
本番の前に液体窒素を散布し、選手の20人目、40人目の2回、シュプールの縁だけを液体窒素を撒いて縁が壊れるのを防いだ。縁だけに撒いたのはザラメ状の雪のシュプール内に液体窒素を撒くとその直後にジャンプした選手とその後の選手とでは助走スピードに大きな差ができる可能性があったためである。
結果としてはスピードにはほとんど差がなく、また風も無風状態、シュプールも壊れず大変平等な競技ができた。
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