苺小説 泥炭 / 電照とナメクジ
電照とナメクジ(49)
突然、その半分を口にして密かにいい思いをした山村が、前に緊張して語りだしたことを思い出し、
今度はにっこりとリラックスして、「姫様が、『心許せる善良な方に囲まれて、身分も外聞も気にせず、
心置きなく味わえるこの瞬間が最も幸せです』という言葉こそが、イチゴの全てだと思います」と
十五夜姫の言葉を繰り返しました。
「物心がついた頃から野山のイチゴに親しみ、それに因んで十五夜姫という名前まで冠せられた方。
その貴方が今、何気なく語った感想こそが、イチゴに魅せられた者としての結語だと思いました。
その言葉をお聞きして、改めて貴方が並々ならぬ方だと確信しました」
誕生日用に特別に装飾されたデコレーションケーキのイチゴを残らず平らげてしまった十五夜姫は、
前に、山村が『イチゴには独自のイメージがある』と述べた点を心
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