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白州町の食生活 昭和52年 餅

◇ 正月の餅
二八日か三〇日に餅搗(もちつき)きをする。九の餅はいけないといわれているので、二九日には搗かない。また、前沢では、二五日頃揚き始め、三〇日には搗きおわるようにしている。近所と共同で搗く家もある。のし餅は四角に切り、オスワリは丸く作る。正月一日〜三日は、雑煮や汁粉にして食べる。
◇ 栗餅(アンコロモチ)
栗とモチ米を半々にし、蒸した後搗く。これをアンコロ餅にして食べる。軽くておいしいという。
◇ キビ餅
精製したキビの実とモチ米を半々に混ぜて、蒸した後搗く。
◇ アズキ餅
アズキに砂糖を入れて煮る。それを搗きたての餅にくるんで食べる。
◇ ボタ餅
モチ米とウルチ米を半々に混ぜて炊く。炊きあがったものを丸めて、アズキのアンコをつける。他にキナコをつけることもある。また、アズキのアンコやキナコの代わりに、塩・砂糖で味付けしてすったゴマを付けて食べたりする。これをゴマボタ餅と呼んでいる。ボタ餅は、彼岸やトオカンヤ(十日夜)につくられる。
◇ アベカワ餅
夏の餅は、ふつうアベカワ餅にして食べる。この地区でのアベカワ餅は、最初に黒密をつけ、その後キナコを付ける。夏はアズキはいたみやすいので、おもにアベカワ餅を作つたという。盆やマンガアレに作った。
◇ コブ餅
ウルチ米とモチ米を半々にして炊き、それを搗く。
ウルチの粒がでこぼこになってコプのように見えるので、 コブ餅という。シソの葉。ゴマ・アラマメ・塩・砂糖・粉のり・クルミなどを入れて搗く。
◇ ヒジユウ餅
脱殻のときに、こぼれた米をよく洗い、粉にして粉餅をつくる。アズキアンコでくるんで食べる。
◇ カラミ餅
ダイコンおろしに餅を入れて食べるのを、カラミ餅という。
◇ カシワ餅
ウルチ米を粉にして、その粉で皮を作る。中にアズキアンコを入れる。五月節供につくる。
◇ 草餅
モチグサを混ぜてつくる。三月節供・八十八夜に作る。
◇ その他
生の大豆をすって、番油と砂糖で味付けし、つけて食べる。


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