こちら白州(はくしゅう)ほっと通信

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〔馬頭観音〕



(台ケ原)

下に石塔がある。これは以前は台ケ原から白須下にかけての坂がきつかったため、安全を祈願して建てたものである。



(白須下)

通称観音さんと呼ばれている石塔が数基ある。祭日は、三月の三の午の日で、三〜四年前まで白須下の馬を飼っている家が行っていた。各組に当番があり、三合枡に米を集めていたが、途中から二〇〇円の会費制になった。当番は、御神酒・菓子・団子を用意し、お札を刷って配った。以前蓮照寺の傍に貞安寺という寺があり、その寺で観音の祭りを盛んに行っていたのだが、焼けてしまい、現在は蓮照寺の往職がお経をあげている。また殿町のカミ・シモに庚申塔と一緒に馬頭観音がある。これは道普請の日の夕方(四月第二日躍日頃)に祭りをする。以前は初午に行った。シモの石塔のある場所に集会所があり、そこに集まって「南無十一面観世音菩薩」と書かれた織(のぼり)を立て、供物として御神酒とオダソスを供える。



(白須上)

新屋敷と呼ばれる地区の川沿いに、三〇数基ある。これは旧道にあったものを集めたもので、石塔や自然石に馬頭観音の文字を彫ったものや、観音像と彫ったものである。

馬頭観音というと馬、馬から足という関連から足の病気を治してくれると言われている。願をかけるときは、サラシなどの白い布にお経と日付を書いて石塔に腹かけをする。祭日は、春秋の彼岸明けの日(ホテ岸)である。新屋敷地区の人の他に、白須上の役員も参加して祭りが行われる。供物は御神酒・米・団子である。団子は組毎に、各家から二合五杓の枡で二つずつ、計五合の米を集め、それを粉にして作る。それらはハチに入れられる。祭の当日は、自元寺の住職が来てお経をあげる。その後にゴザを敷き飲食する。その際の酒代は幕張り当番が一〇〇円ずつ集めて賄う。当番は、新屋敷の各総が一年交代で行う。



(前沢)

チビッコ広場に石塔が祀ってある。砥園さんと一緒に祭りを行い、現在でも牛・馬を飼っている人がお参りをしている。



(竹字)

市原重次郎氏が、駒ヶ岳の頂上に祀ったものがある。これは以前坂が急だったため、馬の安全を祈願したものである。また、二月の初午の日に、長坂町黒田へお札をもらいに行った。



(荒田)

小林高郎氏宅が馬頭観音を祀っており、オカソノソサソと呼んでいる。先祖からの言い伝えとして、御神体に草がかぶると必ず家の中に厄が起こると言われている。

(上教来石)

通称、馬頭さんと呼ばれており、これは馬が犠健になった場所に作られたものである。また、田申文平氏宅の家の前方に馬頭観音が祀られており、これは馬の具合いが悪い時に拝む。さらにこの馬頭観音は、歯の神様でもあり、観音に患部と同じ場所に墨を塗ると治ると言う。

〔庚申〕

(白須下)

通称「お庚申さん」と呼ばれる庚申塔がある。これば「庚申塔」と書かれた石碑で流行神を除ける道の神様である。



〔金毘羅〕

(下教来石)

以前旗を持って、四国の金毘羅さんにお参りに行った。これには当番があった。

(大武川)

諏訪神社の奥を上った所に金毘羅さんの石碑がある。



〔九頭竜〕

(下教来石)

来福寺の墓地近くに堤防があり、そこに祠が祀られている。以前、下教来石の堤防が切れ、寺から小林源澄氏の家を中心に、通称金手の一四・五戸が流れる。その時、ヘビが横になって流れるのを防いだとも、また山津波の際に福井県の九頭竜川の神様を持ってきたとも言われている。以前祠は、現在の明治天皇の御休息の場所にあったと言われる。祭日は、四月三日で輸番制の当番が注連縄(しめなわ)を張る。以前は夜に祭りを行い、石積みといって、九頭竜様に石を二〜三つ積んで朝帰った。また三月三日にも祭りをして、朝には、堤防を積む重ねをする。



〔稲荷〕

(大武川)

蚕神の石碑などがある所の奥に稲荷を祀っている木の祠がある。以前、火事が多かったときに、キヅネか火事を知らせてくれたと言う。祭日は、八十八夜である。蚕神と一緒に祭をして、元旦にも参る。



〔砥園〕

(竹宇・ちくう)

村氏神である天神さんの境内にあり、道際より三つめまでの石祠が舐園さんである。祓園さんは米の神である。祭日は、七月一四日・一五日で、シカンを呼ぶ。戦前は祭日に、組み立て式の宮を組み立て、また子供相撲も奉納した。津島牛頭天王を祀っているものである。以前は、金色の御神体があり、青隼団が一四日の晩中盗まれないように番をしていた。また一四日の晩には、氏神の境内で馬八節などの盆踊りをする。

(前沢)

チビヅコ広場に祠がある。通称は「津島さん」と言う。祭日は、七月二四・一五日で、一四目の晩に前沢のみで提燈を燈し、お参りをする。



〔癌瘡神〕

(台ヶ原)

竹に刺したオシソメをサソダワラに刺し、屋根の上にあげる。これは、庖瘡が無事に済むようにと言う、まじないである。上教来石では、子供が庖瘡にかかったとき、またうえ疱瘡のときにするもので、サソダワラに赤い紙をはさんだ竹を三本刺し込んで、屋根にあげる。



〔歯の神〕

(台ケ原)

歯が痛むとき、割りばしですだれを作り、歯の神さん(地蔵)の首に掛け、願かけをする。またお茶を持って行き、供えると痛みが治ると言う。この地蔵は、以前、ミカゲサンのあった場所にあったのだが、現在は、共同墓地の入口にある道祖神の所へ移動している。

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はじめまして。興味があるブログだったんで初コメントさせて頂きます。私もブログ書いてますが、おかど違いだったら申し訳ございません。また見に来ます、よしなにお願いします。

2008/4/19(土) 午後 8:18 [ 新川 すぐる ]


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