|
白州町の民族 結婚式の手伝い
『白州の民族』東洋大学民族研究会編 昭和52年度調査報告より
〔結婚式の手伝い〕
【菅原・鳳来地区】
菅原・鳳来地区では、結婚式のとき親分・子分関係を結び、仲人とは別に親分をたてる。ブラク・時代によって親分一組たてるか、男親・女親二組たてる。ウチ親といって自分の家が親分格であるときは実の親をたてることもある。
【台ケ原】
台ケ原では、結婚式の手伝いは組単位で行う。夫婦二名が手伝い
に行く。
【白須上】
白須上では、結婚式の座頭は血縁関係の濃い順に上座から座り、披露宴では血縁の薄い者が下座に座る。婿と嫁の両隣には三・三・九度がすむまで仲人が座る。披露宴になると親分が並んで座った。前座は隣組の人が出席し、本膳まで嫁は親分の家で待っている。また他の組は各組から二名のオシウバンが受けもち、下座に座る。
【下教来石】
下教来石では、結婚式の手伝いは組単位で行い、他の組でもシンルイは手伝いに来る。組の人は他の人と差をつけて贈答品を贈る。
|