サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

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 既報の北杜市白州町横手の「駒の松」「横手の一本松」がマツノザイ線虫により、松枯れを起こしに百年余の人生を絶った。この松は貴重であり、山梨県指定文化財でもあった。私は家が製材業であり、伐られた樹木を毎日相手している。従って枯れた木材が適材でもある。
 しかしこの松は施主の同意を得て、行政伐採をして、上部は処理場で粉砕。根の上部は施主が記念に厚み30cmくらい切断して保存。私は伐られた時は忍べず、切り取られた後に訪れた。その後も一週間に一度は訪れ、風化と腐食それに虫害状況を観察した。
 夏を過ぎ秋になると、根の上部の樹皮と木材の間に無数の「マダラカミキリ」の幼虫を見つけ、樹皮を剥すと想像以上に虫害が進行していた。
 そこで施主の了解を得て、根を掘り起こし、文化財指定は切れても、立派な文化財でもある「根部分」を保存展示しかも虫の生息状況を確かめることにした。
 
 驚いた。直径3mもある根の部分が前面虫害にあっていてしかもそれこそ無数の「マダラカミキリ」の幼虫が生息したのだ。
 私はかねてから、現在の虫害赤松の薬剤処理方法や、作業の間違いを指摘してきたが、得に根の部分は地中でもあり、日の目に触れない。しかし多くの虫害赤松の根の箇所は必ずマダラカミキリが生息している。特に2年くらい経た根の部分は、虫が食した木屑が山盛りになっている光景も目にする。
 多くの虫害材の多くはすでに地中根も虫害に犯されているのであって、いくら上部だけ処理しても一向に効果が上がらない大きな要因となっている。

 この考えが的中した。写真をみていただきたい。
 虫はかわいそうだが焼却処分した。

 この根は「白州道の駅」に来客と町民の交流ステージに変身させ、後世に残していくために数ヶ月を要して磨き上げる。しかし樹皮を剥せばカミキリが転げ落ちる。

 また直根を切り離すために、地中2mでもぐってチエンソーで切り離す作業は想像以上の困難を伴い、私も始めて寝転んでの作業であった。
 
 現在の赤松に対する安易な薬剤虫害処理。それがいかに形式であって、実効伴わない作業であり施策であることも多くの人に理解していただきたい。

 今回すべて虫を駆除した。もしこの作業が無かったら、数百数千が来春飛び立っていくところだった。
 しかしこの松をこれから磨くことができる栄誉と苦痛が交差しながら時は過ぎてゆく。

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はじめまして、ゆめと申します。
今回は、残念でしたが、次回のために、よろしかったら覗いてみてください。
松くい虫対策についてのデーターがありましたので、紹介させていただきます。

EM研究機構…goo検索

EMデーターベース…クリック、EM研究機構の報告書…クリック、
EMによる松枯れ防除…クリック

・はじめに ・松枯れの本当の原因とは!? ・EMによる効果
・EMによる松枯れ被害の対処 ・EMによる処理方法 ・処理の時期
最新の事例・・・「平安郷」、「小名浜カントリークラブ」、及び「特別史跡無量光院跡」
参考資料 緑化と微生物〈連作障害〉琉球大学農学部教授 比嘉照夫

2008/11/25(火) 午後 10:04 *ゆめ*


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