サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

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糸魚川・静岡構造線とは
<『活断層 自身のなぞを探る』金子史朗氏著昭和54年発行より>

何本かの断層の集りで、長さ二五〇キロメートル、S字形に本州を横切る。断層帯をつくる一つ一つの断層の性格や変位量、地質時代はまだ不明な点が多い。いずれにしても断層帯のしめす総体的な効果は、明らかに日本アルプス側を高めている。断層帯にそって松本平.諏訪湖などの内陸断層盆地の発達していることも、大きな特徴といってよい。
たとえば青木湖や木崎湖など仁科三湖の西縁は、屏風のごとくそばだつ断層崖で、山麓の断層は湖成堆積物・信州ローム火山灰層や土壌層を切断している。仁科三湖の東側も、また松本平の東縁も、低いがみごとな南北性の断層崖である。これらの盆地は第四紀中頃(フイッツション・トラック法によると地質年代は約六〇万年前)には、およそ現在の輪廓が生じていたといわれている。断層をともなう盆地側の本格的沈降と周辺山地の隆起とは、第四紀に入つてから進行したものである(図23)。
盆地の誕生前には、西のアルプス山地から東流する河川があつた。というのは大町市の東方に海抜一○○○メートル級の中山丘陵があるが、この丘頂には東流する河川のはこんできたアルプス起源の花騎岩や、チャートなどの直径一・ニメートルといつた巨礫がみられるからである。地質学的にはそう遠くない日のエピソード----松本平の陥没はつい昨日の事件だつた----を十分語っている。
諏訪湖もまた両側を断層で囲まれた、完全地溝である。断層は河成段丘.扇状地.崖錐を切った活断層である。その食い違い量は湖盆を取りまく山(断層崖)の高さプラス湖底での基盤の深さだが、湖畔での掘削では地表下三七一メートルで基盤に達していない。したがつて落差は少なくとも八○○メートル以上ある。
この断層起源の大湖水は土砂で埋没して、いまは水深数メートルにすぎないが、八ツ岳
ができる以前、古釜無川を通じて東へ排水されていたのではあるまいか。いまは八ツ岳の
巨大な火山錐が裾野を南へひろげ、三〇〇〇メートルの赤石山脈の断層崖との間に、釜無
川の隘路をつくっている。この谷も空中写真で示した(六一頁)ように、二、三列の活断層に規制されて異常に真っすぐのびている。
 確かに火山放出物・湖成層・段丘を切って、ときには水系や小丘縁に数十メートルの左ずれの食い違いを与えている。
赤石山脈側では離の湯や青木鉱泉が、断層破砕帯にそってならび、断層上で水系.山脚に系統的な数十〜一○○メートルの左ずれ屈曲がいちじるしい。地質上の糸魚川・静岡構造線もまた三キロメートルほどの左ずれの食い違いがあるが、これは断層の南北での結晶片岩の分布上の位置のずれから推定されたものである。
しかし糸魚川・静岡構造線の南部では、それは数十キロメートル以上もあるという意見もある。もっともS字形をえがく糸魚川・離岡構造線の中で、中央の約三分の一の区間(塩尻―韮崎間)は、水平(左横)ずれが著しく、活断層の特徴が目立つ。
それにしても歴史時代いらい、糸魚川・静岡構造線が地震活動の上で静かなのはどうしてなのだろう。近い過去に大活動期があったのだろうか。文献上、承和八年(八四一)に信濃の国府-松本地方に・大地震(M六・七)があったという。その後、姫川地震(一七一四年、M六.四)、つづいて大町地震(一九一八年、M六二)まで、たいした活動の記録はないのである。しかし鮮明な活断層の発達からみて、釜無谷を要注意地域の一つに考えることでは、犬方の意見が一致するのではないだろうか。

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東日本大震災:太平洋プレート、内部で力の向き変化 大地震発生しやすく−−海洋機構観測

東日本大震災後、宮城、福島両県沖の太平洋プレート内部にかかる力の向きが変わったことを、海洋研究開発機構が観測で初めて突き止めた。
プレート内で大地震が発生しやすい状態になった。

東北地方は北米プレート上にあり、その地下には太平洋プレートが潜り込んでいる。大震災は両プレートの境界で発生した。

震源は深さ10〜40キロに分布し、ほとんどが左右に引っ張り合って断層がずれ落ちる「正断層型」と分かった。

震災前の観測では正断層型は深さ約20キロまでで、それより深い場所では逆断層型だった。

この変化の影響で、地殻の割れは通常深さ20キロ付近で止まりプレート内地震は大地震になりにくかったが、今回の変化で40キロまで割れが到達可能となり、マグニチュード8級の大地震が発生しやすくなったという

2012/1/31(火) 午前 7:11 [ 中国韓国の原発リスク ]


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